このところ、「ひとりごとバージョン」で書いていますが、今回は「お伝えバージョン」で書きますね(^_^)
四大元素についての追記です。
前回の記事を書いている時に、私の妻も四大元素(エレメント)に関しても書いている本をちょうど読んでいたそうです。
シンクロがおもしろかったので、お伝えすることも必要かと思い、今日はその本から要約して転記してみますね。
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四大エレメントは、自然な自分に戻り、幸せへと進む私たちの道しるべとなってくれます。
風のエレメント
新たなひらめきや情報やいのちを私たちのもとに届けてくれるのが、風のエレメントの力です。
心地よく私たちの体をなでていくそよ風は、ただボーッとして気持ちよく当たっているだけでも、すばらしいヒーリングの力があるのです。
思わず身を縮めてしまうような突風や台風などの強い風には、強力な浄化力があります。
台風が去った翌朝は、いつもより太陽の光や空気がクリアになって、心まで晴れ晴れとしてきますね。それは、風のエレメントの力によって、不要なエネルギーが祓われ、私たちの意識が拡大しているからなのです。
台風の時には、地球のエネルギーも大きく動きますが、私たちのエネルギーも大変影響を受け、意識の変化が起きます。
天の現象が私たちの生活を苦しめることがあるのは、自然界のリズムと私たちの心の波動が離れているからなのです。
私たち自身が自分たちの生命の自然な状態からずれているので、大自然のリズムともずれて、本来恩恵をもたらすエレメントの力が違った形に映ってしまうのです。
けれど、私たちが自分の生命に自然な生き方をしているときは、大自然の天の現象のタイミングとハーモニーを奏でるようになります。ちょうどいい場所、ちょうどいいタイミングで雨が降ったり、風が吹いたりするのです。
エレメントのすばらしい働きに感謝し、天気と私たちの内側とのつながりを大切にしていきたいですね。
それでも、ふと不安や恐怖を感じてしまったときは、やわらかなそよ風にそっと吹かれてみましょう。
風のエレメントが優しさを運び、その心をほどいてくれるでしょう。
火のエレメント
火のエレメントの力は、私たちが生きる上での生命力をもたらします。私たちが生きていくためには、この炎の力が必ず必要なのです。
私たちは、夢中になって何かに取り組んだり、情熱を持って行動したりすることを「燃える」と表現します。また、何かを全力でやりきった時に「燃え尽きた」といいます。
心が炎をもっていないと、いきいきと「燃えて」行動することも、「燃え尽きる」まで何かをやり遂げることも出来ません。
たとえば、運動をすると体温が上がり、体があたたかくなりますね。それは、火のエレメントと同じものが私たちの中で働き、熱を発しているということです。火のエレメントの力をいただき、情熱を燃やして行動するからこそ、私たちは成長できるのです。
また、天に祈りを捧げるとき、瞑想や儀式などを通して神聖な自分に触れようとするときにも、人は昔から明かりを灯してきました。そうやって、火のエレメントと触れ合うことで、自分たちと、より偉大な存在とのつながりを深めてきたのです。
何かを燃やすために生まれてくる強い炎には、守護と浄化の力があります。
キャンドルの小さな灯火も、じつは大きな力をもっています。どんなにちいさな明かりであっても、そこにひとつ灯火が灯ることで、その場の空気がまるで魔法のようにスッと変わります。かすかな炎がひとつあるだけで、あたりは神聖な雰囲気に包まれます。
調子が悪いときやよろこびを感じにくいときなど、人生の袋小路に入ってしまっているようなときは「光不足」の状態なのです。そんなときは、火のエレメントの象徴である太陽が必要です。
散歩をしたり日光浴をしたりして、太陽の光を浴びてみましょう。それも、間接的に火のエレメントの生命力をいただくことにつながります。
水のエレメント
水のエレメントと触れ合うと生気を取り戻し、オーラがきれいに洗い清められます。そして、天につながるみずみずしい感性がもたらされるのです。
水のエレメントは、私たちの心や体を洗い清め、浄化してくれる存在です。また、物事をあたたかく受け止める受容性を育て、心にうるおいを与えてくれます。
小川のせせらぎや波音などの美しい音色を耳にすると、穏やかな気持ちになりますね。そういった涼やかな水音にも、水のエレメントの優しさと癒しの力が宿っています。
泣きたいときにグッと我慢をしてしまったり、言いたいことを飲み込んでしまったりすることが、ひんぱんに続いてしまうと、私たちの心はかわいて固くなってしまいます。
すると、すてきなものが身近にあったとしても、そのすばらしさに気づくことができません。幸せであっても、幸せだと感じられなくなってしまいます。
長い間水やりをせずに乾燥してしまった庭の土が、カチカチに固まって水をはね返してしまうような状態になってしまうのです。
そんなときには、水のエレメントと触れ合ってみましょう。
素敵なものを素敵だと思えるには、心のやわらかさが必要です。
人生を楽しむために必要な感動する心、うるおいのある心は、水のエレメントによって運ばれます。水とのつながりを深めると、心にやわらかさが戻り、感動する力が再び芽生えてくるでしょう。
水のエレメントとのつながりを紡いでいけば、目的を達成するためには何をすればいいのか、どんなご縁を紡いでいけばいいのか、スッと気づけるようになります。
例えば、ある人に声をかけるとか、このことをやってみるとか、ちょっとした行動のきっかけがわかります。そして、実際に行動してみると、スルスルッと解決の糸口が見つかるご縁やチャンスに出会えます。
心が乾いて固まってしまったら、チャンスに気づくことができません。
水のエレメントとの触れ合いによって、心のやわらかさを保つことが大切なのです。
地(土)のエレメント
今、忙しすぎてバランスを崩す方がとても多くなっています。
それは、私たちが自然から離れ、土との触れ合いが少ないと、いのちに必要なエネルギーが補給しづらくなります。
ですからもう一度、地のエレメントに意識を向けて触れ合うことは、私たちにとって、とてもすばらしいことなのです。
知り合いのある方は、土と触れ合うことで、心のバランスを見事に回復されました。(補足:うつ気味の方が、畑作業していたらうつが治ったという話を私も何人かの方から聞いたことがあります)
特に地のエレメントは、グラウンディングの強い力をもっています。グラウンディングは、生きるためのすべてを肯定する力ですから、精神が安定し、生活するのに必要なすべて―住む家、働く場所、働きやすさ、生活するためのお金―すべてが整う運命へと変わっていきます。
また、物事をしっかり固めて形にするパワーももっています。
ですから、どうしようもなく不安で心が定まらないとき、自分の信念やビジョンがはっきりとしないとき、地のエレメントを意識し、触れ合う機会をつくってみましょう。
自分に自信がもてないと、立っている地盤も揺れてしまいますね。
しかし、地のエレメントの力につながると、不安定だった状態からきちんとバランスがとれる状態へと変わり、自分を強く信じる力を培うことができるのです。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------(転記終わり)
とにかく、自然と触れ合うことはすべてにおいてよりよいことが起こり、人間にとって必要なことなのだと思います。
なぜなら、我々も自然の一部でしかないのですから・・・。
ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com