高雄でのマジメな夜観光の際に、思わぬポン引オヤジに遭遇すると言ったハプニングもありましたが、こちらが今やロートルの域に達しているものですから自重し、その夜はホテルに戻り、おとなしく睡眠となって高雄の夜を過ごしました。
翌朝1月2日は高雄駅から嘉義に行き、そこで阿里山鉄道関係を見学し、その後台中に行く予定です。
昨夜ポン引と遭遇する前に購入した高雄駅からの切符は9時発の特急・自強号でして、ホテルから駅まではのんびり歩いても10分掛かりませんのでその朝は7時前に起床し、宿泊料金に含まれている朝食を食るべく朝食会場に向かったのですが場所が不明???
チェックインの際に貰った朝食券をよく見ても朝7時から朝食開始とだけの記載。1階フロントに降りて係員に聞くと奥を指さすのですがそれらしき場所が見当たりません?
こちらの戸惑いに気付いた係員が来て、奥の衝立を除けると防火ドアがあり、それを開けると地下に降りる階段があって、その地下の方にどうぞ!との仕草
階段を下りていくと地下室を改造したような、古びたテーブルが10卓ほどある喫茶コーナーがあり、そこに入っていきましたが当然他の客は誰も居ませんし、なんら料理も準備されていませんでした
間もなくオバサンが現れて『一人か?』と言うと同時に朝食券を受取り、厨房らしき奥に戻って行き、しばらくすると焼きたてのパン二枚と真っ赤な色をしたハム一枚をのせた皿を配膳してくれるではありませんか
飲み物はその後、魔法瓶を2本と大量の紙コップ持ってき、隅のテーブルに無造作に置いてまた厨房に戻って行きました
えっこれだけと思い、他に後から何か持ってきてくれるのか?それとも安い部屋だからこんな内容か?といろいろと疑問を考えながら食べ始めてみましたところ、他の客もやって来て、それぞれテーブルに付くと、例のオバサンは同じメニューの皿を次々に配膳していますので、特別こちらが差別されたのではないと初めて理解できた次第です
台湾第二の都市高雄。その高雄駅から徒歩数分の立地条件でのホテルが一泊800元。部屋はダブルベットでしかもバスタブ付の部屋。こんな好条件の部屋に朝食まで付いていて日本円に換算すると2000円余りですから昨日のチェックインの際はビックリしました
翌朝、朝食時にも再度ビックリしたのは言うまでもありません
おまけだと考えを切り替えて美味しくいただきました
画像は高雄での宿泊したホテル
このホテル、朝食の内容は別にしても料金からして非常にお得な感じのするホテルでして、再度利用する気持ちには変わりありません
ホテルの名前は『瞬商務旅館』すこしラブホの感じはしましたけど・・・