湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ドヴォルザーク:交響曲第7番

2012年06月28日 | 北欧・東欧
○セル指揮クリーヴランド管弦楽団(DA:CD-R)1967/10/6live

正規化されたかは知らない。このウラ青だとノイジーでかすれもあり聴きづらい。セルはドヴォルザークとなると異様な熱気を発する。血のなせるわざか、クリーヴランドの弦が速さについてけなくなるギリギリまで直線的な流れを作り音楽を盛り上げる。曲がかっちりと、かつ簡潔にかかれているのでけっこう全パート手の抜けない感じなのだが、その意味ではさすがクリーヴランドと言える。全編聞き所といっていいが個人的には1楽章と3楽章、トスカニーニの再来かと思わせる統制ぶりが心地よかった(もっとリズミカルだが)。○。

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