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心理セラピストのひとりごと

『象徴的イメージ統合療法』という心理療法を行っています。日々の中で感じたことを書いていこうと思います。

再投稿! この人の言葉(5)青山繁晴さんの言葉

2022年06月25日 | この人の言葉


2016年に青山繁晴という安全保障の専門家が既得権益の巣窟である自民党(与党)を中から変えようと、自民党から一切の支持団体も後援会もつけずに出て参議院議員になりました。1年生議員でありながら74名の国会議員を擁する「日本の尊厳と国益を護る会」(通称:護る会)を起ち上げ代表としても活動し、様々な成果を出しました。その成果を後戻りさせないために、今回2度目の参議院選挙に比例代表で出ました。私は青山さんが国会議員になる大分前から活動を応援していましたので、再度当選してもらいさらに活動して頂きたく2016年の記事ですが再投稿しました。


私は特に、青山さん(と奥様の千春博士)が民間時代から特許も取らずに国のために自費で調査・研究してきた日本の自前資源である日本海側のメタンハイドレート(凍ったメタンガス)を世に出してもらいたくて、青山さんを応援しています。


メタンハイドレートで電気代が劇的に安くなるだけでなく、メタンガスは溶けて空気中に放出されると温暖化効果は二酸化炭素の25倍以上にもなると算出されています。また、これから世界でさらに貴重になってくる「水素」もメタンハイドレートから採れます。


それぐらい、有効な資源が昔から日本海側に存在していましたが、表に出ないように、既得権益を持っている企業や大学、外国、国会議員、官僚などによって妨害され続けてきました。
(『メタンハイドレートはすぐには使えない』という意見もあるのですが、そんなことはまったくなく実験で実証済みです。メタンプルームというスカイツリーほどの高さがあるメタンハイドレートの塔がたくさん海底から立ち上がっていて、そこから自然に溶けて浮き上がってくるメタンガスを膜で集めさえすれば、もうすぐに火力発電で使えるのです。『メタンハイドレートはすぐには使えない』という意見も既得権益、外国から意図的に広げられている妨害工作です。私も、青山さんのことを何度かこうやって記事に書いているので、中国に雇われた工作員から誹謗中傷のメールが来ていますし、私のブログやHPへの不審なアクセスが激増しました)


様々な妨害工作の中でも、青山さんが国会議員になって与党の内側から活動することで、メタンハイドレートの実用化が現実味を帯びてきました。2027年には商用化されることが正式に決まりました。それをまっとうな企業に参入してもらい実現するために、青山さんは2期目の選挙に出ました。よろしければ、拙い文章ですが以下をお読み下さり、動画もリンクしていますので見て下さって、ご自分の頭で考え、心で感じてみて頂ければと思います。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2016年8月10日

江戸時代幕末から明治にかけて、山岡鉄舟(てっしゅう)という方がおられました。



元江戸幕府の幕臣で、明治維新後には西郷隆盛さんのたっての依頼により、10年間の約束で侍従として明治天皇に仕えられました。江戸無血開城のほんとうの功労者、立役者は、勝海舟ではなく、この山岡鉄舟さんでした。



西郷隆盛、勝海舟の会談を実現させて江戸城の無血開城に導くために、その当時幕府側からいうと敵方である東征大総督府参謀の西郷隆盛の元へ、『朝敵徳川慶喜家来、山岡鉄舟、総督府へまかり通る!』と大声で名乗りを上げながら敵陣の中を堂々と通り抜け、無血開城のための徳川慶喜の恭順(命令につつしんで従う)の意を伝え、その目的を果たされました。



後に、西郷さんは鉄舟さんのことをこう賞賛したそうです。



『金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない』と・・・。



実は、今回のテーマの「この人の言葉」は、西郷さんのこの言葉ではなく、西郷さんがいわれた言葉のような活動をしようとしている(してきている)方がおられますので、ここではその方を紹介したかったのです。



その方は、私のこのブログでもメタンハイドレートでの活動を紹介しています青山繁晴さんです。
過去のブログ記事
★未来への希望の光~メタンハイドレート~
★世界はすぐに、あらゆる分野においてよりよく変化できるのだが・・・



青山さんは政治記者時代から今まで、各政党から出馬の打診が7回あったそうですが、今回の参議院選挙では、やむにやまれぬ思いで自民党から出馬されました。それは、与党の方が国に直接提言できるため、また与党でありながら癒着の権化、利権構造そのものである自民党を内側から食い破るために出馬されて、党からの支援団体の要請も何もかも断り、ご自分一人で運動され481,890票もの得票数で当選されました。内4票は私たち家族も入れました。特に、私の娘は青山さんが出馬したことを伝えると、選挙最終日に近くでの演説を聞きに行って、飾らぬ真摯な人間性と言葉がすごく心に響いて握手までして来たようでした。



私は、政治組織はあまり好きではないのですが、この方の「世の中をよくしたい!!この国をよくしたい!!」という思いは心の奥にビンビンと伝わってきますので、自民党の議員にはなられてはいますが、今までと変わらず、この方の活動を応援したいと思っている次第です。



国会には誰よりも早く出て、参加できる限りの部会に参加して発言されています。そうすると、民間の時代には官僚は会ってはくれても、提言したことが形になることは絶対になかったようですが、国会議員になると官僚がしっかりと聞いてくれて(聞いてくれない省庁もあるようですが)、すぐに提言を形にしてもらえるようです(してくれない省庁もあります)。青山さん自身も、このことで国会議員になってよかったとおっしゃっています。



青山さんのこの国をよくするためには、金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬという活動の一端をネットでは試聴できます。もしも、彼の最新の活動やその言動を聞きたいと思われる方は、以下のYoutubeの動画を視聴してみて下さいませ。



社会や世界の情勢についてもご自分が直接集めた実体験の情報からの話ししかされませんので、とっても参考になります。ただし、「一緒に考えましょう」と、青山さんが自分の頭で考えることを奨励されているように、彼が話している内容と違う意見の所が私自身にもありますので、鵜呑みにしないで自分の頭で考えることを意識しています。



実体験主義の青山さんのお話しからは、ほんとうに命をかけて活動されている思いが伝わってきます。(関西のおっちゃんですから、所々面白い楽しいところも伝わってきます(^_^))


★【公式】真相深入り!虎ノ門ニュース
「真相深入り!虎ノ門ニュース」では、毎週月曜日の担当でお話しされています。

タイムリーなニュースの裏にほんとうは何が隠されているかをしっかりと解説して下さる流れがメインですので、この分野にあまり興味のない方にはちょっと難しく感じられるかもしれませんが、青山さんの議員としての活動や国会などのお話しについては、1時間少し経った頃に行う「トラ撮り」という写真を交えたコーナーで、今まで誰からも聞いたことがなかった官僚についてや国政の裏側の興味深いお話しを熱く伝えて下さっています。

与党である自民党を内側から変えようと、党の政策や動きについても、間違っているものには間違っていると公然と言いながら命を懸けて本気で動かれていることがヒシヒシと伝わってきます。番組内では、一般メディアからは絶対に知ることが出来ないお話しがたくさん聞けます(^_^)



【 2020年7月28日 追記 】
議員活動が超多忙なため、残念ながら真相深入り!虎ノ門ニュースの参加はなくなりました。しかし、昨日からYoutubeにチャンネルを開設されて動画配信を始められました。ご興味がある方は是非試聴してみて下さいませ。『青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会』

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2022年の選挙期間中の現在、上記のチャンネルで街頭演説動画が毎日配信されています。



【 2022年7月13日 追記 】
青山さんは、373,861票で自民党比例区得票数第3位で当選しました。
私は、将来的に「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」(お金、円がデジタル化される)が実用化されると感じていましたが、青山さんは選挙期間中のまるで大学のゼミのような演説の中で、中央銀行デジタル通貨が実用化された時に決済税を導入すれば、一決済について0.3%の税で税収が今の倍になると(個人的にはまだ詳細が明かされていないため、理解し切れていないのですが)財務省関係者と試算しているようです。そうすると、所得税や相続税、固定資産税等々の他のすべての税金がいらなくなるといっていました。他にも、様々な日本経済を上げるための(もう水面下で動いている)超具体的な提案もされていました。

そして、演説の中では2024年の自民党総裁選への立候補も考えているともいわれていましたので、メタンハイドレートを始めとして今までの日本に(世界にも)なかった様々な革命的な改革をしていただきたいと願っています。


ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com



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立花大敬さんのお話~心を軽くする、宇宙の中心軸と自分の肉体の中心軸を合わせる

2020年06月25日 | この人の言葉


前回から使用させて頂いています上の絵は、敬愛する立花大敬先生が描かれたものです。お目にかかると、ほんとうに心地のいい、そばにいるだけで、イヤ遠くにいても同じ部屋にいるだけでも、先生の心地のいい波動が伝わって来て心身が緩んでいきました。


先生は、「自分のダメさ、弱さ」を究極に受け入れて、本質と一体になることでご自分を昇華させた方だと私は感じています。

(Youtubeでも先生の動画を見られますが、動画ではこの感覚が伝わりにくいのが残念です。最近のものでは、音声だけですが「立花大敬 音声講義Vol.1 『コロナと太陽と日本人』」があります。物理の先生ですが、機械は苦手なようでご自分で録音される時に、最初オロオロされていますが、それも隠さずにお話されているところがいいです。強くなくてもいい、弱くてもいい。出来ても出来なくてもいい。それをありのまますべて受け入れて、自然のまま、そのままでいいのです(*^_^*) )


ご著書には、『2万人の人生を変えた23通の手紙 ~夢をかなえる「いちばん簡単な考え方」』、『あなたの夢を実現する 人生飛行術』、『古事記開運法 ~日本最古の書からの真のメッセージを知れば、神様はあなたを助けられる!』など多数あります。


大敬先生のプロフィールです。1948年、大阪府生まれ。大阪大学で生物工学を専攻。在学中の19歳から禅の世界に入門し、曹洞宗の内山興正師や臨済宗の角倉蘿窓師などに指導を受ける。42歳の時に伊勢神宮で奇跡体験を経て洞察眼を得る。以後、神道の研究も深め、神社神職にも支持者が多い。1993年には久留米大学附設高校の物理の教師となり、その後、同校の教頭職もつとめた。20年にわたり、『元気アップ禅の会』で実践指導に携わる。(この高校は全国トップクラスの難関国公立・私立大学へ毎年多くの合格者を輩出していて、卒業生にはホリエモンこと堀江貴文さんやソフトバンクの孫正義さんがいます。先生は禅の宗派に入門されていましたが、今はどこにも属していなくて、宗教も宗派も包み込んで、それをも超えたところで真理を体現しておられます)


先生のご著書の中ではよく「想いの実現」の話が出て来ますが、『元気アップ禅の会』でも以下のようなお話をされています。


わかりにくい部分もあると思いますので、最初に少し要約をしますね。


人間の運命や想いの実現においても、ニュートンの運動の法則が当てはまります。①[力]=②[質量]✕③[加速度]です。①[力]=意志の強さ ②[質量]=心の重さ ③[加速度]=想いの実現のスピード、運命転換の度合いという感じになります。これを踏まえて先生のお話は進みます。


転載開始 -------------------------------------------------------------------------
『(これを)人間の運命に適用すると[加速度]が大きいほど運命の方向転換が大きくなります。だから、「運命をこう変えたい!」と思ったら変わります。


[加速度]の大きさは何で変わるかというと、[質量]です。同じ[力]でも[質量]が大きいと[加速度]は小さくなります。


だから、[質量]が小さくなるほど[加速度]は逆に大きくなって、人間の運命でいうと、[加速度]が大きくなれば想いを実現するスピードは速くなり、運命も大きく方向転換できるようになります


では、心の世界では[質量]は何に相当するかというと、心の重さです。


重たい心だと[質量]は大きくなり、軽い心だと[質量]は小さくなります。


では、[力]というのは、心の世界では何に相当するかというと、これは意志の力です。「こうしたい」という意思の力が強いほど、[力]は大きくなります。


そしたら、運命転換と実現のスピード[加速度]も大きくなるんですけど、どれだけ意志の力[力]を大きくしても、心の重さ[質量]が大きいと、「運命は全く動かない、全く方向変えることができない」ということが起こります。だから、心の重さ[質量]を小さくしたらいいんですね


日常生活では「[質量]が大きくて、なんぼ力を加えても、意思を強く持とうとしても、方向を変えられない」ということがあるでしょう。(それと同じです)』

転載終わり -------------------------------------------------------------------------


ちょっとわかりにくいかもしれませんが、要は心が重たくなっていると運命が変わらない、変えることができないということです。ですから、心を軽くしましょう。そうすると、こうしたいという意志の力が強くなり、運命を変えることができますよということで、そのために大敬先生は坐禅を勧めておられます。


転載開始 -------------------------------------------------------------------------
『坐禅の世界に行くと重荷が降ろされるので、地上の重荷のない世界で方向転換を達成して、地上に戻ってくることができます。そうすると、地上世界に戻ってきてまた重荷を背負っても、運命の方向転換は達成されているので良い方向へと向かっていきます。それに坐禅をしていると心がほどけて軽い心になっていって、日常での[質量]もどんどん小さくなっていくのです』(そして、)『重たい心は冷たく暗く頑なな心で、軽い心は暖かく明るく柔らかい心です』(とおっしゃっています。)
転載終わり -------------------------------------------------------------------------


大敬先生の坐禅の会は、東京、京都、福岡で開催されています。(現在は新型コロナの影響で休止中)


私も坐禅を行ってみたいのですが、近くでの開催がないためなかなか行けません。「では近くの禅寺でいいのでは?」と思われるかもしれませんが、警策(きょうさく)という棒でバチンと肩を叩くやり方のものは私個人としてはイヤなのです。大敬先生の禅のやり方は、緩みながら思うように自由に座るというやり方ですから警策はありません。先生はこれを大敬式禅と呼ばれています。(禅宗では「公案」という問題を解いていくことで既成概念を壊していくという方法をとります)


要は、自分の内側の深いところにつながっていけばいいのですから、個人的には禅も「瞑想」であると思っています。


瞑想で一般の方ができる方法でいいますと、以前にこのブログでもご紹介しました「マインドフルネス瞑想」が気軽にできるものだと思います。また、私が38年前に習った「超越瞑想(TM)」もとても有効な瞑想法ですので、お勧めです。(超越瞑想につきましてはネットで検索してみて下さいませ)


超越瞑想(TM)は一度、「TMを教えるための教師になりませんか?」とその先生からインド占星術を観ていただいた時にお誘いを受けました。占星術でもそのための資質がハッキリと出ていたようです。光栄なお誘いだったのですが、今の仕事も行っていましたので実現には至りませんでした。教師になっていれば、また違った人生が広がっていたかもしれません(*^_^*))


話を元に戻しますと、大敬先生は坐禅(瞑想)で至る境地を以下のような表現でされています。


これは、著書「大敬先生《しあわせ通信》第五集 楽々 いのち」の巻末に載っていた久留米大学附設高校での生徒からのインタビュー記事です。『宗教をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』というテーマで色んな先生にインタビューした中の大敬先生の回ですが、これがとても深いです(^_^) 大阪弁すごいけど・・・(^_^;)


転載開始 -------------------------------------------------------------------------
『(イ=インタビュアー)

(前略)

イ:さっきからいまいち掴めてないんですが、禅をやってる人にとっての神っていうのは何なんですか。大自然の流れのようなものであって、拝んだりする対象はないということですか。


大敬:そうよね。坐禅するやろ、そしたら、変ないい方やけど、宇宙の回転軸がわかるわけよ。どこを中心に回転しているかいうのが何となく感覚的に掴めてきて、その回転軸と自分の肉体の中心軸がピタッと一致した時に、すごい、何ていうの、いい感じ(笑)。いい感じになるわけよ。だから、宇宙の回転軸(中心軸)、それが神やで。その神と僕が一体化するっていう神人合一。それはキリスト教でもイスラム教でも言うし、全然変わらない話だと思う。だから方法論としてスーフィー(イスラム神秘主義の一派)みたいに体を回転させることによって宇宙の回転軸を発見するというやり方もあるやろ。坐禅は座ることによって回転軸を発見していく。キリスト教なんかの祈りの場合は、急に宇宙の回転軸とか言われてもわからんから、基本的にまず外におくわけよ。神として人格化して。そして自分がここにおって、その神と対話して祈ることによって、命を一つにしていって、最終的にはピタッと軸を一緒にする。まず外に人格化するっていうのが心理学的におもしろいやり方だと思う。自分の中にある要素っていうのをまず外に見てみて、それと対話をすることによって一つになっていくっていう。まず一回外に置いて自分と切り離したほうが、本質がよく見える。例えば、仏教で観音様とかいうけど、そんなん最終的には自分のことやねんけど、一応外に置いといて、自分のようなエゴの多い人間と切り離したすごく聖なるものを一回作っといて、それと話ができるようにしといたら、向こうはどう言う、こっちはこう言うっていうように対話することによって、段々ひとつになっていく。内にあるものを外在化する、そういうやり方。キリスト教もそういうやり方の一つやと思うけどね。


イ:はあー。宗教というのは自分を見ていくための方法ということですか。


大敬 そうやね。最後は〈自分が自分である〉っていうところに落ち着くんやと思う。そのためにいろんな神話が必要になるわけや。禅には禅の神話があるし、キリスト教にはイエスの神話があるし、イスラム教にもあるし。今はほんと、まやかしみたいな宗教がいっぱいあるから、不安がられてるけど、やっぱり人類の一つの文化やんか、宗教って。だからこれを無視はできんよね。

(中略)

イ:(禅は)初めが自己否定ということからして、自分も全体の流れの中の一点という意識が強いんですかねえ。個としての人間と社会の中での人間という、人間の二面性のうちの後者を重視しているってことなんでしょうか。


大敬:うんっと。社会っていうのはもう人間の中の認識で作ってる世界だと思うんよね。


イ:ああ、確かに。


大敬:僕の言ってる流れというのはもっとでっかくて。社会っていうのも一つの約束事で、それを取り外したところでもっと大きな流れがあって、その大きな流れの中心というのがある。それが実は自分であるっていう…。最初は別々かもしれんけど、最終的には「個」っていうちっちゃなちっちゃな、宇宙の中のほんとどうしようもない、こんなおってもおらんでもいっしょのような感じだけど、坐禅してるとわかってくるのは、実は大きな大きな流れの中の中心が自分やったんやと、そうなってくる。でも、大きな流れの中心が自分だといっても、その自分も本当は無いんだと。何でって、渦巻きがあったとして、真ん中は中心になる軸や核のようなものは何もないやろ。ただ渦巻きがあって、真ん中に虚空があるというかね。

転載終わり-------------------------------------------------------------------------


大敬先生のお話はおもしろいです。私は好きです!


その通りだと思います。行き着く先は、『自分』しかいないのです。


「私」がありのままの「私」であること。

そうであることだけで、

たったそれだけで、

私(あなた)は世界に貢献しているのです。


あなたがあなた自身になられることをお祈りいたします。


ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com



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時代の大きな変化を予兆するお話し

2019年02月04日 | この人の言葉
立春です(*^_^*)/ 


大変、久しぶりのブログになります。今回も、ちょっと長いですがよろしければお読み下さいませ。


時代の大きな変化を予兆する内容だと思います。つい最近、友達から聞いて知った高野誠鮮(たかのじょうせん)という方のお話しです。(一番下に動画も紹介しています)


不可能を可能にする心構えやそのための有効な方法、時代を切り開いていく気概も与えて下さる方です。また意外なところでは、驚くようなUFOに関するお話しもされます。ただし、UFOに関しては信じる信じないは別にして(私は何度か見てしまったので信じていますが)、固定観念を外して反対側にある事実も直視しありのまま物事を見ることで、意識の転換を促そうとする時代の流れが来ているように感じています。


高野さんは、以下のような肩書きを持たれています。


『1955年、石川県羽咋市生まれ。科学ジャーナリスト、テレビの構成作家などを経て、実家のお寺を継ぐために日蓮宗僧侶となり、同時に羽咋市役所に勤務する。2005年、過疎高齢化が深刻な同市神子原地区を年間予算わずか60万円で立て直すプロジェクトに着手。ローマ法王にお米を献上するなどして、4年後に限界集落からの脱却に成功し、スーパー公務員と呼ばれる。NASAから月の石やロケット、旧ソ連「星の街」から宇宙機材などを入手して宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」を建設。UFOを研究するアメリカ、ロシアの科学者とも親交が深い。人工衛星を使っての米の食味値や田んぼの農薬や放射能の影響などを測定する技術の導入、無肥料無農薬の自然栽培を農協が後押しする等、不可能と思われることを次々と成し遂げる。


立正大学客員教授、1994年から2006年3月31日まで金沢大学理学部大学院等の講師も務めた。2016年から新潟経営大学特別客員教授となる。東京大学朝日講座講師、京都大学公共経営論講師など非常勤講師も務めた。人事院国家公務員研修センター、東北自治研修所等で講師も務める。元・羽咋市教育委員会文化財室(歴史民俗資料館)室長(館長)。富山県氷見市地方創生アドバイザー。


主な著書:
『ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?』(講談社刊)
『日本農業再生論「自然栽培」革命で日本は世界一になる! 』(木村秋則氏との共著、講談社刊)
『UFOとローマ法王、そして自然栽培 空飛ぶ円盤で日本を変えた男』(学研プラス刊)』

※『ローマ法王に米を食べさせた男』は、「ナポレオンの村」という題名でドラマ化されました。以下のサイトで高野さんがされてきたことのあらすじがわかります。これがまた大変に!面白いです。
ナポレオンの村-実話のあらすじとネタバレ


無農薬農業を提唱している奇蹟のリンゴの木村秋則さんは、農薬を売っているJA(農協)からのバックアップで無農薬無肥料栽培の指導を行っていて、この通常では絶対に考えられない流れは一体どのように始まったのだろうか?と不思議に思っていましたが、それをつなげた張本人が高野さんだということを知って大変驚きました。
(木村さんのことは、このブログではかなり前にこの人の言葉(4)で、紹介しています)


あるネットサイトのインタビューでは、こんな話しをされています。


『人間の細胞は利他主義なんですよ。慈悲利他という行為をやっているんです。自分が消滅するときに、自分が持っている余剰エネルギーを他の細胞に与えて消滅するので癌と違うんです。癌だけは、「俺のとこにもっと栄養をよこせよ!もっとよこせよ!」と言って、まわりの細胞を騙すんです。「俺、悪い奴じゃないよ」と騙して、自分たちだけが深いところまで潜り込んで、酸素の届かないところまで行って栄養を盗むだけ盗んで、気が付いたら母体が死ぬんですから。これが癌のやり口です。利己主義です。


体は人間の生き方まで教えています。僕らの脳は愚か者ですよ。馬鹿なんです。でも、体は天才ですから。右手と左手は絶対喧嘩しないんですね。だから、究極の理想は何かというと、会社でもなんでもそうなんですけど、一個の人間なんです。右手と左手が喧嘩しているような会社だったら、やがて潰れます。ハサミを持ってきて自分の指を切断しているような会社は、必ず淘汰してなくなります。小指が怪我をしたら、みんなで治そう。これが究極の理想なんです。


これは、一個の家庭でもそうだし、地域社会でもそうだし、会社でもそうだし、日本っていう国全体でもそうだし、地球全体も実はそうなんですよ。ただ、そこに気が付いてない人が多いですよね。発想や思想が、害虫駆除思想なんです。「あいつさえいなければ良い、こいつがいるからいけないんだ」、この思想は間違いですね。農薬を使うのもそれと同じですね。「この害虫がいけないんだ」と言って、農薬を撒く。いけないものはこの地球上に最初から生きてこないでしょう。何かの役目があるんです。そこに気が付いてないだけなんです。ですから理解の仕方っていうか、まあ・・理念や思想の部分がぶれてしまっている。学歴はある、博士号、修士号を持っていたりする人はいる、でも使い物にならない人も多いんです。それは元の思想が間違っているからなんですよ。』


『今アフリカやアジアに拠点を作るのを進めていて、自然栽培を"ジャポニック"と命名して、世界に持っていきたいんですね。閣僚の関係者と色々と話をしていますが、農業がTPPで唯一勝てるんじゃないかと思っています。しかも、相手が喜んでくれる。オランダに肩を並べるだけでこれが40倍以上に伸び上がるんですから。こんな急成長する産業を見逃す手はない。


日本の国益にも繋がる上に、相手も喜んでくれる。だからこれは推し進めていきたいんですよ。「日本人は車やバイクから家電製品も作ってくれるけど、こんなすごい農作物も作ったのか」と、これを見せることが次の日本の一つの戦略になるんです。他の諸外国から喜ばれるものを作る。相手が嫌なものを押し付けるのは戦略じゃないですよ。そうではなく、相手が幸福になるものを押し付ける。むしろ「日本人よ、売ってくれよその野菜。そのお米、僕に売ってくれよ」と言ってもらうレベルにする。』


『「我々(外国人)が作り出す野菜は腐っていく、でも日本人が作った野菜は枯れていくぞ」と外国人を驚かせたい。本来の野菜は枯れるべきですが、今は農薬のせいで、ほとんどの野菜が腐りますよ。つまり、それは食べちゃいけないものなんだということなんです。だから大なたを振って変えないといけない部分です。


農林水産省とは組めないですよ。OBが薬剤メーカーや肥料メーカーに出向して繋がっていますから。ちなみに、肥料メーカーは大体は元軍事産業です。もし、「農薬要りません、肥料要りません、除草剤も外部資材もなんにも要りません」と言うと、明治維新以降習ってきた西洋の農業学を、根底からひっくり返しちゃうんです。それを日本人が確立しちゃったんで、僕はそれを『ジャポニック』と言っているんです。自然栽培はオーガニックを凌駕してしまっているんです。


この改革は、急にやると反発が物すごいんです。要するに、「大学で教えている先生方、それ間違っています」と言うのと同じですから。「有名大学農学部が今まで教えてきたことは間違っています。違うことを農学部で教えてきました」って話になっちゃいますから。そこをゆっくり紐解きながら、アカデミックな世界を作っていかないとどうしようもない。日本は権威に弱いんですよ。だから僕は世界の権威ある有名大学、例えばスタンフォード大学とかと絡みながらやっていきたい。反対する連中はすぐに東京大学を担ぎ出すんです。日本の中では有名かもしれないけど、世界で32番目ですよ。ろくでもない大学です。ま、そう言っちゃ失礼かもしれない(笑)。ハーバード大学などとも組んで、海外の大学の博士が来日した時にわざわざ来ていただいて、現場を見ていただいたんです。そういうことをやっています。』


『医師団とも協力することで、自然栽培のもたらす良い影響を色んなところに波及できると思っているんですよ。例えば、微生物医学なんてことを考えられるんです。新しい分野ですね。これにも興味を示している医者がいるんです。まだアカデミックなところでは発表できないんですけど、自然栽培で末期癌患者5人の『癌』がなくなっているんです。『癌』が消えたんですよ。本人ではなく末期癌がですよ(笑)。余命いくばくもないと言われている連中が、農薬も肥料も除草剤も使っていないものを摂取することで。これは食道系だけなんですけどね。胃癌とか大腸癌とか。これは、もう微生物としか考えられないですよ。


木村秋則さんによって作られ映画にもなった奇跡のリンゴ、これは農薬を撒いてないんで土中微生物を吸い上げてるんです。樹幹から入って、リンゴの木の中に。だから電子顕微鏡で見ると微生物だらけなんです。気持ち悪いんですよ(笑)。ぐちぐちぐちぐち動いているから(笑)。この微生物は農薬を使ったリンゴには、ほとんどいないですから。だから、大気中に出した瞬間に腐り始める。


4,000立米の中に2トンという土中微生物がいるんです。そのことが一つも考えられていない。地面の下はただの石っころ、何もいないと思っている。その前提で進められてきたのが、欧米の農業学なんですよ。でも、木村秋則、福岡正信、そして岡田茂吉。この日本人たちは「農薬も肥料も除草剤もいらない。これらの外部資材を投入しなくても、農業が出来るんだ」ってことを言い続けてきたわけです。


そして、ついに木村秋則さんが11年間もかかって、この自然栽培を体系化しちゃったんです。彼は「これをモデルに作って下さい。私、特許ないから」って言いながら普及活動をやっていて、農協で生徒募集して実戦で教えているんですね。これはエポックメイキングなことなんですよ。「今まで何百年間教えられてきたことが間違っています」ってことと同じだから、これは大変なことなんです。その土中微生物、目に見えない微生物が人体でどう働いているのかってことは、学界や医学界での解明すべき一つのテーマになってきています。最近だとアメリカの研究の方が先行してきて、本家本元の日本が遅れてるんですよ(笑)。そこに気が付いた医師がいるんで、「まず着手しようよ」と声をかけています。』


『ただ、この研究を表立ってやると、薬剤メーカーからの圧力がすごいんです。抗癌剤使ってると、大体年間1千万円ですよ。それが、この食材を食べたら、それだけでも良くなるかもしれない。薬剤メーカーも農薬メーカーと繋がっているんです。そういう部分があるので、厚生労働省の一部と喧嘩することになりますよ。獅子身中の虫っていって、政府の中にとんでもないやついますからね。


自国で食べさせる毒入りのものを、「これは安全です」と言ったら、既にその国は終わっているんです。だって、自分の家庭の中で奥さんが毒入りのものを旦那に食わせ始めたときには、既にその家庭は崩壊しているでしょう。


厚生労働省は「遺伝子組み換え安心です」ってチラシ作ってます。その担当官と大喧嘩したんですよ。「遺伝子組み換え反対じゃないですよ。あー良いですね。お子さんいらっしゃいますか?」って聞いたんです。そしたら「います」って言うんです。「じゃあ毎日食べさせてください」って言ったんですよ(笑)。固まってました(笑)。「今日はいい成績取ったね、遺伝子組み換えの大豆をあげよう」って食べさせてあげて下さいよって(笑)。「明日は遺伝子組み換えのトウモロコシ。今日は遺伝子組み換えの小麦で作ったパンをあげよう。そうやって毎日食べさせて、2年間したら我が子がどうなるのか見てください」って。「もしそれが出来ないのなら、チラシ変えてください」って。すると、「アメリカのFDA(食品医薬品局。保健福祉省属の米国政府機関。食品添加物の検査や取り締まりや、医薬品の認可などを行う)が許可してるから」って言う。


FDAってところの局長は、どんなに政権が変わっても一つの民間の会社から出てる人じゃないですか。だから回転ドアって言われている。すると今度は「いや、東京大学の先生が・・」って言う。「じゃあ、戦後の日本人の魂を金で売った大学の教授って後々書かれますね」って(笑)。正しいと思えば抵抗したらいいのに、それをしないんです。「いや、上司が」って言って。確かに大臣でさえも脅されますからね。でも日本は敗戦国になっただけで、属国になったわけじゃないですよ。その辺をちょっと考えて、相手も嫌な奴でも喜ぶようなことを考えないと駄目なんだと。勿論、アメリカは敵じゃないですよ。アメリカを動かしている連中が敵の場合はあるんですが(笑)。』



ちなみに、このインタビューの「編集後記」もよかったです。
『高野氏の纏う雰囲気には大物感がある。ただ、その大物感は寛容性をも持ち合わせ、厳しい表現をする際でも言葉とは裏腹に、人間の心の弱さに対する優しさや寛容さも垣間見えた。高野氏は貿易でも相手が欲しがるものを売るべきと仰っていた。日本人の勤勉さは必ず、農業の技術をさらなる高みへと引き上げていくことになると思う。そんな"世界を動かす農業"が日本の未来に待っていると思うと、とてもワクワクする。


西洋文化が主導したグローバル化によって、世界的にモノカネに心が縛られるようになった。今の世代を生きている私自身も否応なく経済の論理に巻き込まれているのだと思うが、今後その『経済至上主義』の価値観は『稼ぐ』から『喜ばれる』に強く切り替わっていくと思う。海外に住んでみると、「日本が格差社会だ」というのは全くの的外れで、日本人は経済格差や教育格差が小さい類まれな国だと思う。


マズローの欲求説など、一定の安心や安定をもとに人は精神性を高みに上げやすくなるという話がある。世界的に恵まれた環境にいる日本人は、その役割を果たすことができるのではないだろうか。日本人がモノカネに支配された精神性を次のフェーズに上げ、世界の見本として立ち振る舞える時が近いうちに来ることを心から願うと共に、まずは自分自身がそうありたいとも思う。


それは恐らく、高野氏が言っていた『Re-Origin』、即ち、何のためにという『原点回帰』が重要なことなのかも知れない。』

以上、ネットサイト「地方自治体を応援するメディア」のインタビュー記事より。


私も最近よく思っています。人間が生きていくためには食べなければならないから、これからは昔のように第一次産業が主流な産業へと戻っていくべきだと感じています。農業においては、腐敗しない本来の自然な食べ物の生産です。日本人は、江戸時代に完熟肥料を使ってそういう作物を作っていました。


それから、いきなり怪しい話になりますが(笑)、高野さんは理系の大学生の頃に航空宇宙の分野に強く興味を持つようになり、そこからアメリカには地球外知的生命体探査学(SETI学)という学問があることを知りました。その当時には地球外知的生命体やUFOなどはまったく信じていなくて、そんなものがいるわけがないのに、なぜそんな学問が存在するのか、もしも、いるとしたらどこまでわかっているのかを知りたくて、アメリカのそれをやっている大学に調査に行ったそうです。


そうすると、あまりに専門家からの様々な証言がたくさんあるので信じざるを得なくなったようです。その後テレビの構成作家をしている時に、地球外知的生命体探査学、UFOやそれに関わる宇宙開発に関わる研究をしている人たちや宇宙飛行士たちに直接会い、彼らから全部話しを聞いてきたそうです。


高野さんは若い頃から、疑問に思ったら外国でもどこでも直接本人に聞きに行くのだそうです。「自分が本人に会うか、本人に直接会った人の情報しか信用しないので、本からの情報は信用していない」とおっしゃっています。(これは私が重要視している実体験主義です)


YouTubeの動画の中では、次のような話しもされています。


『僕は宇宙飛行士とも仲がいいのです。既に亡くなりましたが、一番最後のアポロ17号の船長、ユージン・サーナンのテキサスの自宅にまでお邪魔したことがあります。


面白かったのは、彼は大きな声で「UFOなんかいるわけないじゃないか」と言って否定するのです。その後に戸棚からそっと本を出して、あるページを開いて指さすんです。そこにUFOと書いてありました。それは軍人が持つ隠語表です。表紙には「G2マニュアル」と書いてありました。


UFOを地球から離れて地球圏外に出るまでに発見した時には「ボギー」と言え、地球圏外から月の軌道上に行くまでには「スカンク」と言え、月面の軌道上に乗ったら「サンタクロース」と言えと書いてありました。ボギー、スカンク、サンタクロースというのはUFOの隠語です。「ほら、いないだろう」と言って、彼は指さしました。家の中に盗聴器があると思っていたのでしょう。だから大きな声で「いるわけないじゃないか」と言って、僕に指さして見せてくれたのはコード表でした。本当はいるんです』


『ジェミニ5号の宇宙飛行士ゴードン・クーパー船長を名古屋にお招きして、寿司屋で色々な話をしたこともあります。公のインタビューでは、「UFOなんていません。私は知りません」と言っていたのに、ご飯を食べている時は「UFOはいる」とか「月には構造物がある」と言うんです。これは後で分かったのですけど、箝口令があるんです。これを明文化したものもあります。ムーンダスト計画(宇宙飛行士がUFOを補足した場合にどのように報告するかの義務規定)なんかもそうですけど、本当にすごいです。だって(言うと)科料、もしくは懲役になっていますから。下手に言えないです。UFOが実在するとか、見たとか、月の上で変な建物を見たとか、ものすごい高いタワーがあったとか、そんなことは言えないです』


『ケネディ大統領がホワイトハウスの中で政権を支える幹部全員を集めて行ったスピーチの原稿を手に入れました。これを見てみると「もはやソ連と争うべき時代でない」とはっきり言っています。「未知なる、地球外からの脅威と対峙しなければならない」という言い回しも出てきて、「私は近々これを発表する予定だ」とまで言っています。その1週間後に殺されたんです。


マッカーサー将軍は、陸軍士官学校の卒業式でのスピーチで、これとまったく同じ発言をしています。ホワイトハウスでケネディがスピーチしたその場に、マッカーサーがいたことは間違いありません』

(ケネディは、中央銀行のFRBは政府の持ち物ではないので、政府発行紙幣を流通させました。そのことでも発行権を握っている人たちからもうとまれていたようです。実は中央銀行というものはそのようなものです)


『NASAでUFOの研究をしている人は沢山います。僕が知っているNASAのエイムズ研究センターのリチャード・ヘンツ博士なんかはすごいです。海軍もそうでした。僕は軍人あるいは科学者たちと直接会って、色々な協力を求めたりしてきたので、言われていることと現実は全然違うことも分かっています。


日本の大学では、ユーフォロジー(UFO学)を教えていません。文部科学省が認可しない限り、教えることができないのです。アメリカでは、スタンフォード大学やハーバード大学など、日本の大学よりはるかにレベルが高いところで教えたり研究したりしています。でも、日本は一切していないのです』

YouTube「高野誠鮮の開星塾 プロローグ 第一部「UFOは不都合な真実」」等より


他にも、ウ・タント事務総長時代の国連でもベトナム戦争が終わったら次はUFO問題だと、第35回特別政治委員会の126号議案にUFOのことが議題として上げられて公文書で残っているとか、アメリカ空軍士官学校の教科書「宇宙科学入門 第2巻」の33章にはUFOに関することが1章丸々使って書かれていた等々・・・、たくさんの驚くような当事者、関係者から直接聞いた内容を話しておられます。


YouTubeでは様々な動画がありました。ちょっと長いですが、聞いているとどんどんと引き込まれる実体験の驚きの話しばかりです。


地球の内側にも外側にも、視野と見識を広げて、人類が一つになって行く時が来ているのだと感じています。


よろしければ、時間を見つけて是非視聴してみて下さいませ。


TBSテレビ『夢の扉+』 スーパー公務員~ドラマのモデルになった男! 次なる挑戦は、あの「奇跡のリンゴ」農家と起こすニッポン改造!?〈23:25〉

高野誠鮮の開星塾 プロローグ 第一部 「UFOは不都合な真実」〈50:33〉

高野誠鮮の開星塾 プロローグ 第二部 「地方創生」〈50:36〉

高野誠鮮の開星塾 プロローグ 第三部 「自然栽培という希望」〈51:30〉

高野誠鮮氏 in 天草 20160820「実現力をUPする!」〈2:30:41〉※会社経営者や組織を運営している方は是非視聴されるといいと思います。成功のための超ノウハウ満載のお話しで、元気の出る動画です。

ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
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海洋冒険家 白石康次郎さんの言葉

2018年02月17日 | この人の言葉
海洋冒険家で白石康次郎さんという方がおられます。


白石さんは、ヨットでの単独無寄港無補給世界一周に挑戦して二度失敗した後、26歳の時に成功し史上最年少記録を樹立しています。176日間の航海でした。


また、ヨットで世界一周をするレースにも何度も参加しています。それもシングルハンドといってたった一人単独で航海をするレースです。


たった一人で航海するので、その間、たとえどんなことが起ころうとすべてを自分一人で対処していかなければなりません。一人ですから、海に落ちても、もうそれで終わりです。


ですから、シングルハンドのレースでは、どんなに辛くてもどんだけしんどくても、船には逃げ場がないから、耐えるほかありませんし、とにかくやらねばならない作業を着実にしていくしかありません。


それから、ヨットレースに参加しても賞金は少なく赤字にしかならない上に、何億ものお金が必要になります。したがって、資金はスポンサーに頼るしかありません。そのため、基本的に一人でスポンサー探しに尽力しなければなりません。


私はたった一人で一切逃げ場のないレースに参加している白石さんがどのような思いを持って、何を大事にして生きているのかに大変興味を持ちました。


そこで、彼が著している本を読みました。その中から、心に響いた言葉を少しここに紹介したいと思います。私たちの人生も結局はシングルハンドのレースと同じようなところがありますから。


『「人生で大切なことは海の上で学んだ」 白石康次郎著 大和書房』より
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【マストの一番上にある風速計が壊れて修理のため】マストに登るときは、乗る前と降りたときに必ず、大会本部に報告しなければならないと決められている。命綱をつけていくが、なかには、マストの上でパニックを起こしてしまい、スタック(動けなくなってしまうこと)してしまうことがあるからだ。


そうなったら、もう、自分ではどうにもならない。この場合は近くにいる船に、すぐに助けに来てもらうことになるが、それでも救助まで二、三日はかかるだろう。


僕のヨットのマストは十九メートル。途中、スプレッダーという腕のように出ている部分のないタイプ、てっぺんまで一気に上り切らなければならない。ヘルメットをかぶり、激しく揺れる中を、登山道具を使って一歩一歩、確実に登っていく。


マストのてっぺんでは吹き飛ばされないように注意しながら計器を交換し、古いテープを剥がし、シャフトを固定しているネジを外す。この間も、マストにしっかりとしがみついていなければならないから、すべての作業は片手作業で行うことになる。


だが、とにかく、交換工事は完了。


それから、また、強い風にあおられながら、一歩一歩、マストを降りる。マストは登る時よりも降りるときのほうがずっと大変なのだ。十cmぐらいずつ小刻みに足を動かし、二時間以上かけて、命がけの作業を終えた。


崖っぷちに立った時、一番いけないのはパニックに陥ることだ。南氷洋でマストに上る。そんなこと、陸で想像するだけで嫌になる。だが、やるしかない!しかも、単独行だ。やるのは自分しかいない。これもどうしようもない事実なのだ。


そんな時は、目の前の一つ一つの作業に集中し、他の事を考えないようにする。一歩、また一歩と足を出す。テープを剥がすときはそのことだけに。ネジを止める時はネジに全神経を集中する。


目の前のことを一つ一つ進めていけば、どんな難題だっていつかは終わっている。乗り越えることができるのだ。



焦ったり、先を見て、不安になったりすることは避けること。
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【山脈のような波と立ち向かうときと】同じぐらい怖いのが、意外にも、毎日の小さなストレスなのである。例えば、身につけている物が濡れたとしよう。濡れた衣服を身につけていて、気持ちがいいはずがない。こうしたことがモチベーションにも微妙に影響する。


こうした小さなストレスをバカにしないことも大事なのだ。「どんな場合も最善を尽くす」。これは、細部にまで貫徹してこそ、より輝く言葉なのである。


だから、カッパを着るときにも、水の浸入を防ぐためにタオルを首に巻いたり、肌荒れを防ぐためにベビーパウダーやハンドクリームをつけることも怠らない。船内もできるだけいつも整理しておく。シートはきちんとまとめておけば、急いで作業するときに足に絡まり、転倒するという事故を防げる。部品の一つ、工具の一つも使ったら、必ず、元あった場所に戻す。急いで何かをしなければならない時に、探し物をするほど、ストレスフルなことはないからだ。


困難な修理を終えた後など、僕だってくたくたに疲れる。でも、まあ、いいだろう。多分OKだろう、後でちゃんとやろう。こうした気持ちでいい加減な対処をして、何も起きなかったことは一度もない。むしろ、後で何十倍にもなって、自分の身に降りかかってくるのがオチだ。


だから、ちょっとでも気になることがあったら、その場で解決しておくことを鉄則にしている。
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ヨットで世界一周するというような場合、荷物はグラム単位で一つ一つチェックし、できるだけ積載重量を少なくするように工夫する。多くなればなるだけスピードが鈍り、レースでは不利になるからだ。そうでなくても、半年以上の長旅だ。積まなければならないものは無尽蔵と言いたくなるほど多い。


ただ、僕はその中にも風鈴とかシャボン玉セット、ドナルドダックの帽子、本も数冊、好きなCD、落語家のCDなど、気持ちをやわらげるものを持っていく。これらは、僕にとっては必需品だと思うからだ。最初の世界一周の時には、当時、つき合っていた彼女の香水を持っていった。落ち込むと、それを枕に振りかける。すると、元気が出てきそうな気がしたからだ。


日本人は努力とか根性という言葉がやたらと好きだ。もちろん、それも重要なことだ。だが、乗り越えられるものと、乗り越えられないものがある。どんな言葉よりその状況を「楽しむ」という言葉の方が力を持っていると僕は信じている。
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シングルハンドだから、誰も見ていない。それをいいことに、泣いてしまうこともある。


海水をもろにかぶって出てしまった衣服を、大揺れのヨットの中でおろおろしながら着替える。そんな時、「オレは何で、こんなつらいことやっているのか」と自分で自分を呪うことだってある。


もう逃げ出したい。そう思うこともしょっちゅうだ。


だが、どこに逃げていけばいいのか。海に飛び込めば、待っているのは死だけなのだ。


そんな時は、水平線のさらに向こうに視線を放つ。


「いまある幸せを満喫しなさい」。古くからのサポーターが送ってくれたメールにあった一節だ。


つらくなったら、僕は知ってることだけに心がける。そして、自分がいま、子どもの頃から夢見ていた、海を渡っているという事実に集中する。


すると、やがて、「いい年をして、夢の最中にあるなんて、幸せだ」と考えられるようになってくる。


“今泣いたからカラスがもう笑った”ではないが、自分で自分の復活を仕掛けていく。
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人生、自分が幾ら頑張ったところでどうにもならないことは山ほどある。そんな時は、次のいい風が吹いてくるまで待つ他に方法はない。待っていれば、いつかきっと、いい風が吹く日が巡ってくる。
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つらい、逃げ出したい。しばらく休みたい。心がそう求めてる時は、しばらく現実から離れてみるのもよい。間をはずすことも大切なのだと思う。
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何かちょっとした違和感がある。でも、まあ、これでもいいかと妥協して出航すると、必ず、途中で不具合を起こすのだ。
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人生、生きていればいろいろあるに決まっている。だが、そのほとんどは、愚痴ったところでらちがあかず、取り返しのつかないことばかりだからだ。
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時にはあきらめることも必要だ。ただ、僕のいう“あきらめる”はギブアップすることではない。投げ出すことでもない。
「明らかに見極める」。これが本当の意味である。



この“あきらめ”の境地に達すると、次に僕が取るべき行動が明るく照らし出されて見えてくる。
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どんなに失敗しても恥をかいても、いつか自分の風が吹いてくる日が来ることを信じて待ち続ける。そして、その間は、ひたすら、その日のために、自分に力をつけていくのだ。そうしなければ、いざ、自分の風が吹いてきたとき、その風をつかみ、風に乗ってグイグイ前進してはいかれないからだ。
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ここまで転記してみて、白石さんの声とか雰囲気を実際に感じてみようと思って、YouTubeを検索してみました。明るく、元気で、純粋な人柄がしっかりと伝わってきました。いずれも元気が出るお話しでしたので、文字起こししてみました。


YouTube動画「海洋冒険家・白石康次郎の夢と挑戦」より
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白石:(友達に)『俺は生まれてこの方ずっと楽しいよ』といっています。


インタビュアー:どうやったら白石さんみたいに生きられるんですかね?ずっと楽しく。


白石:自分の心のコンパスに従うことです。ねじ曲げない。やりたいことやるの。ほとんどの場合、『やりたいことばかりやっているとダメになる』と、誰かに教わったんだろうね。うちの親からは教わらなかったの。『おまえが決めろ』といって、決めたことには一切文句を言わなかったの。僕は、そのまんまで育ったの。
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変化を恐れない。落ち込むこともあるんだということを知ることです。落ち込んじゃいけないではなく、落ち込むこともあるんです。不運なこともあるし、調子の悪いこともあるんです。


レースは80日間あって、2000時間です。その中ではいいことも、悪いこともあるわけで、悪いことになっても当然です。だけど、必ずよくなるんです。それまでの間をどうするのか、悪い時の流れでは気の流れが悪くなって、自分の感や第六感が鈍くなるので、コンピューターが示した進路に従います。一番無難な進路を選んで落ち着いて進むのです。調子がよくなった時には、人間の感の方が当たります。自分がパッとひらめいたことが当たります。そういうときは直感を信じた方がいいです。


ずっと悪いことはないのです。治まらなかった嵐は一度もありませんでした。悪いからとかいいからとかいって、変化を恐れないで。そういう時なので、悪い時には悪いように走って、いい時には調子に乗らないように、ただひらめきを信じて進めばいいのです。
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(子どもたちへの冒険授業において)
白石:夢の見つけ方、夢の場所だけ教えときます。夢っていうのはどこにあるかというと外にはないのです。


世界一周したいと思ったのは誰が思ったの?


子供:自分。


白石:夢っていうのはどこにあるの?


子供:自分。


白石:そう、自分の心の中にあるの。


子供:頭の中じゃないの?


白石:頭の中にある夢は捨てたほうがいい。なぜかっていうとね。頭っていうのは必ず計算します。損得勘定をはじき出します。この夢やったら得かな。格好いいかなもてるかな。それに走ります。


心の中に思ったものに従うことです。
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YouTube動画「人間最高の力」より
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絶対に敗北に負けない屈辱に負けない。いつも笑顔で、スポーツでは、体の筋肉を動かすが、負けたら顔の筋肉を動かすんですよ。どんなにつらかろうが苦しかろうが笑うんです。決して愚痴らないで言い訳しないで笑って対処するんです。
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ヨットは好きだけど、才能がなくて苦手な方です。一番びっくりしたのは船酔いが激しかったんです。衝撃的な事実です。今でも船に乗ったら吐くのです。一週間吐き続けるんです。ヨットは一人ですから、交代要員がなく二十四時間吐き続ける。地獄の苦しみです。


最初は逃げてたの。何とかこの苦しみを弱点を克服しようと思って、手のツボや耳のツボを押してみたり、いろんなことをやってみたが全然直らなかった。何千回も吐くから、ある日、もう船酔い直すのやめた。俺は船酔いするんだ!吐くんだ!と思った。どうせ吐くんだったら楽しく吐こうと思った(笑)

(中略)

(船酔いも)抵抗しないで、受け入れる。受け入れると、何が起こったかというと、船酔いの主導権を握ったんです。いままでは逃げていたんですよ。逃げていたの。楽しく吐けることで主導権を握れる。


結局人間というのは好きなことをやる!欠点を補うのではなくて、好きなことをやるんですね。『好きなことをやったら不幸になる』『好きなことばっかりやったら不幸になる』そんな大人の言葉にだまされないで下さい。そんな大人にだまされないで。


思い通り行かないという大人には、『あなたの思い方が間違っているんだよ』。計算通り行かない?『あなたの計算が間違っているんだよ』。好きなことを変える必要はないんですね。では、どういう風に思えば自分の夢が叶うのかな。どういう風に計算すればこの目標が叶うのかな。


やっぱり、人間に一番強い、最強の力は好きなことをやる。つまり、笑顔ですよ。平和ってね、笑顔で出来ているのですよ。幸せって笑顔で出来ているのですよ。失敗だ、成功だ、そんなことはどうでもいいのです。幸せになるためには笑顔です。それが一番、人間にとって強い力じゃないかと思います。
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よろしければ、お人柄が感じられる動画もご覧下さいませ。動画で見た方が伝わるものがたくさんあります。なんだか、とても元気になります!自分が好きなことをストレートにやっている、波動のいい、滞りが少ない人のエネルギーです。


YouTube「人間最高の力」15分47秒  
YouTube「海洋冒険家・白石康次郎の夢と挑戦」31分35秒
こんなものもありました。
YouTube「NHKグッと!スポーツ 2017年8月22日 孤高のヨットレーサー 白石康次郎」48分58秒

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俳優 ロビン・ウィリアムズの心

2018年02月08日 | この人の言葉
私は映画が好きで、子供の頃から数多くの映画を観てきました。


好きな俳優や女優も何人かいます。その傾向を自分的に分析してみると、何か深い精神性を感じられる人に惹かれるようです。


その中の一人に、ロビン・ウィリアムズさんがいます。


大変残念ながら、2014年に自ら命を絶たれて亡くなりました。そのニュースを聞いて、大変なショックを受けたのを覚えています。


妻のスーザン・ウィリアムズさんが、彼の死後に明かしたのは、直接的な死は鬱病のためではなく、「レビー小体型認知症」と呼ばれる変性性認知症と闘っていたということです。


レビー小体型認知症は、「認知症のうち、大脳皮質の神経細胞にレビー小体と呼ばれる構造物ができることで起こるもの。物忘れのほかに幻覚症状がある。また、手足がこわばり、運動障害が生じるパーキンソン病に似た症状を伴う」ようで、アルツハイマー型認知症の次に多い神経変性認知症といいます。


ロビンさんの症状は自殺の数カ月前から悪化して、重い不安発作のほか、筋肉の硬直やドアの位置を誤算によって頭をぶつけるなどの症状を患っていましたが、検視解剖がなされるまでは、担当医師らも病名を特定することはできなかったといいます。


最近は、このレビー小体型認知症という病名も、あちこちで耳にします。


特に私の好きなロビンさんの映画は、『ミセス・ダウト』、『グッド・ウィル・ハンティング』です。『グッド・ウィル・ハンティング』では心理セラピスト役でしたので、感じるものがありました。


どちらもよい映画ですので、よろしければ観て下さいませ。


ロビンさんのあの深い愛を讃えた眼差しは、自分自身が大きな苦しみ、痛みを知っている人の眼差しです。


確か、父親の仕事の関係で子供の頃から引っ越しをかなりの回数されていたことをインタビューで聞いた覚えがあります。そして、独りぼっちで孤独でもあったようです。


私には、彼のあのユーモアの奥には、人から嫌われないように、好かれるために、一生懸命おもしろく表現する傷ついた人の姿も見えました。


私の心理療法の現場での経験でもわかっているのは、特に小学校を2回以上転校している人は、そこで嫌われるとおしまいなので、過剰に好かれるためのいい子を演じるようになってしまいます。それは、転校回数が多いほど、ロビンさんのようにおもしろさを持っている子はその傾向を顕著に表すようになります。


ただ、ロビンさんの眼差しからは、それだけではないもっと深い何かが伝わってきます。


心よりロビンさんのご冥福をお祈りいたします。


この記事を書くきっかけになったのは、ネットでたまたま見つけたロビンさんの生前の逸話です。以下にご紹介します。

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2014年8月11日。その日私は、子どもたちと一緒に外にいた。子どもたちはワゴンの中で「さようなら、ごきげんよう」を歌いながら、アイルランドにがらくた集めの旅にでかけるという空想の遊びをしていた。


突然、親しい友人たちからメールが送られてきた。ニュースの通知もきた。ロビン・ウィリアムズの死去を伝えるニュースだった。信じられなかった。


ウィリアムズの死を「どうせまた、ハリウッドスターにありがちな依存症が原因だろう」だと片付ける人もいるかもしれない。


実は私には、まだ誰にも話したことのないロビン・ウィリアムズとの思い出がある。大切すぎて、夫にも、親友にも、親にも姉妹にも、誰にも言えなかった。


だけど今、あの時のことを話すべき時だと感じる。


最初の夫グレッグが自死した後、私は彼の遺灰を撒く旅にでた。それは彼の望みだったし、私も傷付いた心を何とか落ち着かせたかった。


私は当時ウェストハリウッドに住んでいたけれど、サンフランシスコ近くに引っ越すことを考えていて、月に1回はオークランドにいる親友を訪ねていた。飛行機でオークランドに行くのは、かなり時間がかかった。


9/11の後はTSA(運輸保安局)の検査が厳しく、遺灰が入ったタッパーを持って飛行機に乗るのは容易ではなかった。そして私はロサンゼルス空港で、威圧的なTSA職員に遺灰を廃棄するよう命令された


私はカンカンに怒って、ヒステリーを起こした。最終的に警察がやってきて、いつも所持している夫の死亡証明書を確認して遺灰の所持は許可されたが、涙が止まらなかった。


私は空港の片隅のテーブルに座り、泣きはらした顔を見られないように壁の方を向きながら、気持ちを落ち着かせようと、ウィスキーをロックで飲んでいた。


その時、私の肩に誰かが手が置いた。そして柔らかな声が聞こえた。「大丈夫ですか?あなたのことが少し気になって。一人で旅行されているようですね。TSA職員とのやりとりが目に入ってあなたが気になり、大丈夫か確かめたくて」


私は涙を流しながら、声の主を見た。信じられなかった。ロビン・ウィリアムズだった。彼はロサンゼルス空港を普通に歩き、泣いている私にわざわざ声をかけてくれたのだ。


私は息を整えて、ウィリアムズに夫のことを簡単に話した。彼の目が少し潤んだ。さらに柔らかな声で、彼はこう言った。


「依存症って本当に厄介です。心の病やうつ病は、色々と厄介な問題を引き起こす。あなたの旦那さんの経験したつらさ、そしてあなたが今経験しているつらさを聞いて、私もとてもつらい。でもあなたには、家族や友人、愛する人たちがいるようですね。それはあなたにとって、少しは救いなんじゃないかな?」


私と同じ飛行機に乗る予定だったウィリアムズは、一緒にゲートまで付き添ってくれた。


ウィリアムズはとても穏やかで優しい人だった。私たちを笑わせ、泣かせてくれた。彼は自分の心に抱えた闇に、正直だった。自分の間違いや欠点を隠そうとしなかった。彼は明らかに痛みを抱えていた。


「心の病や重いうつ病は、厄介な問題を引き起こす」。その通りだ。


ウィリアムズは、退役した軍人や現役の兵士たちをサポートした。入院している子供たちや、助けを必要としている友人や家族に手を差し伸べた。空港でヒステリックに怒っている見知らぬ人にも。


ゲートに向かう途中、彼は通り過ぎた人や、私に厳しく接したTSA職員の物まねをして私を笑わせてくれた。侮辱するようなやり方ではなく、ユーモアのあるやり方で。


そして彼は私に、「あなたはとてもいい笑い方をする。とても素敵な笑顔だ」と言ってくれた。別れる時、彼はあの毛むくじゃらの腕で温かくハグしてくれた。彼の言葉とハグに、私はものすごく元気づけられた。


あの空港での時間を、私はいつも思い出す。どん底にいた私を救い出し、元気づけてくれた。ウィリアムズは、人生で最もつらい時間にいた私を支えてくれた。


ロビン・ウィリアムズは優しくて面白い人だった。


彼の死は、言葉にできないくらい悲劇的だ。私たちを笑わせてくれたウィリアムズは、自分自身が抱える闇と闘っていた。


どうか今、ここでは手に入れられなかった心の平安を感じながら、天使たちを笑わせていますように。


ウィリアムズ、あの日そばにいてくれてありがとう。あなたは、私が必要としていた天使でした。あなたはあの時、自分の経験から話してくれたのでしょう。心から感謝します。


あなたが亡くなったニュースは、本当につらかった。あなたを失った痛みは、簡単には消えない。


ハフポストUS版から 筆者:ケイト・ライアン・オッシャー 
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命の輝き

2018年01月27日 | この人の言葉
私が本物だと感じている人の一人に、立花大敬(たちばなだいけい)さんといわれる方がいます。


この方のことは、このブログやメルマガでも何回か取り上げさせていただきました。


元学校の先生の大敬さんは、「しあわせ通信」というものを毎月出されています。


今回はそこに、中学校の教頭になってほしいと依頼を受けた時のことを書かれていました。


校長は、「立花先生は、取り立てて何かの才能があるわけではないけれど、先生がいるとなぜかみんなが落ち着くので、別に何もしなくていいですから、とにかく教頭の席に座っていて下さい」といわれて教頭になったそうです。


そうすると不思議なことに、学校全体の成績が一気に上がり、教頭在任中は学校の所在地である九州トップの進学校になったそうです。


私は昨年この方にお目にかかりましたので、実体験で大敬さんのエネルギーを感じましたが、とても優しくてあたたかい気のエネルギーがじわじわと体の内側まで伝わってきました。


自分が心地よく、輝くと、そのエネルギーは自然に周りに伝わっていくというお手本のような方でした(*^_^*)


大敬さんは、教員になる前は定職に就かず禅の修行をされていて、42歳の時に行き詰まり、伊勢神宮で『私はこれから自分のために生きることをやめます。何か、どんなに小さなことでも構いませんから、神様のためになるような役割をお与え下さい。もし、"お前には神のための役割など果たせないよ"とおっしゃるなら、わたしはもう生きている意味がないので、すぐにでも命を取り去って下さい』とお祈りしました。


その途端、天と地を結ぶエネルギーが出現して、自分がその中にいるという不思議な体験をされてから生きづらさが一気に消えて、大変難解な禅の本もスラスラと内容がわかるようになったそうです。


この大敬さんでも、42歳の決意表明から45歳で就職するまでの3年間が自分にとって一番どん底で苦しい時期でもあったと言われています。


通信では、最後にこう書かれていました。


『本当は、想いが変わると一気に環境が変わるはずですが、その人が過去から積み重ねてきた「いのちの傾向」(仏教でいう「業」、物理学では「慣性」)が、変化を邪魔するのです。


覚悟を決めて跳び込んでゆけば、運命が変わるのだということと、しかし、一気にというわけにはいかないこともある。


(時に)時間差があるということも、あわせて知っておいて下さい』



と、結ばれていました。


大敬さんの場合には、お役目が大きいだけに根源からの浄化、解放が必要だったのだと思いますが、もしも、このブログを読んでいただいている方で、しっかりと大きな決意をしたけれどもなかなか変化してこないと感じている方がおられましたら、「種はまかれている」のですから、芽が出始めるまでの時間差を焦らないで、あきらめないでいただけたらと思います(^o^)


きっと、その後に出てくる命の輝きは、大きく強いものとなるでしょう。


私たちひとりひとりの命が輝き、繋がり、余すところなく隅々まで世界を照らしていくことを願い、祈ります。


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この人の言葉(6) 加島祥造さんの言葉

2016年12月30日 | この人の言葉


大掃除中に、積ん読状態の本たちの中から、詩人でタオイストの加島祥造さんの書籍が出てきて、目を通しているとその言葉が心に響いてきました。

いい本です。おすすめです!!

★『受いれる』 加島祥造著 小学館

以下、本の序章からの転載です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

受いれる

すると
優しい気持ちに
還る


受いれる

すると
固くこわばっていた体に
柔らかさが戻る


受いれる

すると
自分の心が意外に
広いと気づく

心が広いから
受いれるんじゃあないよ
受いれると
広がるんだ


受いれる

すると
許すということがわかりだす

許すことを知ってから
受いれるんじゃあないよ


受いれる

すると
人の気持ちがわかってくる

人の気持ちがわかって
受いれるんじゃあないよ


受いれる

すると
受いれなかった自分が
小さく見える


受いれる

すると
自分の根にある
明るさに気づく


悲しみを受いれるとき
苦しみを受いれるとき
「受いれる」ことの
ほんとうの価値を知る


喜びが
悲しみに変わったとき
柔らかに
受いれる
すると、新しい展開が始まるよ


悲しみを受いれる
苦しみを受いれる
恐ろしさを受いれる
くやしさを受いれる―――

そんなことできないと思う自分を
受いれてみるといい
そうすると自分は
悲しみや苦しみの外にいる
恐ろしさやくやしさの外にいる


受いれる

いまの自分
だめな自分
愚かな自分
恥ずかしい自分を受いれる
そしてかわいがってやる

すると
勇気が湧くよ
小さな自分なりの
勇気がね


受いれる

たっぷり喜んで生きる人は
悲しみや怒りを
受いれる

たっぷりと生きる人は
死を受いれる

受いれない癖のついた人は
喜びも受いれなくなる


受いれる

それは
両方の手のひらを開いた姿勢だ
共に生きよう、という共存のジェスチャーだ


受いれない

それは
両手の拳を握り固めた姿勢だ
他者を閉め出し
入ってきたら戦う構えだ


受いれる

陰と陽を
善と悪を
美と醜を
安心と恐怖を
優と劣を
喜びと悲しみを―――

両方を受いれるとき
道が見えてくる

片方だけ受いれるのは
両方とも見えないってことだよ


受いれる

それを
いやいやすると
奴隷になる

すすんでやるときは
主人だ


受いれる―――

そうするとき自分が
愛すべき存在だと知るよ
涙ぐましい存在なんだともね


受いれる―――

すると
自分にも
周りにも
優しさが広がるよ


受いれる―――

すると
運命の流れは変わるだろう
すこし深くなり
すこし静かになり
前とはすこし
ちがった方向へとゆくだろう


たとえば
偶然を受いれる―――
すると思いがけない道に
導かれる
ときには
運命を変えるものとなる

なぜって
偶然は
どこか高いところからくる
どこか深いところからくるんだ

偶然に起きたことや
偶然に会った人を
受いれる

それは私たちを
未知の領域に連れていく
冒険には
不安があり
驚きもある―――

求めているものだけを選ぶと
人生のスリルはないよ―――
意外な成長もね

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「受いれる」。これはこのまま、傷ついたインナーチャイルドを受けいれるという作業とまったく同じだなあと実感します。

私も色んなものをどんどんと受けいれて、世界でたった一人の自分もさらに受けいれて、自分の命を燃やして生きていこうと思っています(^_^)


今年もありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

皆様、どうぞ、よいお年を。

ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
心理や人間存在についての専門的な内容は、HPの「こころのこと」に載せていきます。



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谷川俊太郎さんの詩

2016年03月25日 | この人の言葉
私は真理・ほんとうのことは、シンプルなものの中にこそあると常々感じています。

だから、私はいつもシンプルなものに意識を向けます。

だから、私はいつもシンプルなものを感じるようにしています。


今日は、谷川俊太郎さんの詩が心に響きました・・・。


『生きる』
             
生きているということ
今生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと


生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと


生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ


生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎていくこと


生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ



『はな』

はなびらはさわるとひんやりしめっている
いろがなかからしみだしてくるみたい
はなをのぞきこむとふかいたにのようだ
そのまんなかからけがはえている
うすきみわるいことをしゃべりだしそう


のはらのまんなかにわたしはたっていて
たってるほかなにもしたくない
はだしのあしのうらがちくちくする
おでこのところまでおひさまがきている
くうきのおととにおいとあじがする


にんげんはなにかをしなくてはいけないのか
はなはたださいているだけなのに
それだけでいきているのに

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ヨイトマケの唄

2013年01月10日 | この人の言葉
昨年末は、少しだけ紅白歌合戦を見ました。

個人的に、一番心に響いた曲は、三輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」でした。

聞き終わって、じ~んと心の奥に感じるものがありました。

ウィキペディアでは、この曲についてこう書かれていました。

『美輪が幼少時に一緒に育った友人の亡き母を回顧する歌である。主人公の過去には幼少時、母親の職業(日雇い労働者)がきっかけでいじめを受けた悔しさなども折り込まれている。「ヨイトマケ」とは、かつて建設機械が普及していなかった時代に、地固めをする際に、重量のある槌を数人掛かりで滑車で上下する時の掛け声であり、美輪によれば、滑車の綱を引っ張るときの「ヨイっと巻け」のかけ声を語源とする。この仕事は主に日雇い労働者を動員していた。

作詞作曲のきっかけは、興行主の手違いで炭鉱町の劇場でコンサートをすることになったことに始まる。当時きらびやかな衣装でシャンソンを歌っていた美輪は、炭鉱町でのコンサートに乗り気ではなかったのだが、炭鉱労働者たちが安い賃金をつぎ込んでチケットを求め、客席を埋め尽くしているのを見て衝撃を受け、「これだけ私の歌が聴きたいと集まってくれているのに、私にはこの人たちに歌える歌がない」と感じて、労働者を歌う楽曲を作ることを決意したという』

私は、この唄は、母の子(と家族)を思う、その思いの強さの唄だと感じました。

私の母も会社員として定年近くまで、働いてくれていました。母は何も言わなかったですが、特に子どもの頃には、ヨイトマケの唄のような母の思いを私なりにたくさん感じていました。

この曲を聴きながら、私の母に対しても世の中のお母さん方に対しても、「お母さん。ありがとう!」と感じていました。

それから、美輪さんはこんなコメントもされています。

日本の不景気に触れ、「今年も大変な年」としつつも、「77年間生きてきたが、日本は原爆にあったり、終戦後の焼け跡から復興してきた。あのころを考えると不景気なんて屁みたいなもの。日本人の力で復興してきたし、命まで持って行かれたりはしない。マイナスの方に考える方達に、そう心配することはないと伝えてあげてほしい」とコメントされています。

色んな時代の流れを経験されてきた方の言葉には、とても説得力がありますね。


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お金

2012年08月13日 | この人の言葉
あるクライアントさんが教えてくれました。

この方のお祖父さんは、日本人だったら誰でも知っている大手企業の創業者だそうで、お祖母さんは夜な夜な儲けたお金を一枚ずつアイロンをかけて、しわをなくしてきれいにしていたそうです。

よく「お金を大事にする人のところへは、お金がやってくる」と聞きます。

そういえば、今まで「お金にほんとうに困っているんです」といわれるクライアントさんが下さるお金は、みんなクシャクシャになっていました。わざと、お札を握ってクシャクシャにしたんではないかと思うぐらいでした。

やはり、物を大事にすると、物は大事にしてくれる人の元へ集まってくるのですね。

これは、色んな事につながっていると思います。


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