4月2日に蕾を膨らませ始めたタツタソウ(竜田草)の記事を投稿してから約2週間。低い茎先に、薄紫色
の独創的な花を咲かせ始めました。例年より1週間ほど早い開花です。
原産地は、朝鮮半島北部や中国東北部・アムール地方。一方、我国に伝来したのは1904年(明治37年)。
あまり見かけない植物ですが、意外にも国内での栽培歴が永い北方系の宿根草です。
ヒメシャクナゲ(姫石楠花)も、薄紅色の壺形の可憐な花を開花させました。鉢植え盆栽仕立てで育て続け
20数年。未だに樹高は15cmほど、花も葉もすべてが小さな常緑低木です。
先日、開花直後の記事を投稿しましたチオノドクサとクロッカス。今、満開に花を咲かせています。
※ 当地では毎年4月中旬を迎えますと、園芸店やホームセンターの店頭にはパンジーやビオラなどの
一年草の花々が並び始めます。間もなくしますと本州方面に比べ、1ヶ月半ほど遅れて本格的な花
の季節が訪れて来ます。