長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

街のさくら

2012年04月07日 | 

温かくなったかと思えば急に寒くなったりと、気温変化の大きさに影響されて

長岡天満宮の八条ヶ池沿いにある桜も、咲くのを待ちわびている様子で

全体としてはまだまだ3分咲きといったところです。


それでも、街の中にある桜は所々で見頃を迎えつつあります。









中開田公園付近では、毎年いつもきれいに咲いてくれます。

桜のトンネルが見事で、現在は7~8分咲きです。

住宅地にあるので、静かにお花を愛でてくださいね。









犬川沿いの桜は、3分咲きです。

満開時には、とても見応えのある桜並木です。



「八条ヶ池」物語 第3話

2012年04月07日 | 八条ヶ池物語


(撮影 昨年4月5日)

武家によって翻弄された八条宮智仁親王が

心のより処を見出したのが文学、とりわけ

「源氏物語」でした。そこに描かれた華麗な

平安王朝の雅を再現するため、領地となった

桂村に山荘の造営を始めました。それが後の

「桂離宮」です。元和3年(1617)(一説には

元和9年)徳川秀忠により、ここ開田村447石

余りと山林竹木が八条宮家に与えられました。


(撮影 昨年4月5日)

その頃、徳川秀忠の娘和子が後水尾天皇に入内

されます。後水尾天皇の叔父にあたる智仁親王

はその入内に際し、朝廷側の推進者であったと

言われています。後水尾天皇は後に上皇となら

れてから修学院離宮を造営されました。

ーつづくー