○シシュロフ、バラショフ、ガルコフスキー、コルチャギン(ショスタコーヴィチ四重奏団)(MELODIYA)1978
LPにはショスタコーヴィチ弦楽四重奏団の表記は無い。録音がややモノラル期の音に近い凝縮された感じゆえ現在の同楽団のイメージとは少し違っている。生真面目で集中力の高い抽象的な演奏である。曲がそうなのだが民族的な側面が音色にはあらわれているものの、とくに2楽章以降は効果音的音楽の哲学がやや生々しい人間的な演奏方に傾いている。それでも非常に密度の高い中途半端ではない演奏といえる。○。
LPにはショスタコーヴィチ弦楽四重奏団の表記は無い。録音がややモノラル期の音に近い凝縮された感じゆえ現在の同楽団のイメージとは少し違っている。生真面目で集中力の高い抽象的な演奏である。曲がそうなのだが民族的な側面が音色にはあらわれているものの、とくに2楽章以降は効果音的音楽の哲学がやや生々しい人間的な演奏方に傾いている。それでも非常に密度の高い中途半端ではない演奏といえる。○。