長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

祇園祭りと早良親王 その壱

2013年07月06日 | 情報
今年も祇園祭りの季節がやってきました。

もとは祇園御霊会といい、御霊は(おんりょう)とも読み

怨霊や疫病から逃れる事を祈願するための行事です。

祇園の御霊とはまた違いますが

御霊会と言う行事を初めて行ったのは桓武天皇です

この怨霊こそ桓武天皇の実弟、早良親王です

なぜ早くから東大寺に入り出家していた聡明な親王が

怨霊などになったのでしょうか?

785年ー桓武天皇が絶大的に信頼していた

長岡京の設計者藤原種継が、暗殺された事から始まります


(向日市鶏冠井町、石塔寺)


(石塔時前島坂、種継暗殺場所ー暗闇から二本の矢が・・)


天皇は犯人として、早良親王を乙訓寺に幽閉してしまいます

無実を訴えるため絶食した親王は、淡路島に流される途中の山崎辺りで

餓死してしまいますが、天皇は許す事なく遺体を淡路に流してしまいます。


<早良親王が幽閉されていた乙訓寺>

ここから怪異が始まります(゜o゜;;

その弐につづく・・・