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台湾4日目 無人の鎮安駅

2012-02-02 19:21:07 | 想い出の台湾一周

屏東線は台湾第二の都市高雄から枋寮までの約60キロの路線でして、高雄・屏東は既に複線電化されている幹線となっていましたが、屏東・枋寮までは昔と同じく単線の非電化区間となっています

 

枋寮駅ホームで区間列車の発車を待つ間に車掌・駅員から思いがけない『上り・下り』の日本語を聞き驚きながら列車は定刻に高雄方面に向けてディーゼル機関車に牽引されて出発。最後尾の車両に陣取り遠ざかる景色を堪能できる展望車ですから最高のローカル線の乗車となり、同じ最後尾に位置する日本語の上手な車掌も、こちらが鉄道好きな日本人と言うことを理解してくれているのか、デッキに立ち撮影をしていても注意の言葉も無く列車は進行していきました

 

今回乗車してみて初めて分かったことなんですが、最初の目的駅である鎮安駅付近に近づくまでに路線関係を注視していたところ、当時と同じ単線ではあるものの、枕木はコンクリートに、レールもロングレールに改良され、速度アップされている事が十分に感じ取れます

 

更にこの屏東線、複線工事が進められており、ところどころに無粋なコンクリートの高架橋が線路に平行されて建設されています

将来的には高架工事完成と同時に電化工事もされてのどかなローカル線から様変わりになることでしょう

 

短時間でしたが思い出深い鎮安駅付近に近づき、廃止された東港線の線路跡の一部が見えてきましたが、鎮安駅はすっかり改良され島式ホーム一面だけの無人駅に変貌しておりました

以前の鎮安駅は島式ホームがもう一面あり、そこから東港線のディーゼルカーが発着していたのですが・・・

 

画像は展望車から撮影した今回の鎮安駅

以前訪問時の画像は2007/7/25 東港線)に掲載しておりますので比較してください