今日は朝から、数日振りにまとまった雨が降る。そぼ降る雨の中で、エゾムラサキツツジ(蝦夷紫躑躅)が
一斉に開花しました。数多くのツツジの中で、いち早く花を咲かせます。
花は鮮やかな紅紫色で、花の径は3センチほどと小ぶり。どこか、可憐な雰囲気を漂わせる北国の春に咲
くツツジです。
上の画像は昨日の蕾の状態です。このところの不順な天候で、開花を待ち焦がれていたかのように蕾を
膨らませて いました。
夕刻になると雨は上がる。間もなくすると暦の上では穀雨。からからに乾燥した庭土も潤い、草木には恵
みの雨でした。
庭の片隅で、ミヤマオダマキ(深山苧環)が新葉に雨の雫を乗せました。本来、雨上がりに太陽光の下で
撮影すると、輝く雨の雫と深緑色の葉とのコントラストが 際立つ植物です。機会を計り再投稿と思っています。