心理セラピストのひとりごと

『象徴的イメージ統合療法』という心理療法を行っています。日々の中で感じたことを書いていこうと思います。

11/1の講演会で改めて気づいたこと~自分を客観視することの大切さ~

2016年11月07日 | 自分の体験からの気づき


11月1日の吉備セラピスト交流会での講演会にご参加下さった皆様、お聞き下さりありがとうございました。


私は、10月にはこの仕事を開始してから初めて長期の休暇を頂きました。今回の講演会は、1ヶ月間まったく仕事から離れた状態のままで講演に望みました。その影響かどうかわかりませんが、何だか自動運転のように自分がしゃべった感覚が薄くて今までにない不思議な感じでした。


後日、自分で録音した音声を聞きいてみると、しゃべるペースが速すぎたり(元々速いですが(^_^;))、説明不足であったり、強い表現になり過ぎているところもあったり、私的にはちょっと気になるところが多かったのですが、それにもかかわらず、「よかったです」と何人もの方からご感想を頂きよろこびと共に恐縮もしております。


ただ、今回の講演会に限らず、今年に入ってさせて頂いたそれぞれの会では、実は・・・・・、私自身がそれによって癒されていることをとても感じています。


それは、聞いて下さる皆様との共有する時間であったり、触れ合いであったり、私自身が自分を隠すことなくありのままに自分のすべてをストレートに表現すること、それらにより私自身の癒しにつながっているのだと思います。


今年の講演会にご参加頂きました皆様に感謝しております。ありがとうございます!!そして、私自身にも・・・、ありがとう!!


今年はあと一回あるグループの内輪での講演会があります。会場や人など周りの色んなこと、私の内側の色んなことをしっかりと感じて意識しながら、また私を全開にしてお話しをさせて頂こうと思っております。


今回の講演会では、しゃべりながら自分が頭や雰囲気で感じている「主観」と、録音で聞くありのままの「客観」がかなり違うことにまた改めて気づきましたf(^_^;)


私のインナーチャイルド療法でも、イメージで大人の自分(クライアントさん自身)が子供の頃の自分(チャイルド)を客観視することではじめて、心の奥に抑圧あるいは封印していた子供の頃からの「ネガティブな感情」がほんとうはどのようなものだったかがはっきりと伝わって来てわかるようになります。


そしてそれにより、まったく自然に驚くような心からの共感が湧き上がり、自分が自分を心の底から受け入れ癒すことが出来るようになるというゆるぎない現象(事実)があることからも、『自分を客観視すること』がどれほど大切で大きな効果があることかがわかります。(こういったセラピーでは、客観視しなければ根源的な効果が出てこないのです!!)


自分をしっかりと客観視して、自分の心の奥の思いもしっかりと感じて大切にしながら、どんどんと前へと私の個性のまま進んでいきたいと思っています。


あなたがあなたの個性を大切にされて、その個性のままのあなたらしい人生を謳歌していかれますことをお祈りいたします。


ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
心理や人間存在についての専門的な内容は、HPの「こころのこと」に載せていきます。



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