心理セラピストのひとりごと

『象徴的イメージ統合療法』という心理療法を行っています。日々の中で感じたことを書いていこうと思います。

過去のメルマガから⑪『私たちは「体験する」ためにこの地上に降りてきた魂である(1)』

2019年08月15日 | 自分の体験からの気づき
閲覧が出来なくなっている過去のメルマガの記事の主要なものを抜粋して載せていっています。今まで一部の人にしか話していない、伝えることを躊躇していたものもいくつかありますが、このブログでも公開しようと思い立ちました。


ただし、前に書いた文章ですので、今の私の表現とはもうすでに違っているところもありますし、補足、追加したいところもありますから、その部分については加筆していきます。


よろしければ、お読み下さいませ(^_^)


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メルマガ しあわせに生きるための「トラウマ心理学」
私たちは「体験する」ためにこの地上に降りてきた魂である(1)2018年1月

いつも、この拙いメルマガをお読み頂きまして、ありがとうございます。


前回、「私たちの魂は天と一体であった」とお伝えしました。このことは、臨死体験をした方の多くがその体験を語る時に、このような感覚を味わったと証言しています。


そして、「天と一体である」ということは、「私たち個々も元々は一体である」ということであります。


ずいぶん前に、ブログの方でも詳しく紹介していますが、ジル・ボルト・テイラー博士という脳科学者が、自身の左脳に出血が起きて4時間で左脳の機能が失われていき、右脳の活動のみが主体となりました。


脳科学者として、その経過を一部始終観察をしたそうです。その時に、博士が体験したことを講演の中でこう話しています。(著書では『「奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき」新潮文庫』があります)


『私たちの右半球は、すべて現在のこの瞬間にかかわっています。まさに今ここです。私たちの右半球は、画像で考え、 体の動きを通じて身体で学びます。情報は、エネルギーの形をとって、われわれのすべての感覚器官を通って、同時に流れ込んできます。(中略)私は、右半球の意識を通じて、私を取り巻くすべてのエネルギーと繋がったエネルギー的存在です。私たちは、一つの人間家族のように、右半球の意識を通じて互いに繋がったエネルギー的存在です。そしてまさに、今ここで、私たちすべてはこの惑星上で兄弟姉妹であり、世界をより良い処にするためにここにいます。この瞬間、私たちは完全です。私たちは全体です。そして私たちは美しい。・・・』


そう。我々は元々一つのエネルギー存在だったのです。


では、「なぜ人間には、物事を論理的・分析的にしか捉えなくて、意識を過去や未来へと分断してしまう左脳があるのだろうか?」という疑問が浮かび上がってきます。右脳が中心に働いていれば、いつも幸福感だけを感じられて、争いなどなくなり、人生はよろこびでしかなくなるのに・・・。


この疑問に対して、私の今までの経験や自分の直感的感覚から導いてきた仮説は次のようなものです。おとぎ話として聞いて下さっても結構です(^_^)


我々は大いなるエネルギー(天)と一体で、その根源的エネルギー自体でした。


根源的エネルギーには、まったくゆらぎがなく、人間世界での表現でいえば、絶対的安心の中で、平安であたたかく、静寂で、心地よく、心配や不安や孤独などという感覚など微塵もない、たおやかな世界でした。


この次元世界では、時間というものがないので、この心地よさは無限に続くのです。人間世界での表現でいえば、気温の安定した、暖かな湿度の低いさわやかな気候の国で、お金も充分あり、きれいな居心地のいい住居で、何の心配も不自由もなく、いつもいつもしあわせを感じながら生きている、そんな状態といえるでしょう。


感じてみて下さい。この状態が未来永劫永遠に続いていくのです。


いくら心地のいい状態でも、それがず~~~~っとず~~~~っと続いて、そうでない他の感覚を味わうことがないのです。もしも、寿命が1000年あって、ハワイなどの心地のいい土地で何不自由なくずっと暮らしていたら、たまにはちょっと、他の土地や環境も体験してみたいと思うのではないでしょうか?それが根源的エネルギーにおいては、1000年どころではなく、永遠に・・・という感じです。


そのような感じで、根源的エネルギーはもう少し違う感覚も味わうことに決めました。そして、別な体験もすることでさらに自分を進化させ成長しようと思いました。


そのために、自分の意識を分裂させ分身をつくり、一度に色んな体験が出来るようにしました。


その個々の意識は、元々制限のないところにいるので、自分の自由意志で好きな体験をするために自分が味わいたい環境、状況を作り出して、そこでそれを味わいました。


分身たちが自分が体験したくて体験した経験や感じたことは、つながっている根源的エネルギーに自動的に伝わり、根源的エネルギーの体験値、経験値はどんどんと上がってさらなる進化、成長が行われます。


こうして根源的エネルギーの目的は、自身の更なる進化、成長になり、そのために、分身をさらに増やしていきました。


その中で、大変に好奇心旺盛な魂たちが、地球で人間として生まれてくることを選びました。それが、私たち地球人です。この私たちの星、銀河系太陽系第三惑星の地球は、他にはない体験が出来る特別な星です。


それは、地球の人間という存在は、肉体という振動数の遅い物質を持ち、それにより根源的エネルギーや他の分身たちからも隔離されて、分離して、また、男・女、右脳・左脳、善・悪、N極・S極、+・-などの二極性でも元々一つのものが二つに分断された環境の中で生きるのです。


そして特に、摩訶不思議と思える、感情というものも持っています。


これが地球というテーマパークのシステム、形態であり、地球人に与えられた(体験しようと思った)アトラクションではないかと感じています。


私たちは、この滅多にない特殊性を味わい、体験するために、この地上に降りてきた希有な存在なのではないでしょうか。


何の根拠を持って、このような荒唐無稽な仮説を説くのかは、そこに長年心理療法の現場での経験からわかった、こうとしか思えない理由があったからでした。

〈続く〉
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ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
心理や人間存在についての専門的な内容は、HPの「こころのこと」に載せていきます。



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