○ゴロワノフ指揮ソヴィエト国立放送交響楽団(MELODIYA)1949
CD化もされた1、3楽章と別に収録されたもの。録音が良好でゴロワノフの真実により近い生々しいものを聴くことができる、としておこうか。分厚い管弦楽を駆使し重厚な響きをうねらせてゆくが、ライヴ的な乱れはなく均一な音量・厚みが保たれ、メンゲルベルクに近い芸風のように感じる。楽章が緩徐楽章なだけに爆発的ではないが、雄こんで感傷に沈潜しない表現はガウクなどにも共通するロシア的な男らしい解釈と言っていい。比較的クリアなゴロワノフは珍しいので機会があれば。
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!

TREview『音楽・映画・テレビ』ブログランキング
CD化もされた1、3楽章と別に収録されたもの。録音が良好でゴロワノフの真実により近い生々しいものを聴くことができる、としておこうか。分厚い管弦楽を駆使し重厚な響きをうねらせてゆくが、ライヴ的な乱れはなく均一な音量・厚みが保たれ、メンゲルベルクに近い芸風のように感じる。楽章が緩徐楽章なだけに爆発的ではないが、雄こんで感傷に沈潜しない表現はガウクなどにも共通するロシア的な男らしい解釈と言っていい。比較的クリアなゴロワノフは珍しいので機会があれば。
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!




TREview『音楽・映画・テレビ』ブログランキング