心理セラピストのひとりごと

『象徴的イメージ統合療法』という心理療法を行っています。日々の中で感じたことを書いていこうと思います。

心身の周波数(波動)を上げる方法② ~植物と触れ合い、無条件の愛をもらう~ (その1)

2020年11月30日 | 自分の体験からの気づき


この記事の①で、植物のことを書くとお伝えしていました。大変遅くなってしまいましたが記していきたいと思います。


まず、最初のエピソードは、ずっと以前に書いた記事だったのですが物語的に書いた文章でしたので、書き直してご紹介しますね。2009年11月初旬に起こった出来事でした。


私は岡山県で生まれてから父の転勤に伴い、すぐに千葉県へと引っ越して3歳まで住んでいました。そして父の死とともに4歳からまた岡山に戻り、それからずっと他県に住んだことがありませんでした。そのため、大人になってから一度他県で暮らしたいと思い立ち、選んだのが神戸でした。


2006年から3年間住みました。神戸でもありがたいことに、関西方面だけでなく関東など遠方のお客様も来て下さって相変わらず忙しかったのですが、さらに岡山でのクライアントさんのフォローと岡山で口コミで聞いた方々が神戸にもお越し下さるようになり、次第に猛烈な忙しさになっていきました。


もうこのような忙しさの中でこれ以上やっていると、完全に寿命が縮まってしまうと感じるぐらいに、すごく疲弊していました(これはこの当時、私の自己管理が成っていなかったことがすべての原因です)。


住んでいた場所は神戸の北区で自然も割りとあるところでしたが、もっと自然が多くて畑もあるところで田舎暮らしをしたいと強く思い、3年住んだ神戸から岡山県の美咲町に引っ越しをしました。
(当初、岡山に戻る気はなく、まったく別なところばかりを探していたのですが、不思議なことが度々起こり、まったく予想だにせず、連れて行かれるように美咲町へ引っ越しました。そこは、35歳の若さで亡くなった私の父の郷里の津山市のすぐ近くで、父方の先祖のお墓も割りと近くにあったのです)


それは、かなり広い畑のある築90年の古民家でした。家をリフォームして、庭は今後ガーデニングをしていくために、庭の整理で木の剪定をしたり、申し訳ないけれど必要のない木は切ろうと思い立ちました。


切るに当たって妻から、『切っていいかどうかを木に聞いてみてね』と言われて、それまでそんな風に意識を向けたことがほとんどありませんでしたので、戸惑いながらもやってみました。


まず1本目の木は、前に住んでいた人が上の方を中途半端に切って見栄えがよくなくなったモミジの木でした。心の中で『切ってもいいですか?』と聞いてみました。・・・けれど、何の反応もありません。


ということは・・・、この木はOKだと感じて(そう決めて)、申し訳ないけど心の中で謝りながら切らせてもらいました。


次には、何の木かわからない、私の背丈の倍近くある根本の方から二本に分かれた枯れかかったような木がありました。後でわかったのは、これは花蘇芳(ハナズオウ)という木でした。


この木も切ろうとして、聞いてみました。すると、モミジの木の時には感じなかった何かを感じるのです。


意識を向けてみて伝わって来たのは、『キラナイデ・・・、キラナイデ・・・』という言葉というか、波動といえばいいのか、そういう感覚が明らかに伝わって来ました。


驚くことに、「木(植物)も、はっきりとメッセージを送って来るんだ」ということがわかった瞬間でした。


聞いてしまったので、、、もう切れません。


この木は、下の方の枝分かれしている小さな枝だけを切って、形を整えて残してあげることにしました。


その夜のこと・・・・・・。


いつものように、2階でベッドのベッドボードにもたれて(※) 庭を背にした状態で、本を読んでいると、なんだか外から、明らかに強く、何かが流れてくるというか、伝わって来るのです。

(※)余談ですが、このベッドの所では、このブログにもどこかに書きましたが、2011年の東日本大震災の1~2ヶ月前に2度ほど、背後に「もう逃れられない身震いするような真っ黒な深い闇」が広がっているのを感じました。ここでくつろいで脳波が下がっている時に、迫り来るものを感じた(拾った)のだと思います。
これは後で気づいたのですが、こうやって結果的に東日本大震災発生を予知的な感覚で拾ったのは、私がそれに巻き込まれないからだと感じました。私が巻き込まれる時には、事前に感じる(拾う)ことはないのだと思います。それは事前に感じると、必ず回避してしまうので、直接的に大きく巻き込まれる時には強く感じないのだと思います。私自身が過去2度大きな怪我をしましたが、その時も事前に察知することなく、青天の霹靂のように起こりました。これは経験からのまったくの私的見解ですが、多くの場合そういうものなんだと確信しています。『災害は忘れた頃にやって来る』という言葉の通りだと思います。


『何だろう?!』と思い意識を向けてみると、すぐにわかったのは『アリガトウ』という感謝の思い、波動でした。


『アリガトウ!アリガトウ!アリガトウ!アリガトウ!アリガトウ!アリガトウ!・・・・・・・・・』と、ものすごくヒシヒシと波が寄せるように伝わってくるのです。


もう外は真っ暗で見えないので、伝わってくるその先を感じてみると、それはあの切らなかった「ハナズオウ」からだとわかりました。


『あ~~、切らなかったことをこんなにも喜んでくれているんだ!』と、植物はこんなにもメッセージを伝えてくることを驚きとともに感じて、私も喜びを感じながらその余韻の中で眠りにつきました。


次の日のこと・・・・・・。


ハナズオウは4月に花をつけて、それが落ちた後、実の小さな枝豆のような豆果(〈とうか〉マメ科の植物に特有の果実)をつけて、秋から冬にかけてそれは黒褐色に熟していきます。


11月でしたから、枯れているのかと思うぐらい黒褐色の豆果がたくさんついていて、剪定の時もおもしろいものがつくんだなあと思っていましたが、朝、庭に出て何となくハナズオウを見てみると、なんと、なんと、かわいいピンク色の花が4~5個咲いていました!! それも、10時間足らずの内にです(◎o◎)


下の画像が実際のものです。(大きな画像がなくなってしまい、小さなもので見にくいのですが)




そして、その翌日にはその花も増えていて、小さな緑の新しい葉っぱが二枚出ていました!


ただただ・・・、驚きでした。


「植物にも思い(意識)がある」ということは、色んな本には書いているので頭ではわかっていましたが、実体験として強烈に気づいた最初の出来事でした。


次のエピソードも美咲町でのことです。その前に、話がかなり脱線しますがお許し下さい。


畑の野菜作りは妻が担当してくれていました。畑は広かったので、その1/4くらいを使っていました。空いている他の1/4の部分は、家のトイレをコンポストトイレ(カナダ製)にしていましたので、ウンチ(堆肥)やオシッコ(液肥)の処理や諸々の手入れは私が毎日していました。


微生物で発酵させるのですが、その環境の管理が大切です。色々使ってみましたが、最終的には「えひめAI-1」(えひめあいいち)という微生物資材が良くて、これを使っていました。サトウキビから採れた精糖蜜を栄養源に、パン酵母・ヨーグルト用乳酸菌・納豆菌を培養した微生物資材です。自分でも作ることが出来るので最後の方は作っていました。

製造元の東洋殖産株式会社のホームページです。→http://www.toyoshokusan.co.jp/business/bus_009.html
オイルを使う暮らしでも配管きれい「えひめAI」を作ってみよう!→https://around-india.com/ehime-ai/


ただ、私が買ったコンポストトイレではタンク内の温度を上げられないので、微生物を十分に活性させるにはちょっと難しいところがありました。それでも、微生物は分解を進めてくれて、臭いは消えませんがあの臭さはなくなり、気にならない状態になりました。それらを畑の1/4の部分に堆肥として埋め、液肥も流していました。この場所は、何年かしてから利用しようと考えていました。


それは昔から言われていることですが、未完熟堆肥で野菜を作ってはダメなのです。昔からある肥壷(こえつぼ)も糞尿をそのまま入れて雨水が入らないように屋根を作って、何年も寝かせて発酵させてから、肥料として与えていました。


奇跡のリンゴで有名な木村秋則さんもおっしゃっていますが、未完熟堆肥で野菜を作ると野菜に硝酸態窒素がたくさん含まれるようになります。この物質は、多くの病気の根源とも言われている恐ろしいもののようです。


木村さんは2015年にイタリアでスローフード協会が主催した農業関係者の集いに招待された時に、「安心、安全な農業を復活させよう」というスピーチを行った後、多くの農業に従事している外国人の若者に、「日本では硝酸態窒素が多く含まれた野菜をいまだに売っていると聞いているが、なぜ日本人はそんなに無防備なのか?」、「日本の食材は本当に安全なのか?」と吊るし上げを食らったそうです。


この辺りを『「日本農業再生論~〈自然栽培〉革命で日本は世界一になる!」木村秋則、高野誠鮮 共著 講談社』からちょっと引用します。


〈引用開始〉-------------------------------
今から60年ほど前のアメリカで、ある母親が赤ん坊に裏ごししたホウレンソウを離乳食として与えたところ、赤ん坊が口からカニのように泡を吹き、顔が紫色になったかと思うと30分もしないうちに息絶えてしまう悲しい出来事がありました。ブルーベビー症候群と呼ばれるものです。


牛や豚、鶏などの糞尿を肥料として与えたホウレンソウの中に硝酸態窒素が残留していたんです。硝酸態窒素は体内に入るとか硝酸態窒素という有害物質に変わり、血液中のヘモグロビンの活動を阻害するので酸欠を起こし、最悪の場合死に至ってしまう。また、発がん性物質のもとになったり、糖尿病を誘発すると言われている恐ろしいものなんです。


家畜の糞尿は有機栽培でも使われますが、堆肥を十分に完熟させてから施せば問題はありません。しかし未完熟の堆肥を使うと、特に葉ものには硝酸態窒素が残ってしまうので危ないのです。


さらに危ないのは化学肥料を施しすぎた野菜で、要注意です。


このような事件がその後も多発したために、ヨーロッパでは硝酸態窒素に対して厳しい規制があり、 EU の基準値は現在およそ3,000ppm と決められています。それを超える野菜は市場に出してはならない。汚染野菜として扱われるのです。ところが日本にはその基準がなく野放し。農林水産省が不問に付しているからです。


スーパーで売られているチンゲンサイを調べたら硝酸態窒素、いくらあったと思いますか?16,000ppm だよ!米はどうか?最低でも12,000ppm 。高い方は・・・・・・とんでもない数値でした。ここには書けません。皆さん、パニックになってしまうから。


それに比べて自然栽培農家の作った小松菜は、わずか3.4ppm でした。


農薬も問題です。


日本は、農薬の使用量がとりわけ高い。平成22(2010)年までのデータによると上から中国、日本、韓国、オランダ、イタリア、フランスの順で、単位面積あたりの農薬使用量は、アメリカの約7倍もあります。


残留農薬の野菜を食べ続けると体内に蓄積されていって、目まいや吐き気、皮膚のかぶれや発熱を引き起こすなど、人体に悪影響を及ぼすとされています。


日本の食材は世界から見ると信頼度は非常に低く、下の下、問題外。もう日本人だけなの。日本の食材が安全だと思っているのは。


ヨーロッパの知り合いから聞いた話ですが、日本に渡航する際、このようなパンフレットを渡されたそうです。


「日本へ旅行する皆さんへ。日本は農薬の使用量が極めて多いので、旅行した際にはできるだけ野菜を食べないようにして下さい。あなたの健康を害する恐れがあります」

(中略)

平成21(2009)年、アメリカ海洋大気庁(NOAA)が、地球温暖化の新たな原因について発表しました。


NOAAが原因として指摘したのは、農薬や化学肥料、家畜の排泄物などに含まれる亜酸化窒素ガスです。このガスの増加によって、オゾン層の破壊が進み、地球温暖化に拍車をかけているため、早急に排出削減に向けて、これらを使わない栽培を研究開発することが急務であるとホームページに掲載されたのです。


亜酸化窒素ガスは地球温暖化の原因の一つと言われる二酸化炭素の310倍の温室効果があるという驚きの報告もありました。


私は30年ほど前から自然栽培の指導と合わせて農薬や化学肥料の危険性、そして硝酸態窒素の危険性を訴えてきたのですが、耳を傾ける人がほとんどいませんでした。


イタリアで20人の大柄な若者たちに吊るし上げを食らった時も、自分でもとうにわかってることを指摘されたのだからこれほど情けないことはなかった。


震える思いでいたら、一人の若者がさらにこう加えたのです。


「2020年は東京でオリンピックが開催されますね。けれど選手団のために自国の野菜を持っていった方がいいのではないかと、皆で話し合っているんです」
〈引用終わり〉-------------------------------



私たちには、やることがたくさんあります。


それは特に、「(自分たち人間のことだけしか考えない発展、成長という名の洗脳的妄想から抜けだし)いかに自然環境と調和するか」こそ、第一にやるべきことだと感じています。人間的活動はその土台があってからのことだと思います。


自然と調和した状態になって初めて、人間の活動も自然環境とだけでなく、自分自身とも調和した本来のよりよいものとなるのではないでしょうか。


そのための入り口として、まず誰もがやりやすいのは、「自然」に意識を向けて「自然」と触れ合い、繋がることだと思います。


植物も「意識」を持っています。メッセージもしっかりと発します。そして何よりも、「無条件の愛」を持っています。自然の中でリラックスし、この無条件の愛に周波数を合わせられれば、私たちの波動も上がります。


この辺りのことをさらに、私自身のいくつかの実体験を紹介しながらお伝えしていきたいと思います。

つづく
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人生のナビゲーション『魂からの宣言』の大切さ

2020年11月15日 | 生き方



今回は、かなりぶっ飛んだ話をします。あっ、このブログでは時々あることですね・・・f(^_^;)


知っている人もおられると思いますが、ヘミシンク(hemi-sinc)という音響技術があります。バイノーラル・ビートと呼ばれる異なる周波数の音を聞くことによって、脳波をアルファ波、シータ波、デルタ波などの様々な領域へと誘導するシステムです。


例えば、右耳から100hzの音を聞かせて、左耳から104hzの音を聞かせると、脳の器官や脳幹でその差位である4hzの周波数が発生します。この4hzの周波数は、眠っている時に出る脳波の深いシータ波やデルタ波に当たります。


人間は単独で4hzの音を聞くことは出来ませんが、ヘミシンクの技術を使うと、こうやって様々な脳波状態へと誘導することが出来ます。


私はこのヘミシンクのCDをいくつか持っています。脳波に興味があったからです。しかし、それは今に始まったことではなくセラピーの仕事を始めた23年前からのことです。その頃にはイーバ(IBVA)という脳波測定器を買って、例によって自分を測定しながら色々な実験をしました。


ひとつ、脳波についてのおもしろい話をしましょう。


今もそういう販売がされているのかは分かりませんが、かつてはよく「これを持つと脳波が下がります」とか、「この上に座ると脳波が下がります」などといううたい文句で商品を売っている会社がありました。


その脳波状態を3Dのグラフで視覚的にわかりやすく出している会社が多かったですが、これがほとんどの場合イーバでの測定結果でした(そう明記されていました)。手軽に測れて、グラフにより時系列と共に一目瞭然で脳波状態がどのように変化していくかが分かります。


それらの会社のパンフに載せている脳波グラフでは、その商品を持ったり、その上に座ったりすると、すぐに脳波に変化が起こり、どれぐらいの下がり具合(下がっている方がいいのです)かが確認できます。パンフでは急速に脳波が下がったことが見て取れます。


しかし、この時に大事なのが、実は測定方法です。


これは脳波計で色々実験をした人にしか分からないと思いますが、商品を持った時に目をつむったり、座った時に本を読んだりすると、実は脳波はすぐに下がるのです。脳波は目をつむったり、視線を一定の所に置くと、商品を持とうが持たまいが、そこに座ろうが座らまいが、その行為自体ですぐに下がります。


だいたい、パンフには目をつむったとか本を読み始めたとか、そうしていることが記されていますが、脳波の特性のことを知らないとそんなことは分からないので、それを気にとめることなく、「この商品はすごい!」ということになってしまいます。(それらの会社も別に嘘をついているわけではありませんが・・・)


ですから、そういった売り文句の商品説明を見る時には、この辺りを意識してよく見て下さいね。必ず書いていると思います。


いきなり話が脱線しましたが、ヘミシンクCDを買い始めた時には、もうイーバが使えなくなってしまっていましたので、測定は出来ていません。しかし、私は色々実験したお陰で、自分の脳波が下がった時の状態がすぐに分かります。だいたいどのぐらいの脳波が出ているかも、その体感で分かります。


その感覚でいいますと、明らかにヘミシンク技術は有効だと感じています。実は、これらヘミシンクCDは、ずっと聞いていなくてごく最近引っ張り出してきたのですが、「コンセントレーション」という集中するためのものを聞きながら本を読んでいると、やはりすごく集中して読めるので、改めてすごい技術だなあと感心します。


ヘミシンクは、64年前からの研究ですから、かなりの年月研究されてきたものです。また、専門家(心理学者、精神科医、物理学者、エンジニアなど)との協力の元で学術的にも行われていたようです。本では、『「全脳革命 ヘミシンクで無限の可能性を広げ、人生や実生活に役立てよう」ロナルド・ラッセル編著 ハート出版』というものがあり、医療、精神医学と心理療法、学習障害児や自閉症児に対して、介護施設、睡眠障害、教育、ビジネスなどにおける応用がなされて、その研究結果が発表されています。


さて、そろそろぶっ飛び話をしていきましょう(^_^)


このヘミシンクをつくった人は、ロバート・モンローという人です。ヘミシンクは、モンローさんによって研究開発され、その研究機関であるモンロー研究所により特許取得された音響技術です。ですから、日本でもほんとうは「ヘミシンク®」という表記になります。


以下、『「驚異のヘミシンク実践シリーズ1 未知の領域への扉を開く夢の技術 ヘミシンク入門」ハート出版』という本から、モンローさんの紹介をしますね。


〈引用開始〉-------------------------
『ロバート・モンロー(1915~1995)という人がいました。かつて、ニューヨークのラジオ番組制作会社の社長をしていましたが、睡眠学習法に興味があり、自らが被験者となってその実験を行なっていました。


そんな時、ある夜自分が肉体から飛び出してしまう現象(体外離脱)を初めて体験しました。


モンローはその後も、この体外離脱を何度も繰り返し、そこで様々な体験をすることになります。そして、そこでの体験を更に探究するため、私財を投じて研究施設を作ります。その研究の結果、生まれたのが「ヘミシンク」と呼ばれるサウンド・テクノロジーです。モンローの死後も、その意志はモンロー研究所によって現在まで引き継がれています。


1937年にオハイオ州立大学を卒業したモンローは、二つのラジオ局で放送作家兼ディレクターとしてキャリアを開始します。その後、ニューヨークへ移り、放送業界で実績を積み、独立してラジオ番組制作会社を経営するようになりました。その会社は50年代にいくつもの人気ラジオ番組を制作しています。モンローはラジオ、テレビ、映画用の作曲家としても有名になっていきます。


彼の会社はその後さらに発展し、いくつかのラジオ局を買収するまでになります。さらにケーブルテレビにも進出していきました。


1956年になると、モンローは自らを被験者として、様々な音響パターンが睡眠学習や加速学習に与える効果について研究し始めます。それがその後、体外離脱体験を誘発するとは当時予測だにしていませんでした。


この実験を開始してから、昼寝をする際や、夜寝つくときにしばしば、何か通常ではないことが起こり始めました。モンローはそれを「振動状態」と呼ぶようになります。


全身が万力で押さえつけられたかのように、身動きがまったく出来ない状態になり、全身(後で第二の体だとわかる)が激しく振動するのです。時には光の輪や轟音も伴っていました。


この異常な体験があまりに頻繁に起こるので、ついにかかりつけの医者に診てもらいますが、身体上の異常は見つかりませんでした。


この不思議な現象はその後も続きました。そしてついに1958年、モンロー42歳のときに、次の段階へと展開します。


それはある晩のことでした。寝つくときに例の振動が始まりました。モンローはしばらく我慢すれば振動が収まることを知っていましたので、今回もそれが過ぎ去るのをじっと待っていました。そうしながら、翌朝のグライダーでの滑空について思いをはせていました。モンローはグライダーを趣味にしていたのです。


天気予報によれば、翌日は寒冷前線が通過して快晴になり、強い上昇気流が期待出来ました。気流に乗って上昇するのは何と素晴らしいだろうと心の中で考えていると、肩が何かに当たるのです。いつ床に落ちたのだろうかと不思議に思いながら見渡すと、床の真ん中から光の噴水が出ていました。


よくよく見るとそれは、天上のシャンデリアでした。下を見るとそこにはベットが見え、妻が誰かと寝ているではありませんか。これは奇妙な夢を見ているに違いないと思ったモンローは、誰だろうかと近寄ってみると、それは誰でもないモンロー自身だったのです。これは自分が死ぬ過程にあるのだと思い、必死の思いで空間を泳いで体の中へと戻りました。


これがモンローの最初の体外離脱体験です。その後も体外離脱は頻繁に起こります。モンローは内科医や精神科医に診てもらいますが、異常は見つかりませんでした。自分に起こっている現象を理解しようとESP(超感覚的知覚)の研究で有名な超心理学者のジョセフ・バンクス・ライン教授を訪ねたりしましたが、結局、わかったことは“自分で調べるしかない”ということでした。


そういう経緯から、ニューヨーク郊外の自宅の裏庭に研究用の建物を作り、そこで音響が意識へ及ぼす効果について実験し始めました。この頃になると、他の人が体外離脱できるようにするにはどうするのがいいのかに興味は移っていきました。そうすることで、自分の体験の理解が深まると考えたのです。この研究は後日ヘミシンクという形で実を結ぶことになります。』

〈引用終わり〉-------------------------


今回の記事では、体外離脱についてはテーマが違うので書きませんが、こういう現象は確かにあります。私も軽いそういう体験がありますし、私の友達には驚くようなかなり強い体験をしている人もいます。


体外離脱に関してのヘミシンクCDでは、「ゲートウェイ・エクスペリエンス」(全6巻)というものがあります。モンロー研究所が行っている基礎からはじまるセミナーの内容をCDにしたものですが、体外離脱をするにはなかなか難しいです。私は体外離脱にはそれほど興味がなく、個人的にはこのCDは自分の意識領域、知覚領域をさらに広げるために有効であると感じています。


さてさて、いよいよ本題です。


1ヶ月ぐらい前に、私の意識の一番深い部分にあったネガティブな自己イメージと思い込み・観念を見つけました。「こんなものが、自分の中にあったんだ!」と大変驚きました。と同時に、「やった!出てきた~」という感じでもありました。それぐらい深い深い部分のものでした。そしてそれを、私の手法で癒しました。そうすると、急速にものすごく元気になりました。今もすごく元気です!!


その時に、自分用のアファメーションも作りました。これもよかったのだと感じています。アファメーションとは、『自分自身に対する肯定的な宣言のこと』です。


ただ、これを作る時には私のいう『頭(顕在意識)の言い分』と『心(潜在意識)の言い分』が完全に一致していないと効果が出ません。一致していないと、時には逆効果になってしまうことも多いです。


私の手法は、意識の一番深いところに入っていきますので、潜在意識の深い部分の思いが拾えますからアファメーションを作るには最適だと感じています。それは、『魂からの宣言』であると言えます。それぐらい深いところからのものを出してくることが大切です。私はそうやって、深く納得するものを作ってみると、大きな効果が出ました。


また、このブログでも以前に書きましたが、今まで(特に心理セラピーの仕事を始めてから)の人生は、様々な助けを頂きながら、ほとんどの物事が思う通りに進んで行きました。それは、自分を癒したこと(まずこれが一番始めに必要です)と「魂からの思い」を宣言してきた(深くアファメーションをした)からだと感じています。(「魂からの宣言」=「深いアファメーション」と言えます)


私はよく、神棚に手を合わせて、天に向かって宣言していました。


このアファメーションについても、モンロー研究所では大変に興味深い出来事があったようです。前出の「驚異のヘミシンク実践シリーズ1 未知の領域への扉を開く夢の技術 ヘミシンク入門」から引用しましょう。


〈引用開始〉-------------------------
『アファメーションを心の中で唱えることがどれほど意味のあることなのか、皆さんは疑問に思われるかもしれません。大した意味があるわけでもない・・・と。


ところが、アファメーションにはこちらが考えてる以上に大きな効果があります。モンロー研究所では、こんなエピソードが伝わっています。


モンローがヘミシンクを開発している初期の頃、多くの人たちが協力者として研究に加わっていました。その中に、モンローと同じように体外離脱できる人が5名いて、ヘミシンクを聞く被験者として参加していました。


モンローは彼らに様々な新しいヘミシンク・パターンを聞かせては、その効果を調べていました。彼らはあらかじめ決められた日に別々にやってきて、実験ブースに横になり、ヘミシンクを聴き、その体験を逐一報告するという緻密な実験を繰り返していました。ただ、実験が余りにも退屈だったので、ある時から、時間を見つけては宇宙内を探索し、宇宙人(知的生命存在)を探すことを始めました。しかし宇宙のどこへ行っても誰にも会うことはありませんでした。


ところがある時から5名が全員、知的生命存在とコンタクトし始めたのです。5名はある2週間の間に別々にモンロー研究所にやってきたのですが、その2週間を境にして大きな違いが起こりました。5名は互いに面識はなく、連絡も取り合っていませんでした。モンローのみが5名を知っていたのです。


モンローはこれに大きな興味を覚え、何が変わったのかを調べました。ところが何も見つかりませんでした。唯一新たに始めたことといえば、アファメーションをこの時から唱え始めたことでした。つまり、アファメーションで知的存在たちの手助けをお願いし始めてから、コンタクトが始まったのです。


我々は心の中で唱えていると思っていますが、実は、それは宇宙に向かって叫んでいたのです。これでもわかるように、アファメーションには大きな効果がありますので、そのつもりで唱えましょう。』

〈引用終わり〉-------------------------


参考までに、このモンローさんが作ったアファメーションは、以下のものです。


『私は物質的な肉体を超える存在です。私は物質を超える存在なので、物質世界を超えるものを知覚することができます。
それゆえ、そうした物質界を超えるエネルギーやエネルギー系を、私と私に続く人々にとって有益かつ建設的なものとなるように、拡張し、経験し、知り、理解し、制御し、用いることを心の底から願います。
そしてまた私は、私自身と同じかそれ以上に優れた知恵や成長や経験を備えた存在たちの援助と協力、支えと理解とを心の底から願います。私は彼らの導きを求め、先に述べた願いに満たないものを私に与えてしまう、あらゆる影響や原因からの守護をお願いします。』


「ゲートウェイ・エクスペリエンス」のセッションでは、毎回必ず唱えるようになっています。それぐらい、宣言すること、意図することは重要なのです。


私は人生をどのように生きたいか。

私はどうなりたいか。

私は何を大切にして、何を実現していきたいか。

私はこの人生で何をもっと体験したいか。

・・・・・・。


いつも言います通り、『「意識」が「現実」を創る』ので、意識することがとても大切です。


自分の深いところから出てくる『魂からの宣言』をしっかりと聞けると、人生は自分が心から納得いくものへと変容して行きます。


よろしければ、まずご自分で作ってみられることをおすすめします(^_^)


それは例えば、「私はしあわせになります」という簡単なものでも構いません。ただし、その言葉が何の抵抗もなく、心の奥に響くかどうかが大切です。抵抗があったり、響かないのだったら、唱えてはいけません。


これからの時代は、あらゆる面で自分自身ですべてを選び実現できるようになって行きます。ですから、自分がどこに行きたいか、どうなりたいか、自分のほんとうの声を聞いて、それを明確にすることが、今まで以上に、とてもとても大切になったと感じています。でないと、人生の迷子になってしまいますから・・・。


あなたがあなた自身を癒し、あなたの魂の声に耳を傾け、それを理解し、宣言して、心からの納得のいく人生を送られますことをお祈りいたします。


ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com



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自分を生きる

2020年11月06日 | 思うこと



先日、はじめてgo to トラベルを使って、神戸の六甲山へ旅行に行ってきました。

神戸は、2006年から丸3年間暮らしていたところですが、心理セラピーの仕事があまりにも忙しくて、あの趣のある街はまったく堪能できませんでした。その当時を振り返ると、仕事ばかりして、疲れ切っていたという印象です。

今回旅行に行って、もっと楽しみたかったなあと改めて感じていました。

上の写真は、六甲山にある穂高湖です。夕方に行って、すごく気持ちよかったので、翌日の朝にも行きました。




この湖は、瀬戸内海国立公園六甲山地区にある人工湖ですが、森林と一体化しているような風情が上高地の大正池に似ているところから命名されたといわれています。

ここでもっとゆっくりと時間を過ごしたいなあと思いました。心地のいい場所ですので、六甲山に行かれた時には、ちょっと立ち寄ってみられるといいと思います。無料駐車場があり、道から少し降りていくだけです。






上の写真は、その前に行った神戸市立森林植物園です。ここは神戸市居住中にも、何度か行ったことがありました。久しぶりに行って、園内をぐるっと一周しました。祝日だったので、人がかなり多かったですが気持ちよかったです。



大きな木がふと気になったので、写真を撮ると妖精のようなものが写っていました(笑)
知らない人のために・・・〈妻〉です f(^_^;)





宿泊したホテルの部屋からの景色です。これは六甲山最大の眺望スポットである摩耶山からの夜景です。この夜景は、日本三大夜景の一つといわれています。すぐ近くの掬星台(きくせいだい)という展望台に行けばもっと綺麗に見えたようなのですが、あまりに寒かったので行けませんでした(T_T) また、ホテルの廊下には眺望スポットがありましたが、残念なことに翌日の朝に気づきました(>_<) それでも、部屋からの眺めも綺麗だったです(*^_^*)



一泊二日の短い旅行でしたが、そうとは思えないような時間の長さを感じた不思議な旅でした。


今、エネルギーを感じるような色んな人が時代がもう大きく変わったと言っています。これから、さらにどんどんと変わっていくとも言われています。私もそう感じています。私もかなり以前(2012年ぐらい)から変わり始めたと感じて、このブログでもそのような表現をしていましたが、その時期もその辺りの人たちが言っている時期と合致していました。


ただ、それがほんとうにそうなのかは確認する術を持っていませんので、絶対そうだとは言えませんが、感覚的にそう感じますし、とにかく想いが実現するというか引き寄せられるスピードがものすごく速くなっていることを実感として感じています。


よい想いも悪い想いも、明らかに実現スピードが上がっています。


例えば、一日の中で午前中によりよい流れで物事が進んで行ったのに、午後になって自分のやり方が一つ違っただけで、物事の流れが急にすっきりとしないことが起こり変わります。


そんな経験を何度かしました。


ある時は、最近参加したイベントで午前中とても心地のいい流れの中で時間を過ごしていたのに、午後に自分のお話し会をして、時間が短いのにイメージワークも詰め込んでしまい、その内容がまったく納得いかなくて自分の内側がすっきりしなかったということがありました。そうすると、急にその後の様々なことが心地のよくないことが起こり始めました。


そんなに大きなことではなかったのですが、私の気分的なものでの捉え方の変化ではなく、明らかに色々なことが急に変わりました。


このようなことは、その以前にもありました。それは、ここ2,3ヶ月以降のことです。


その要因を言葉にしますと、とにかく『自分が心地よくない、納得のいかないことをしてはいけない』に尽きると思います。


さらに表現すると、『自分が心地よくない、納得のいかないことをすると、人生の流れがよりよくない方向へと変わってしまう』というのをものすごく感じています。


明らかに、時代(空間)の何かが精妙に変わってしまったので、共鳴するスピードがものすごく速くなったというのを強く実感しています。


ですから、これからの時代は、『自分を生きる』ことに意識を置いておいた方がいいと感じています。周りのことは気にせずに、『自分がしたいこと、納得が出来ることだけをする』という感じでいいのだと強く感じます。


「そんなことをすると、ただの自分勝手な人間になってしまう」と不安になる方もおられると思いますが、ほんとうに自分がしたいこと、納得することは、他の人がイヤな思いをするような行動にはならないのです。


ほんとうに自分を生きている人がとる行動は、そうではない人がすると周りの人がイヤなものに感じることでも、その人がすると、自分に偽りがなく自分と調和した心地のよい波動の元に行われている行為なので、ただその心地のいい感じが周りにも伝わるのだと感じています。


これからは、どのような想いで行動するか、とか、それによってその人がまとっている「波動」というかその「場」が自分にも、周りにも影響して行くという感じを感じています。


そう。空間が精妙になってきているので、エネルギーとか波動とか場というものが、今までよりも速く周りに伝わるのです。


それは例えるなら、氷の原子の振動数は遅いですが、熱によって、その振動数が速くなると水になります。それがもっと熱せられて速くなると、水蒸気になります。


今という時は、氷(すごく固かったもの)が水(少し柔らかいもの)になり始めている時期のように感じています。氷より水の方がエネルギーの伝わるスピードは速くなります。今までにない画期的な時です。


これを読んで、「そうかもしれない」と感じられた方は、『自分がしたいこと、納得が出来ることだけをする』ことをちょっと意識してみてくださいませ。うまく出来ないかもと感じられる方は、『自分が心地よくない、納得のいかないことはしない』を意識してみてくださいませ。


そして、大事なことは、そうしてみることで、その後どうなるか、自分がどう感じるか、その結果を必ず自分なりに感じて検証してみてくださいませ。


この検証してみることを様々な場面で行っていると、自分がどのように行動することが自分にとって一番よいのかが腑に落ちてよく分かってきます。そして、それが身についてきます。


様々な場面で、「行動してみて、それでどうなったかを感じる」を是非習慣づけてみてください。


そうすると、次第にどんどんと『ほんとうの自分』を生きやすくなりますよ。


私もそうやって検証しながら、人生をさらにしあわせな方へと進んで行きたいと思っております。


皆様の人生が平安でしあわせに満ちられることをお祈りいたします。


ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com



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