1000円もしないこのパート譜、よく見たらヴァイオリン曲がもう一曲ついてる・・・・あれ、昔コピー譜しか使えなかったころにはなかったよね・・・・
譜面見るといかにもサティ。おもしろそう。でもやっぱ音聴いてからじゃないと怖いよなあ、誤解しそうで。ピアノ譜どっかいっちゃったし。
しかしこれとほぼ同じ薄さのフランセの弦楽トリオのパート譜、4300円でございます。さすが著作権。
※2007年の記事です
譜面見るといかにもサティ。おもしろそう。でもやっぱ音聴いてからじゃないと怖いよなあ、誤解しそうで。ピアノ譜どっかいっちゃったし。
しかしこれとほぼ同じ薄さのフランセの弦楽トリオのパート譜、4300円でございます。さすが著作権。
※2007年の記事です
彼の夜想曲を思わせる美しい曲で、もっと演奏されればと思っていましたが、やはりもともとが未完成の曲なのか、中々録音されて無い時期が続きました。今では2つほど録音が増えていい時代になったと思いました。
ところで、左右に見えるものには実はオーリッジが発見したもう一つの楽章がありますが、このパート譜に入っているのでしょうか?
原盤は持っていないので、Spotifyで聴いたのですが未完成丸出しで、完成度はあまり高くないです。とはいえ、ワーナーの全集に収録してほしかったです…。
http://imslp.org/wiki/Choses_vues_à_droite_et_à_gauche_(Satie,_Erik)
以下Wikipedia
The unused chorale in G Major was discovered by Robert Orledge and first performed by him with violinist Helen Sanderson at the University of Exeter on May 29, 1987.[11] It was published under the title Autre choral in a new performing version of the Choses vues, edited by Orledge, in 1995.
これ、ドビュッシーで知られる一連の補筆完成・発掘プロジェクトの一環でやったんですね。「使われなかった」とありますから、破棄されたものじゃないでしょうか。オーリッジ氏の底知れぬ財力と実行力…!(ざっと見ても曲集からは排除され別の曲として録音されているようです。権利もあるんでしょう)
今後も新たな作品の発見に期待したいです。