湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ラヴェル:スペイン狂詩曲

2011年02月23日 | ラヴェル
○ベイヌム指揮ACO(放送)1950年代半live・着任25周年記念盤

オケが迫力で、そのうえ精度の落ちない集中力が素晴らしい。録音がそれなりでしかないので細部は不明だが、ミスはまったく聞き取れなかった。力強くリアルなベイヌムの指揮は中欧的ではあるがラヴェルから離れた音楽にはなっていない、ミュンシュほどの色彩感やケレン味は無いものの、直裁な表現によって同等の感興をもたらす。あっという間に聴けてしまう録音。○。

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7 Comments

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スペイン物 (サンセバスチャン)
2011-02-23 15:53:06
実はラヴェルやドビュッシー、それ以外の人の作品でもスペイン物が苦手です。当時の流行もあるんでしょうか。シャンソンでもスペイン物のジャンルがありますね。ドビュッシーだとケルト物も多いですね。
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同じくです (管理人)
2011-02-24 12:28:27
フランス南部以外の南欧音楽は旋律が強くて苦手です。スペイン風は確かに流行で、中でもラヴェルはスペインの血も入っていたせいかすごく没入していたみたいですね>参考>http://d.hatena.ne.jp/mereco/
道化師の朝の歌も苦手な曲ですが、あれは旋律よりリズムと特殊?奏法が中心なのでまだ聴けます。パヴァーヌもスペイン起源の舞曲ですね。

ドビュッシーのケルトは、オリエンタリズム傾倒の延長線上であるような気もします。
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どこに載ってるのでしょうか (サンセバスチャン)
2011-02-24 13:21:31
クワイ川鉄橋とかタイガーテンプルとか面白かったのですが、ラヴェルのスペイン趣味はどこに載っているのでしょうか。
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間違えました! (管理人)
2011-02-24 14:06:15
あとでコメント追加します笑
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URL修正 (管理人)
2011-02-24 15:16:19
http://homepage1.nifty.com/PICCOLO/P-2-50.htm
こちらです(情報はほとんどありませんが)
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ありがとうございました (サンセバスチャン)
2011-02-24 15:57:03
LP時代に、ミュンシュ・パリ管のものは第3曲で面替えになったので、特に3曲目はなじみが薄いです。『祭り』はダフクロに続いていたので良く聴きました。ラヴェルのスペイン風音楽は、あくまでラヴェルの頭の中にあるスペインなので、苦手というほどではありませんが、本物のスペイン音楽だと、理性よりも本能的な部分を感じてしまいます。宗教裁判が最後までおこなわれた国ですから。聴く前にすでに怖がっている自分がありますね。ユーラ ギュレの弾くグラナドスなんて腐りかけたような美ですね。ピレネーの向こうはアフリカだったという言葉は誰が言ったのかわすれましたが、同感です。
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ワンパターン (管理人)
2011-02-24 17:56:44
私はラヴェルのスペイン風の作品もそうですが、どれもどことなくワンパターンの感じが苦手です。それをリズムと旋律で強引に持っていく感じが。。クラシック楽器よりもギターなどに適しているなあと思います。歌もまるきり違いますよね。実際書法上も異質なのだと思います。
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