湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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<銭湯日記>新呑川湯(京急蒲田)白湯銭湯 <人工>炭酸泉、シルク湯、ラドン湯

2020年02月19日 | 東京温泉
北糀谷・大森南エリアはJR蒲田側の住民からすると行きにくいです。一度羽田手前まで歩いたコースを載せていますが、JR蒲田からキネマ通りを過ぎたあたりになってくると、町工場エリアで黒湯もいくつかあり活気は認めますものの、他のエリアからわざわざ来て憩う要素は少ない。新呑川湯は温泉はありませんし、名前は通っていますが最近リニューアルするまではモチベーション的にもちょっと行きづらいところでした。今回行ってみると地元感が強く、しかしそれだけじゃなくて余所行きのビジネスマンがいます。空港からここまで来ているのでしょうか、工場の関係でしょうか。客層が独特だなあと思いました。このへんは怖い人もくるけど特に干渉はない。
呑川新橋たもとにあったからの名前でしょうか。今はマンション銭湯です。玄関・共用部と脱衣所はピカピカのリニューアル銭湯でした。でも浴室はたぶん、古いものを残したリフォームですね。これは常連のついたお湯ではたまにあるというか、古いもの(タイルとか一部構造)をわざわざ残したんだと思う。といっても裏の設備も最新に入れ替えた、というわけでもなさそうです。比較的広い浴室は硝子の温室が二か所区切られています。小さいほうはラドン泉。二人ギリギリ入れるくらいの四角浴槽と段椅子。手すりを握ってビリビリ。ああ、電気風呂と兼用です。これではラドン(ラジウムが安定したやつ)の効果もわからない。さほど強くないしパルスのように強弱つけられていて、手を入れなければ身体だけだと平気でした。浴槽内に丸い排水口のような穴があり、この中に鉱物があるのか、エキス式なのかはわかりません。とにかく電気はわからない。高濃度炭酸泉は1000ppm以上というから最新式かと思いましたが、浴槽の床に埋め込み式のメタルなやつでした。古風ですが今でも売ってるのだろう。くたびれた設備のように炭酸の大泡が漏れてしまうことはなく水流が噴出しています。でも肌にすぐ泡がつくような感じはありません。湯温が高いのがその理由の一つかもしれない。また、リニューアル時にシルク湯とバブル白湯とこの炭酸泉を仕切らなかったようで、横に逃げて行ってしまってる可能性もあるのかもしれないです。でも長く入ってれば泡は着くかもだし、そもそも泡がつかないとこもあってこのへんはよくわかりませんが、ちょっと熱いなとすぐ出てしまったのでわかりません。。

メインは大温室となっている半露天風呂です。熱めのバブル白湯大浴槽が、ガラス入り天窓の下に横たわっています。たまに見る浴室内屋根があり、ここは瓦屋根の和風。暗くなってしまいますが1/3は屋根からはずれ青い空を見上げられます。もともとこの壁の向こうの小さな水風呂とつながった大水風呂だったらしい。私はサウナも水風呂も使わないのであまり関係ないですが、あてにならない温度計は水風呂は16度。だいたい東京の井戸水の水温はこのくらいです(季節や場所によりもっと高い)。洗い場にパーテションで区画したいくつかがある。稲荷湯でしか見たことがない。まわりに水を散らさずに済みます。11:00-金休
地域のカラーってあります。リニューアルしても、大田区の銭湯だ(川崎にも似る)。
これだけじゃなんなので、蒲田(雑色だけど各停がめったに来ないので歩いたほうがいい)のヌーランドまで。ここの露天は最高だ。黒湯使い放題だ。今日は透明度低い、4センチ?すごい黒湯のトロンとした匂い。混んでるけど階段のある露天風呂は、常連高齢者が来ないのです。

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