コッポラ指揮グラモフォン交響楽団(lys他)1929/9パリ・CD
ルーセル、オネゲル、ラボーとの組み合わせというさすがにスキモノしか買わないようなCDだがSPではすでに何曲か聴いていたのでその耳で未聴のこれを聴くと、板起こしの段階でパワーダウンしてるところはあるんだろうなあ、というところ。だがしかしフローランのロマンティックで稀有壮大な音楽はsp向きではないし、この曲はそうは言ってもとくに前の方は典雅な雰囲気もあるので、逆にそういう空気を醸すには音がこもりすぎている。あくまで記録として(自作自演を除けば初録音だろうか)、何でも振る職人指揮者のレパートリーのひとつと捉えるのが良い、というところだ。
ルーセル、オネゲル、ラボーとの組み合わせというさすがにスキモノしか買わないようなCDだがSPではすでに何曲か聴いていたのでその耳で未聴のこれを聴くと、板起こしの段階でパワーダウンしてるところはあるんだろうなあ、というところ。だがしかしフローランのロマンティックで稀有壮大な音楽はsp向きではないし、この曲はそうは言ってもとくに前の方は典雅な雰囲気もあるので、逆にそういう空気を醸すには音がこもりすぎている。あくまで記録として(自作自演を除けば初録音だろうか)、何でも振る職人指揮者のレパートリーのひとつと捉えるのが良い、というところだ。