カメさんのチャイナ♪チャイナ♪

中国大好きなカメさんの自由空間

交通不安全?

2012-09-20 20:52:50 | 2012年煙台・済南

中国の交通安全は安全と言うよりかは大半が不安全な情況が一般化しており、日本のように歩行者優先の概念が極めて低い情況です

信号をクルマも歩行者も守らない、早い者勝ちの精神が優先されている、と数えあげればキリがないほどに日本人から見れば無法地帯の交通事情がまかり通っております

 

交通渋滞の激しい大都市ではひっきりなしに接触・追突事故が発生しているようですが、渋滞情況で発生するおかげで大事故よりかは軽症・物損中心の事故で何とか収まっているようですが、これが高速道路や交通量の少ない地方都市になると一つの事故発生が死亡事故に直結するようなケースが多く、観光で訪れた際に注意する必要があります

 

画像は今回の旅行の際に見かけた風景ですが、このような光景は中国の各地でよく見られるケースの一つでして、都市煙台の中心街と郊外を結ぶ片側4車線の直線道路と言った、極めて良く整備された道路ですが、その道路の横断歩道をよくよく見てみると日本人には怖くて横断する勇気はありません

 

この道路、見通しのよい直線道路ですから、走行するクルマは全て80キロ以上の速度を出しており、その合間を縫って片側4車線を横断し、反対側も同じ条件です。中央の安全帯のスペースも有ってないが如くの狭いと言うよりか、無いに等しく、この間に立ち止まり、高速で走るクルマの行き来の合間を狙って横断するのは神風精神を持ち合わせていないと出来ないのではと感じたものですが・・・・


最新式バキュームカー

2012-09-19 20:34:36 | 2012年煙台・済南

中国で見かけた珍しいモノの一つとしてバキュームカーの画像を公開します

このバキュームカーは煙台から蓬莱に行った際に、蓬莱閣公園の道路を走行していたのを見つけ、撮影したものです

 

公園入口に到着した際に、どこからともなく聞こえる昔懐かしい焼玉エンジンの音が聞こえてきて、その方向を見るとなんとそのエンジンの正体がバキュームカーだったのです

 

この焼玉エンジンを搭載した最新式のクルマは、中国旅行を始めた10年前はよく街中でも見かけたものでしたが、さすがに最近ではもはや見ることが無くなっていたものですから、ある意味懐かしさを感じたものですが、それがましてバキュームカーとは驚きです

 

このエンジンの性能で十二分に汲み取りが可能なのでしょうか

 

焼玉エンジンの関係で、このクルマの走行速度はノロノロと通り過ぎて行きましたが、その間、非常に香ばしい香りが長く続いたものでした


中国で見かけた求人募集

2012-09-18 21:47:09 | 2012年煙台・済南

今回の中国旅行の際に、とあるホテルの前に求人募集の案内板が設置されていました

その内容はホテル内のクラブの求人であって、保安要員始めレジ係りの他にマネジャーから全ての職種を募集しております

 

給与に関してはマネジャーが最高にはなっておりますが、気分宝貝の職種が3000元プラスαで5000元以上と表示されていました

 

この気分宝貝とは直訳するとホステス嬢のことであり、中国ではカラオケ小姐の意味でしょう!

 

しかし採用条件としては要求気質徍となっていますから、つまり日本で言う容姿端麗との意味でしょう

それならプラスαで5000元以上となっていますが、このプラスαは店から出る歩合でしょうが、それは単に指名料の還元分か、それとも○○○の取り分を意味しているのでしょうか?

 

何故か難しい問題に取り組む受験生のように、その場で考え込んでしまいました

 

画像はその求人募集の案内板


ロ卑酒より高い水 8/17

2012-09-17 17:16:17 | 2012年煙台・済南

帰国日の空港までの移動は、お相手の方に触発されて節約移動をする事となり、北京南駅から空港バスに乗車したものの、交通ラッシュに巻き込まれ80分もの移動時間を強いられる結果となっての北京空港到着でした

 

と言っても早い目にホテルを出発しているものですから、少々移動時間が長くなっても空港には12時前に到着でき、毎度のように搭乗手続きの開始ですが、今回もお土産として前日にスーパーにて大好きなこの夏限定のハルピンビール1パックと白酒を二瓶買い求めており、そのアルコール類の預け手続きが別途必要となり、カウンターにて依頼してみると嫌々ながらもボール箱を用意してくれて保安検査コーナーに持ち込み、これですべての搭乗手続きが終了となり、あとは出国手続き関係を残すだけです

 

この時点で12時過ぎ。早く出国手続きを済ませ搭乗待合室に向かうと昨年の経験からして喫煙室が廃止となっているものですから一旦外に出て最後の喫煙を済ませ、出国手続きへ

 

この日の主国手続き関係の最後の保安検査はなかなか厳しい体制でして、ゲート通過時にブザーが鳴っていないのに全員が念入りに身体検査の実施をしているものですから、この付近の通過に何時もの倍以上の時間を費やす事となりましたが、珍しい事にカメさんを担当した男性担当者は検査終了と同時に『謝謝』と声をかけてくれました

泣く子も黙ると言う中国・武装警察の係官よりこんな言葉をかけてもらったのは初めての経験

 

搭乗待合室では昨年廃止されていた喫煙室が復活しており中国最後の喫煙を楽しみ、その後、お相手の方にメールで『自宅に到着したか?』との問いましたところ、『先程帰り着いた。済南西駅からタクシーを利用した』との返事があり、タクシー料金を聞きましたところ26元しはらったとの返事

この返事に対して『もったいない!高い!』とメールしておきました

 

お相手の方には北京南駅でお別れする際に済南西駅からバスが頻繁に出て、2元で利用できると説明していたのにタクシーを利用するとは???

これも十二分に稼いだからでしょうか???

 

画像は北京空港搭乗待合室で営業しているスナックコーナーの料金表

ビールが20元に対しエビアンが22元。水の方が高いのですね


最後の日も節約精神 8/17

2012-09-16 20:14:20 | 2012年煙台・済南

一年振りの中国訪問も帰国日の朝を向かえ、朝食をホテルで済まそうと考えていましたところ、お相手の方が、ここ北京のホテルでの朝食は1人20元と高いので外に出て食べようとの事になり、近くの食堂に行き10元の鶏肉入り米線ラーメンとゆで卵で済ませ終了

 

朝食の後、部屋に戻って荷物の整理を終えたのが10時前でして、お相手の方はこれから北京南駅に向かい11時の新幹線に乗車して済南に戻ります。

一方、カメさんは北京空港が14時20分発の便に搭乗出来ればいいものですか、ホテルを11時過ぎに出発しても問題なく間に合いますが、その為には地下鉄2号線が2元と空港線が25元掛かり、合計27元が必要となります

 

しかし時間場充分にありますので北京南駅に行き、そこから空港連絡バスを利用すれば18元で移動が可能でして、なんと9元が節約可能となり、9元あれば空港内で飲み物が2本は買える金額です

 

その事を話すとお相手の方が是非一緒に北京南駅に行こう!と誘ってきて、一緒に地下鉄駅に行きましたところ、昨日に続いてお相手の方が券売機を使って切符を購入してくれます。おかげで節約金額が9元から11元へと拡大出来、更に北京南駅でのお別れの際は笑顔で『気を付けて帰ってね』と別れの声をかけてくれてのお別れ

 

しかしその後がいけません

北京南駅から空港行きバス乗場への移動は階段ばかりでエスカレーターが無く、更に複雑な階段を利用せざるを得ませんので、バス乗場に到着したした時点では汗びっしょり状態。

さらに悪い事にバスのトランクが利用できずにカバンは車内に持ち込みましたが、荷物置き場はもう満杯ですから座席まで引っ張り込む必要があります。幸いにも利用客が少ないものでしたので後部座席に座れば問題はありませんでしたが、発進・停車する都度、キャスターが転がり苦労の連続

 

北京南駅からバスの発車は10時30分。途中の道路渋滞が激しく結局空港到着は11時50分となり、移動時間は1時間20分掛かった事になります

安い分だけ時間が掛かり過ぎ、安物買いの銭失いに近い状態だと実感しました

 

画像は北京南駅からのバス車内風景

バスのトランクが使用出来ないのは自己管理を勧めている関係でしょうか?

しかしこのバス、車内は汚いです

中国のバスは本当にどのバスに乗車しても汚いバスばかりで、服が汚れます


最後の買い物 8/16

2012-09-15 17:09:21 | 2012年煙台・済南

北京南駅から地下鉄に乗換え、最近では北京での定宿となった漢庭酒店のある宜武門駅で降り、昨年は死者まで出したオーチス製の故障でストップとなっていたエスカレーターも復活してくれていたものですから階段を上がらずに地上に出る事ができ、そこからホテルに徒歩5分で13時20分には到着しましたが、ホテルのチェックインは15時からとなっており、フロント係員曰く『現在部屋の清掃中。半時間お待ちください』との説明を聞いたので、時間潰しにカバンを預けて昼食に出掛けました

 

お相手の方は朝食をしっかり食べているから昼食は不要とのことで、こちらもさほど空腹ではないものの冷たい飲み物を所望していた関係上、近くのファーストフードの店に入り、ハンバーグとコーラのセットを頼みムシャムシャ・ゴクゴクで体力が回復。お相手の方はコーラだけで終了となり、再度ホテルに戻りましたところ部屋の準備が整ったとの事でカードキーを貰い、部屋に行きましたところ、部屋の中では係員二名で最後の仕上げ作業中。

 

部屋では満腹感と疲れからベットに横たわると即、睡眠モードに突入し、お相手の方から起こされると時間は5時過ぎとなっていました。3時間ばかり休息を取ったことになり、お相手の方はその間ずっとテレビを見て時間を過ごしたとのことらしく、大変退屈そうな表情で『出掛けましょう!』とのお誘い

 

確かにこのまま部屋で過ごす訳にも行かず出掛ける事に決めましたが、どこに行くかの考えは思い浮かびません。お相手の方にその旨を申し上げ、どこか希望の場所はありますか?と尋ねましたところすかさず『前門大街』に行きたいとの希望

前門大街は昨年8月に一緒に言った北京の観光名店街

 

地下鉄駅に行き、そこで切符の購入ですが、その際もお相手の方が財布から5元札を取り出して券売機に投入し切符を買ってくれるではありませんか?

すっかり券売機の利用方法が理解出来たのかして笑顔で切符一枚手渡してくれました

 

二駅先の前門駅で下車した時は西日が強いものの、多くの観光客で賑わっている中を歩き始めると、お相手の方が一目散にとある商店に向かって行きます

その先にある商店は『10元・20元ショップ』でして、多くの雑貨品が10元・20元の均一価格での販売中。この均一価格のお店はお相手の方の大好物でして、まず最初の店で数点の商品を買い求め、次々にある均一ショップに立ち寄り、その都度何かの商品を買い続けるものですから、瞬く間に荷物で一杯となり、最後はカメさんが荷物持ち係に変身です

 

一時間ぐらい掛けて前門大街の端まで移動しながらのショッピングは終了しましたが、今度は一本西側の通りを散策しながら北上し、途中のレストランで食事をし、その後もお相手の方は引き続きショッピンク。表通りの観光地として綺麗に整備された前門大街と違って、西側の通りは雑多な屋台や商店の建ち並ぶ狭い通りの商店街ですから、販売している商品もまさに庶民向けと思われる雑貨品・衣料品が中心

 

お相手の方はこの通りでも買い物を続け、最後は70元のワンピースを買い求めて、しめてこの日のお買い上げ総額は800元余り。最後のワンピースの際は手元不如意状態になったのかして思案顔をしていたものですから『プレゼントしよう!』と言ってカネを取り出すと、自分で買いますと言って65元に値切って無事購入し、部屋に戻ってその服を着ては大喜びで最終日の夜を過ごしました

 

画像は前門大街の一本西側の通り『珠宝市街』

この通りは雑多な割には外国人が多く訪れる関係かどうかは知りませんが、景観保全の目的で、中国では悪名高い城管の巡回がよく行われており、一部の屋台等は目の前で撤去されています


切符私が買います 8/16

2012-09-14 20:19:54 | 2012年煙台・済南

毎度煩雑な中国新幹線の乗車。済南駅から北京南駅行きの列車に乗車する事となり、身分証明書と切符の照合を済ませて改札を通り抜け、指定されたホームで待っていますと青島からの新幹線が入線となり停車。

さすがに新幹線の乗車の場合はドアが開くと同時に乗客が列を崩して、我先に乗り込むと言った中国鉄道独特の光景は見受けられません

 

済南駅からの新幹線は済南西駅には停車せずに専用軌道から本線に合流し、直後に済南西駅を高速で通過して黄河を渡って行きます

青島からの北京行き新幹線の運行本数は限られているものですから、てっきり車内は満席で混雑していると予想していたのですが、この日の車内は予想外に7分程度の乗車率でして、北京南駅までの2時間足らずの間は楽に景色を楽しむことができました

 

しかし、お相手の方はどうしたのでしょうか?前回も今回もそうなんですが、バス・鉄道での移動時には景色を楽しむ様子は全く感じられません。周りの中国人も景色を見るでもなく寝るか携帯をいじるかして時間を過ごしており、これは中国人の旅に対する基本姿勢なのかと感じたものです

 

発車から約二時間近く経過した12時40分に北京南駅に列車は到着。乗客は一斉に下車して改札に向かい、その改札口付近にはホテルの客引きがたむろして、降りてきた乗客にパンフレットを見せながら大声で客引き合戦の開始。

その中を通り過ぎて地下鉄乗場に向かうのですが、地下鉄の自動販売機の前は既に長蛇の列が出来上がり、不慣れな乗客ばかりで一向に列の長さは縮まりません

切符を買うのに10分以上待たされ、やっとこちらの番となった時に、お相手の方が財布から1元札を数枚取り出し、こちらの顔を見ながら笑顔で一言『私が買います!』と

 

そう言えば今までの同行中、特に北京での行動の際に何度も券売機での買い方を説明しましたが、すんなりと上手く買えた験しがありませんでした。その都度、カメさんに笑われた経験が何度もあり、今日こそはと決心して挑戦したのでしょうが、今回も1元札では券売機は受け付けてくれませんので、その事を指摘し、コインを用意して無事に成功?

 

画像は済南西駅に合流直前の車窓風景


北京へ移動 8/16

2012-09-13 20:54:17 | 2012年煙台・済南

前日に煙台から長時間の寝台列車の旅を楽しみ、済南ではお相手の方の自宅訪問を経験した一日を過ごして8月16日を迎えました

 

この日の予定は済南から北京への移動だけでして、その切符は前日済南に到着直後に購入済ですから単に発車に間に合うように駅に行くだけですから楽なものです

しかも乗車駅は新幹線専用駅である街外れの不便な位置にある済南西駅ではなく、宿泊しているホテルから徒歩で移動可能な済南駅からの乗車です

つまり青島発北京南行きの新幹線でして、一日当たりの本数は少ないですが楽に利用できます

 

済南からの発車時刻は10時39分発ですから朝はゆっくりと起き、無料で付いているホテルでの朝食は時間を掛けて楽しむことが出来ます。その関係かどうかは知りませんが、お相手の方は今回の同伴期間中初めての無料朝食を迎え、その内容がやはり四ツ星クラスのホテルでのバイキング方式ですからしきりに頑張って食べようと張り切っていました

 

実際、朝食会場に行ったところがこのホテルの宿泊客は中国人がほとんどでして、それがバイキング形式の朝食となると想像していたように、会場内は多くの客が騒然として皿に料理を大盛り上げ、各テーブルには食べ残しが目立ち、ウェートレスもやる気が出ない感じてノロノロと動いていると言った中国の悪い面が目立つ風景となっています

 

それでもお腹一杯に朝食を食べ、荷物の整理を済ませて9時半過ぎにチェックアウトし、駅に移動。

この駅では一般列車と新幹線列車との待合室が区別されており、新幹線待合室はある意味一般列車の待合室と比較すると快適な空間ですが、入場に関しては手荷物の保安検査を受けなければならないと言った煩雑な面は同じですから余り関心出来ませんし、改札の際の切符と身分証明書の確認もあり、新幹線と言えどもその利用システムにはヘキヘキさせられる面が感じられます

 

画像はその煩雑な面を表示している待合室入り口の案内板


お宅訪問 8/15

2012-09-12 19:25:52 | 2012年煙台・済南

煙台からの女性専用車両に紛れ込んだ状態での7時間半、ようやく目的の済南駅にほぼ定刻の15時40分過ぎに到着しました

同室の女性の内、一人は済南の一つ手前の駅『ツーボー』で下車し、もう一人の女性はこちらと同じく済南駅での下車ですので、この部屋は済南からは無人となるのか、それとも新たに別の乗客が乗り込んでくるのかは分かりませんが、ホームに降り立ってみると乗車客は居なかった様子でした

 

三日振りの済南駅前、この日の天候は晴れており、煙台と比べては暑さが厳しく、駅前から今日のホテルまでの移動の間で飛びっきり涼しい空調快速で冷えきっていた体から再び汗が噴出す状態になり、夏の中国旅行であることを改めて実感しました

 

今日の済南での利用するホテルは先日利用した駅前の漢庭酒店ではなく最近の中国旅行では久し振りの四ツ星ホテルである『丽天酒店』。このホテルは駅から徒歩で10分程度の好位置にあり、四ツ星ホテルながら部屋代は一泊300元で朝食も付いていると言った好条件のホテルでして、過去にも一度利用した経験があるものですから内容もほぼ判っておりますので安心して宿泊が出来ます

が、しかし実際にチェックインの際に予約票を提示したところ、フロント係員よりお相手の方は?との予想外の質問を受け、結果的にお相手の方の名前でチェックインとなりました

 

やはり初日に聞いた取締り強化月間の関係があるのでしょうか?

 

部屋に入り少し休息をした後に、明日の北京行きの切符の購入と、お相手の方が煙台で買求めた衣類等の荷物を一旦自宅に置きに行く事にしてホテルを出発。二人連れ立ってロビーを歩きますが、何だかフロント係員の視線が変に感じられたのは気のせいか?

 

画像はお相手の方のアパート

間取りは2Kでして、8畳程度のリビングと6畳程度の寝室。他に3畳程度のキッチンの他、トイレとシャワー

玄関は中国独特の鉄の門と通常の二枚ドアでして、ベランダの窓を全開にしている関係で部屋に入った際の蒸し暑さは感じられませんでしたが、3階とは言え、窓を全開にしてるなら二重ドアの意味が無いのではと考えたものでした


食堂車の実態 8/15

2012-09-11 20:47:59 | 2012年煙台・済南

オンナ三人とエロオヤジ一人の軟臥個室。非常に気を使いながらの移動となりましたが、昨夜からの疲れもあったせいかして発車してから上段ベッドに上がり暫しの睡眠をとりました

この列車、空調快速となっており、車両も比較的新しく、寝台に装備されていました寝具も清潔感が保たれているものですから、横になっても特段に神経質になることも無く安心して寝ることが出来ましたが、しかし問題も有りました

 

一つは空調が効きすぎて快適を通り超えて寒く感じられる。特に当日の服装は半パンとTシャツ姿でして、乗車した時点では暑がりの体質からして非常に快適と感じたのでしたが、暫らくすると寒いと感じるようになり、温度計を見てみましたところ20度の表示となっていますので、寝台に横たわって暫らくすると備え付けの毛布を被らないと耐えられない状態になるぐらいです

 

もう一つは横になって下段にお相手の方が同じく毛布を被ってお休み状態ですが、横を見ると別の女性が高鼾状態でこちらを向いてお休みされています。中国の鉄道の場合、寝台車と言ってもプライバシーを考えてはくれませんのでカーテン類は全く無く、お隣、下段の方の寝姿が丸見え状態ですので、こちらも寝付き始めに寝返りするとお隣の方と目が合うと言った情況ですから・・・どうも眠りにくいものでした

 

実際、7時間半の乗車時間中で2時間程度睡眠をとったでしょうか、それ以外は退屈しのぎに各車両探求に出掛けたり、またこの列車は大変有難いことにデッキ部分だけは喫煙が可能でして、灰皿が設置されていましたので何度か利用させていただき感謝です

 

喫煙といえば乗車した軟臥車の隣の車両が食堂車となっており、今や日本ではごくごく一部の列車にしか併設されていない貴重な車両ですが、中国鉄道の場合はまだ健在に運用されており、2005年の年末に青島からツーボーまで乗車した快速列車で利用した以来でしたので内部見学と考え食堂車内に入っていきますと、乗客の姿は見えずに車掌や保安係がタバコを吸いながら大声で騒いでおり、こちらが入っていきましたところ『営業時間外だからダメ』と言って追い払われそうになりましたが『ちょっと見るだけ』で車内見学をし、ついでに厨房の中も、と思い覗くと、車掌から厳禁の指示。

 

食堂車の営業案内を見てみますと

早餐(朝食) 6:00~7:00   午餐(昼食)11:00~14:00  晩餐(夕食)18:00~22:00

となっており、この列車の煙台発が8時20分と言うことからすれば実際の営業開始は11時からでしょうし、確かにその間は車掌らの職員の休憩室でしょう

ちなみに提供されている食事の内容は5種類の定食だけてして、それらの料金は26元と28元の二通りでした

 

画像は食堂車の内部

本来はこの車両も禁煙なんですが、入っていった際は煙が充満していました