湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲

2011年02月02日 | ドビュッシー
○ジャッキノー(P)フィストゥラーリ指揮ウェストミンスター交響楽団(naxos他)1951・CD

一度CD化しているらしい。今はweb配信されている。この組み合わせで近現代協奏曲が集められているが(オケは異なる)、正直最も古くロマンチックなこの曲が一番しっくりくる。奏者もやりやすそうだ。起伏も大きくスピードもあり、みずみずしい曲をみずみずしく仕上げている。イギリスらしいというのか、木管や弦楽器の音色が軟らかく透明で、そこにピタリとマッチしたピアノもまた美しい。けして録音状態はよくないが、曲構造が非常に見え易く、理解にもよい。和声面の新味は強調されないが、この時期の曲ならべつに構わない。○。
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