国登録有形文化財の「中野家住宅」を利用した飲食店
「なかの邸」オープンに先駆け、
現在開催中の内覧会にお邪魔してきました。
中野家住宅は、江戸末期の大型民家で旧西国街道沿いに
位置し、当時の面影を今に伝えています。
京の町家大工棟梁であった9代・北村傳兵衛が昭和時代に
手掛けた茶室は、現存する数少ない貴重な建物です。
主屋
中庭
茶室〈皎庵 こうあん〉
その景観を生かし、素材にこだわったおばんざいや
お酒を提供する「なかの邸」では、
ライトアップされた美しい庭園を眺めながら
主屋の座敷で食事を楽しむことができます。
欄間に施されたデザインは、どれも特徴的で
緻密な細工が目を引きます。
「なかの邸」は、障害者就労支援団体
「暮らしランプ」さんによって運営されます。
夜間でも障害のある人たちが働ける場を設けたいという
画期的な取り組みは全国的にも珍しく、新しい働き方の
モデルとして大きな期待が寄せられています。
7月のオープンが待ち遠しいですね。
内覧会では白玉セット(有料:500円)が頂けます。
この日は、ラオス産浅炒り豆のアイスコーヒーと
生姜シロップ風味の可愛い白玉のセット
初夏を思わせる爽やかなお味です。
厳選されたこだわりのコーヒーは
「なかの邸」メニューでも提供されるとのこと。
内覧会は8日(土)まで 10時~16時 無料
ぜひこの機会にお越しください