以前、このブログでも紹介しましたが、私は立花大敬さんという方が好きです。
今日は、この方の言葉を紹介します。
大敬さんは禅の修行を若いときからされていました。その体験から何冊もの本を書かれています。その一冊の中の文章です。
『さて、つつしんで参玄(道に参ずる)人に申しあげます。
(禅)は勉強ではありません。技術でもありません。知力でも能力でもありません。
必要なのはただひとつの覚悟です。
<自分を殺し、人を生かす>、
この覚悟がすべてです。それさえあれば、必要なものは必要なときに必ずやってくる、あるいは自らのうちから湧き出してきます。知力でも能力でも体力でもそうなのです。
これをどうぞ、お忘れなく。』
<自分を殺す>とは、小欲を殺して、大欲に生きることだと思います。
小さな自分に執着しているのではなく、もっと大きな視点で誰かのために生きるときに、人はほんとうに強くなります。そうすれば、自分という枠がはずれ、自分の限界を超えて、どんな環境の中でも、がんばれるようになるのだと思います。
私も、サラリーマンをしている頃、そのような体験をしたことがありますから、すこしだけその感覚がわかります。
このような意味で、自分を殺して大欲に生きた方が、マザー・テレサです。マザーは自分のためにではなく、貧しい人々のために彼女の大欲である「愛」を示すために生きられました。マザーも私が好きな、尊敬する方の一人です。
このような境地になるには、二つの入り口があると感じます。
ひとつは、文字どおり、自分を殺して自分を無くし切って、覚悟を決めて完全に人のために没頭すること。
もうひとつは、まず自分を愛すること。そして、その自分を愛するエネルギーで周りの人を照らし、生かしてゆくこと。
私は個人的には、後者のやり方が完全に出来るようになりたいなあとこころから思っています。
ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
今日は、この方の言葉を紹介します。
大敬さんは禅の修行を若いときからされていました。その体験から何冊もの本を書かれています。その一冊の中の文章です。
『さて、つつしんで参玄(道に参ずる)人に申しあげます。
(禅)は勉強ではありません。技術でもありません。知力でも能力でもありません。
必要なのはただひとつの覚悟です。
<自分を殺し、人を生かす>、
この覚悟がすべてです。それさえあれば、必要なものは必要なときに必ずやってくる、あるいは自らのうちから湧き出してきます。知力でも能力でも体力でもそうなのです。
これをどうぞ、お忘れなく。』
<自分を殺す>とは、小欲を殺して、大欲に生きることだと思います。
小さな自分に執着しているのではなく、もっと大きな視点で誰かのために生きるときに、人はほんとうに強くなります。そうすれば、自分という枠がはずれ、自分の限界を超えて、どんな環境の中でも、がんばれるようになるのだと思います。
私も、サラリーマンをしている頃、そのような体験をしたことがありますから、すこしだけその感覚がわかります。
このような意味で、自分を殺して大欲に生きた方が、マザー・テレサです。マザーは自分のためにではなく、貧しい人々のために彼女の大欲である「愛」を示すために生きられました。マザーも私が好きな、尊敬する方の一人です。
このような境地になるには、二つの入り口があると感じます。
ひとつは、文字どおり、自分を殺して自分を無くし切って、覚悟を決めて完全に人のために没頭すること。
もうひとつは、まず自分を愛すること。そして、その自分を愛するエネルギーで周りの人を照らし、生かしてゆくこと。
私は個人的には、後者のやり方が完全に出来るようになりたいなあとこころから思っています。
ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com