湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番

2009年05月15日 | 北欧・東欧
○作曲家指揮コロンヌ管弦楽団(REMINGTON)LP

これはCD化していたかどうか記憶が定かではない。作曲家エネスコ一番の「当たり」作品で現在も頻繁に演奏される。前座プロとして丁度いい長さと客受けする民族舞踊的要素を兼ね備え、前衛性は2番に比べて皆無と言っていいか。コロンヌでピエルネが初演したのではなかったか、だからこれは初演団体による自作自演ということになる。エネスコは民族色全開で荒っぽい音を出させ、ラフになるのも厭わず、しかし娯楽性を煽る方向にも行かず真面目な態度で感興を引き出そうとしているかのよう。このLPは何度か組み合わせを変えて再発され(1,2番ばらばらでもあり)、他レーベルにても再発されている。

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