プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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疑問の答えを見つけました

2008-10-29 15:07:36 | 日本学校メンタルヘルス学会
内田樹氏のブログを読んでいたら、
私が疑問に感じていたことの答えは、
「これだ!!
と思うことが書いてあった。
果たして、このまま引用していいのかどうか、
わからないのだけれど、
「そうなのよ!!」と思うところがあったので、
一部、コピペさせていただきます。
以下、引用です


~ある公立学校の校長が
「保護者生徒はお客さまである。
お客さまに選択される教育商品を揃えるのが教育の仕事だ」
と豪語したことがある。
学校選択制はこのようなタイプの
「ビジネスのワーディングでしか教育を語れない人間たち」
を組織的に生み出すはずであるし、現にそうなりつつある。
このような人間たちの手によって
学校教育はいま日々殺されているのである。
繰り返し言うが、教育はビジネスではない。
教育は資本主義が登場するより以前から存在する。
だから、教育の意味や価値を
資本主義市場経済の用語で説明することはできない。
教育の目的はこどもたちを「成熟」させることにある。
子どもたちを成熟させるための装置として
「学校」という制度は存在する。
それは株主に配当をもたらすために存在する
株式会社という制度とは成り立ちも
存在理由もまったく異なるのである。
子どもの成熟は「換金」できない。
「成熟すると、いくらもらえるんですか?」
というような問いをしているかぎり、
ひとは成熟とは無縁である。
この当たり前の知見がいまだに共有されていない。~

以上、内田樹氏のブログからの引用です。

ちょっと過激だけど、おおむね、そんな気がする。
丁度、日本学校メンタルヘルス学会の仕事で、
先日決めた、
「広げよう、育てよう、元気の〝もと"」
    ~知識・技術・自信~
なるテーマの説明文を書くお手伝いをしていた
ところだったので、「おお!!」と。

何かのチャンスに内田先生のお話、直接伺いたいな~。
(内田氏のブログへのリンクは、明日、事務担当Alohaにお願いします)

今回の記事は、内田先生のブログ2008年10月27日「学校選択制」から、一部引用させていただきました。ありがとうございました。

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