湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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2019/12/26日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ34(大手町・鎌倉橋→湯島天神→不忍池→鴎外温泉※閉業→根津駅)文章修正

2019年12月29日 | 東京温泉
上野エリアに残る最後(じゃなかった、ネットのデマでした)の黒湯温泉(天然温泉)、東京都で初の温泉認定された水月荘の鴎外温泉に行きました。そばの黒湯が黒湯じゃなくなったというネットの書き込みを目にし(デマでした、別記)、源泉が枯れた可能性があると危惧し、実はそんなに嫌いではない銭湯でない価格帯のここを訪ねたわけです。出発点は東京大空襲はじめの機銃掃射跡が生生しい鎌倉橋。大手町から神田に向かい、秋葉原を右遠目に昌平橋(左に昌平坂(御茶ノ水方向)&湯島聖堂)、左目に神田明神の高台を見つつさらにまっすぐ行くと程なく不忍池に行き着きます。その手前が湯島エリアで左手に湯島天神。その下のあたりに古い花街ぽいエリアと歓喜天(心城院、以下エキブロ過去日記参照)
詳しくはこちらのブログを参照としてさらに不忍池左手(右手でもいい)をまわって根津を向いて行くと、上野公園の高台下に森鴎外旧居跡(おそらく復元された居宅が中にあり)と敷地内に出たという黒湯を使った温泉があります。




















なんでしょうこの保護されている石。

















神田明神の東側は壁のようになっていて、縁や階段は初日の出の名所の一つだった。とくに明治時代は繁華だったようです。エキブロの昔の日記より。


































































すでに受験生が跡を絶ちませんでしたよ。
都指定の銅鳥居が江戸以前の趣を伝えてます。

















なんと築造から修復毎度につきお金を出した人の名前が細かく刻まれていて全部追えます。結構面白くないですか。

瓦斯燈を横にした男坂(本殿向かって右手の東向きの坂)ですがこの鳥居風景は幕末明治初期に浮世絵や初期写真で湯島天神を撮るときに対象となった名所で、神田明神同様遮るもののないご来光を見られる場所でした。女坂は左に九十九折で小さな梅林中にあり、大して大きくも離れてもいないです。古写真対照などは最初のブログリンク先参照。
井上安治は典型的な写真構図。鳥居の位置も違いますが瓦斯燈は鳥居外にあります。今のものは復元。青硝子が印象的。




明治初期。










歓喜天があります。心城院という名前です。こちらも最初のブログリンク先をどうぞ。




































































こちら建物内部は宿泊者以外有料。


























左が温泉。右が真水。確かに白湯とは違う。ほっとしました。(お茶が無料と書いてるとこもありましたが冷水のサーバーでしたよ)











鴎外温泉(水月ホテル鴎外荘)

黒湯じゃなくて驚く。ほんの僅かに褐色が混ざるが暗い浴室ではわからないし、これを確かめるのに右往左往した。近くの黒湯が無くなってると聞いていただけに。。杞憂だった(成分表に既に透明旨かいてある)。とろっとした泉質で、黒湯は色じゃないことをわからしめる。年季の入った漆檜風呂では肌触りが混乱するが、確かに温泉であるようだ。じわっと体が温まるし、ホテルの風呂の範疇を出ない広さだが東京で初めて温泉認定されたとこだそうで、泉質を好むひともわりといるらしい。多少高くついたが(クーポンがあるらしい、千円引きもある)、一時間いた。貸切状態。十分だ。森鴎外居宅(復元?)も中に保存されており外からならよく見られるので、時間はかかった。舞姫石碑もあり。居宅の中の観覧は有料、もしくは宿泊者のみ。風呂の時間は2種類書いてあり混乱するけど、朝と昼夜で男女入れ替えの檜風呂もしくは大理石風呂、朝は早くに終わってしまい、午後は3時から入れ替えと考えておいたほうがいい。


道のままほぼまっすぐ進めば根津駅。おしまい。








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