心理セラピストのひとりごと

『象徴的イメージ統合療法』という心理療法を行っています。日々の中で感じたことを書いていこうと思います。

過去のメルマガから⑮『ハートを開いて、周りとの調和・共生に意識を向ける』

2019年08月26日 | 思うこと
閲覧が出来なくなっている過去のメルマガの記事の主要なものを抜粋して載せていっています。今まで一部の人にしか話していない、伝えることを躊躇していたものもいくつかありますが、このブログでも公開しようと思い立ちました。


ただし、前に書いた文章ですので、今の私の表現とはもうすでに違っているところもありますし、補足、追加したいところもありますから、その部分については加筆しています。


今回で、「過去のメルマガから」の連載は終わりです。


よろしければ、お読み下さいませ(^_^)

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メルマガ しあわせに生きるための「トラウマ心理学」
ハートを開いて、周りとの調和・共生に意識を向ける2019年3月

人間には「欲」があります。人間の本質的な欲は、「食欲」「性欲」「睡眠欲」だといわれていますから、これは生物として生存するために必要なものです。しかしそれが「我欲」となると話は別です。


我欲である「我だけ、自分だけ」になってしまうと全体との共生ができなくなります。一番大きなところでいえば、自然との共生感覚を持つことができなくなるのです。そうなると、人間は大自然にとって地球にとって、いない方がいい邪魔な存在となってしまいます。これは、今の自然環境に対する人類の行動を振り返るとすぐにわかることだと思います。


我々一人一人が共感すること、共有すること、共生することの重要性に心から気づき、そうするように行動することがこれからの時代の人類に求められていることを感じています。


そしてここには隠されたところで、人間がより良く変わらないようにする(本来の共生、共感の感覚を取り戻さないようにする)ための意志も別のところから働いていることを感じています。


世界は、一部の特権階級である超々富裕層によってコントロールされ支配されています。


超々富裕層。それはヨーロッパの王侯貴族をはじめ、銀行というシステムを手中にしたロスチャイルド、石油を手にしたロックフェラーなどを中心にして、その傘下にある企業や軍部および武器製造会社、それに関わる産業の集団である軍産複合体、そして、世界中の多くの人を顧客に持つ今や誰もが知っている会社のトップたちのことです。

(ここでは詳しく書きませんが、除草剤のラウンドアップ[素はベトナム戦争で使われた枯れ葉剤]や遺伝子組み換え作物を造っているモンサントもこの中に含まれ、世界の食物のコントロールをしようとしています。日本の種子法撤廃はここからの圧力のようです)


実は、世界から戦争が完全になくならないのはここに原因があります。戦争で大金を手にしようとするこういったグループが存在しているのです。


元々は古くから存在するこの超々富裕層が、他の99.99%の大衆を洗脳し、支配コントロールしてきたのが今までの時代です。


そしてこれは、産業に関わることだけではなく、学問、教育、医療など我々の一般生活にも深く関わっている分野にも及びます。


洗脳のための一つの手法は、医療でいえば内科、外科、循環器科、脳神経科、心療内科などと人体をバラバラにして扱うことで、生体としての全体性を観ないようにさせるというやり方です。全体を観て本当のことに気づけば、洗脳から外れられてしまうからです。


バラバラにすればつながりが観えなくなるので、根本的な治療も出来なくなるのは極々当たり前のことで、少し考えればすぐにわかることですが、現代医療はそのようになってしまっています。


それはまた、心理の世界においても同様です。発達心理学、社会心理学、行動心理学、認知心理学など心を統合した一つのものとしてではなく、それぞれの特質に特化して分けてしまっています。これが一番大切なところが観えなくなる、わからなくなる、全体性を見失ってしまう根本原因です。


人間の体も心も、「定点観察」(ある事柄を時間軸にそってずっと見続けること)で時間をかけて全体をじ~っと見てしっかりと観察さえしていれば、何がどのように影響して根本原因が何か、どのようにすれば本来の状態に戻るのかが必ずわかります。時間はかかりますが、実はそれは何も難しいことではないのです。
(超々富裕層グループは人間の体についても心についても、何が本当のことかをもうとっくの昔ににすべてを把握しているはずです)


私は心理療法の現場の中で、定点観察を22年間徹底的にすることで、心のこと、トラウマのことについて、その根源的なことがすべてわかりました。


それから、超々富裕層は情報(インテリジェンス)の扱い方にも長けています。その傘下にあるテレビ、新聞、マスコミなどはコントロールされた情報(インフォメーション)しか与えなくなっているのを感じます。


テレビ(地上波)のコメンテーターとして呼ばれたことがある人がいっていました。『テレビの情報番組では台本があって、プロダクションに所属して台本通りのコメントをすれば、出演料にゼロが二つプラスされる』のだそうです。


例えば大学教授という肩書きの人もそれぞれプロダクションに所属していて、局側が作った台本通りの発言しかしていないそうです。そうすれば、数千円~数万円の出演料が数十万円~数百万円になるということです。


このような情報操作、洗脳に関するプログラムは存在し、様々な分野にも及んで今も世界中で行われているようです。


それは、人類が当たり前のものとして認識しているが、実は洗脳されているというものもあります。その一つに「お金」があります。


世界中で使えるお金は大変便利で有効なものですが、人類は過剰にお金に依存していて、お金をたくさん所有することだけが幸せなことだと洗脳されてしまっています。


また、お金という「経済」も株価とか為替とかの刻々と変動するお金の流れによって大きく左右されるものとなっていて、一つ流れが大きく崩れると、世界全体が破綻してしまう危うさを伴う不安定なものに世界は依存しています。


そして、世界中の国々にある「中央銀行」は、驚くことにその国の政府が所有している政府機関ではなく、一つの会社、法人なのです。


日本銀行は「日本銀行券」としてのお札を発行したり、国の預金を受け入れ政府の資金を管理していますが、政府の100%の持ち物ではありません。資本金の45%は政府以外の人が出資しています。


その人たちには株式に相当する出資証券が発行されジャスダックに上場され株式に準じて取引されています。そして、国に関わるものなのに誰がたくさん所有しているかは公表されていません。


建前としては、時の政府による運営への影響を受けないようにするために、わざわざ政府から独立した存在にしているということになっていますが、色々と調べてみると、銀行や中央銀行には不可思議な仕組みがたくさんあることがわかりました。


アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関であるFRB(連邦準備理事会)にいたっては、合衆国政府は連邦準備銀行の株式をまったく所有していません。


この銀行というシステムの権利を手にし、中央銀行制度を広めたのがロスチャイルドだといわれています。


また、お金というもの自体に目を向けてみると、お金はある意味自然の法則に反しているものだといえます。


本来の自然から発生しているものはすべて、置いておくと劣化していくのが自然な状態ですが、お金は銀行に入れて貯めておいても劣化もせずなくなりもしません。逆に少しずつでも増えていきます。


だから、過剰に蓄えるという自然界の中では起こりようのないやり方が普通になっています。【このことからも劣化する、価値が下がるという自然な流れを採用した地域通貨という概念、システムが発生しました。そして、現行のお金については、その価値や流れが一端よくなったと感じたその後、今までに無いほどに激変していく時期が来そうです。お金に限らず、戦後に構築された世界が壊れる(壊される)時だと思います】


自然は循環して常に流れていくことでバランスをとっているので、このような特性のお金に人の「我欲」が結びつくと、自然な状態からかけ離れてしまうということが起きてしまいます。


何事においても理想的なモデルは、根本的に自然界の流れ、自然の法則に沿っているものがベストだと思います。


短絡的な発想になりますが、今世界でお金によって様々なものが流通しているのであれば、お金がなくても流通するということになります。お金が絡まなくても、流通する物とシステムは今の時点で現に存在しているからです。


我欲の根底には、『トラウマ』から来る「不安と恐怖」、過剰な「安心感のなさ」が存在します。そのために、心の奥底を満たそうとして際限のない所有へと人々を駆り立てているのだと感じています。


人間の我欲、所有欲や不安、恐れがなくなり、一人一人の心の中に深い安心感と喜びが満たされたならば、誰か一人だけがたくさんの物を手にしようとすることはなくなると思います。


そうすれば、すべてをできるだけ均等に分け合って持ってる人は溜め込まず、必要な分量だけ持ち、必要にしている人に回して、周り(全体)を意識して過剰な貯蓄や消費をするということもなくなるでしょう。


それにしても、超々富裕層の人たちのように、使えきれないほどの充分すぎるお金や物、権力を手にしていても、さらにもっともっとと欲しがるというのは一体どうしてなのでしょうか?


私は、やはり超々富裕層の人たちにおいても『心の深いところが本当の意味で満たされていない』からそのようになってしまうのだと感じます。


超々富裕層の人の心が安定していて、幸せに満たされていれば、すべてを支配してもっともっとと所有し、溜め込むことなどする気が起こるはずがないと感じます。


このことは人間の心は、お金や物など物質的なものでも、誰もがすべていうことを聞く絶対権力を持った立場でも埋めることは出来ないという証明になるでしょう。


人間にとって大切なことは、どういう経歴、肩書きを持っているか、何を所有しているか、どれだけお金を持っているかではなく、まずはじめに、心が幸せで安定しているかどうかなのです。


本当に安定して、幸せな人は余裕があるから、例えそうしようと思っていなくても、まったく自然に周りに優しくなるのが本来の姿だと感じます。


我々一人一人においても、とっても気分がよく心地のいい時には、自然に笑顔になり、周りに優しくなるのですから・・・。


私は『根源的なトラウマを癒す』ということが、世界を真の平和へと向かわせる一つの大きな原動力になると確信しています。


人間の根源的なトラウマが癒されて、心の奥底に深い安心感が芽生えて(本来あったものが表に出て)くれば、周りをありのまま観て、その奥にあるものも認識することが出来るようになります。


そうすると、巧妙に仕組まれている洗脳にも自然に気づくようになり、望めばそのコントロールから外れることも出来るようになります。


さらに大切なことは、深い安心感が心の奥にいつもあるので、気分は穏やかで何があってもなくてもそれに影響されず、依存もしない満たされた状態で、周りとの調和、共生も自然に出来るようになることです。


世間では、一見安心から派生したような理想的なやり方に見えるプロジェクトもたくさんありますが、よく観察してみると、その根底には「不安と恐れ」が隠れていることが多いです。大変残念ながら、それを主導している人たちはそのことに気づいていません。


その辺りにみんなが気づき、自分の不安と恐れを否定、抑圧するのではなく、それをありのまま受け入れると(信じられない人もおられるかもしれませんが)不思議なことに逆に安心感が出てくるのです。


そして、周りとの調和、共生に意識を向けて少しずつでも行動が出来るようになると、その次には、人類が生きていくことにおいて一番重要な地球と地球の生態系と調和、共生しようとする想いが出てくることでしょう。


我々人類は、まずホームグラウンドである地球と地球環境が整っていなければ、より良く生きていくことは出来きません。この部分が一番大切にしなければならない土台なのです。


超々富裕層は現に存在します(日本においては、近隣諸国の影響も強いです)が、そこを悪者にして戦いを挑んでも、際限のない争いを生み出すだけですからそうするのではなく、まず、我々一人一人が「不安と恐れ」を解消してハートを開き、「深い安心感」とともに身も心も緩ませ、周りの人や自然との調和、共生に意識を向けていくことがとても重要なことなのだと強く感じるのです。


そのために、私もさらに自分自身の内側に向き合っていこうと思っています。


私はこの文章を「不安と恐れ」で書いている訳ではありません(^_^) なぜなら、人間は自分の意志で自分が体験したい人生を選択して、その通りの体験をすることが出来る存在であることがわかっているからです!


あなたがあなたの本当の望みに気づき、あなたの人生を自分から選択して、望む通りの体験をしていかれますことをお祈りいたします。


◆編集後記
近年、以前と比べると、強く「自然」に惹かれる自分がいます。別に、アウトドアが好きということもないのですが、特に植物、樹木に意識が向きます。意識が向くからか、植物たちからのエネルギーも依然よりも強く感じます。


樹木は二酸化炭素を吸収して、酸素を生成してくれます。人間は呼吸が出来ないとすぐに死に至りますから、人間が生きていけられるのは、植物が酸素を生成してくれているからに他ありません。その植物も天候や他の動植物が存在することで生きていけられています。すべては、循環してバランスを取りながら、調和・共生をしています。


我々人類全体の使命という表現でいいますと、人類は地球と地球生態系システムを守り、保全する使命があるといえるでしょう。私も生ある限り少しでもその使命を果たせていけたらなあと思っています(*^_^*)
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ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
心理や人間存在についての専門的な内容は、HPの「こころのこと」に載せていきます。



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