長岡京市観光協会のブログ

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特別企画展「埋もれていた動物たち」

2013年11月08日 | 情報
(公財)長岡京市埋蔵文化財センターでは11月1日より、

第4回特別企画展「埋もれていた動物たち」が開催されています。

市内から出土した土馬(どば)や動物埴輪など、愛着を抱く動物の

造形遺物などを集めて展示しています。






縄文・弥生時代から中近世にかけて、各時代の特徴を表した

遺物がわかりやすい説明とともに紹介されています。






土馬の焼成方法は、土師質と須恵質の2種類が存在します。

長岡京時代のものは土師質のみですが、今回の企画展では

天神2丁目で出土した須恵質のものが初めて公開されています。

これは前の時代の飛鳥・奈良時代に作られたと考えられています。


(中央が須恵質の土馬)


今年7月に発掘調査された場所から出土した、

長岡京時代の獣骨も展示されています。

馬の蹄(ひづめ)がこれだけきれいな状態で残っているのは、

かなり珍しいそうです。


(右の箱の一番手前にあるのが蹄)


特別企画展は12月1日(日)まで開催されています。

また、関西考古学の日2013スタンプラリーも11月30日まで開催中ですので

ぜひこの機会に足をお運びください


埋蔵文化財調査センター TEL075-955-3622
平日8:30~17:00
土・日・祝10:00~16:00(企画展期間中はお休みなし)


もみじ情報

埋蔵文化財センター近くの寂照院のもみじがほんのり色づいてきました。

散策の折にはぜひお立ち寄りください。