長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

中野家住宅内覧会に行ってきました

2019年06月06日 | 情報

国登録有形文化財の「中野家住宅」を利用した飲食店

「なかの邸」オープンに先駆け、

現在開催中の内覧会にお邪魔してきました。

中野家住宅は、江戸末期の大型民家で旧西国街道沿いに

位置し、当時の面影を今に伝えています。

京の町家大工棟梁であった9代・北村傳兵衛が昭和時代に

手掛けた茶室は、現存する数少ない貴重な建物です。

主屋


中庭


茶室〈皎庵 こうあん〉

 

その景観を生かし、素材にこだわったおばんざいや

お酒を提供する「なかの邸」では、

ライトアップされた美しい庭園を眺めながら

主屋の座敷で食事を楽しむことができます。


欄間に施されたデザインは、どれも特徴的で

緻密な細工が目を引きます。

  


「なかの邸」は、障害者就労支援団体

「暮らしランプ」さんによって運営されます。

夜間でも障害のある人たちが働ける場を設けたいという

画期的な取り組みは全国的にも珍しく、新しい働き方の

モデルとして大きな期待が寄せられています。

7月のオープンが待ち遠しいですね。

 

内覧会では白玉セット(有料:500円)が頂けます。

この日は、ラオス産浅炒り豆のアイスコーヒーと

生姜シロップ風味の可愛い白玉のセット

初夏を思わせる爽やかなお味です。

厳選されたこだわりのコーヒーは

「なかの邸」メニューでも提供されるとのこと。

内覧会は8日(土)まで 10時~16時 無料

ぜひこの機会にお越しください