浜より一段高い砂地で、マツヨイグサ(待宵草)が満開の季節を迎えています。淡い黄色の花を潮風に
なびかせながら咲かせています。
マツヨイグサは、アメリカ大陸から渡来した帰化植物ですが、何故か我が国が原産地の雰囲気を感じる
植物です。
〔今日のイタンキ浜の光景です〕 浜の後方には、高さ80m程の白い凝灰岩と灰色の安山岩塊の断崖絶壁が屏風を立てたようにそそり
立っています。
海霧も消え気温は25℃、潮の香が漂う。いつものアングルですが浜の西側と東側の光景です。
浜より一段高い砂地で、マツヨイグサ(待宵草)が満開の季節を迎えています。淡い黄色の花を潮風に
なびかせながら咲かせています。
マツヨイグサは、アメリカ大陸から渡来した帰化植物ですが、何故か我が国が原産地の雰囲気を感じる
植物です。
〔今日のイタンキ浜の光景です〕 浜の後方には、高さ80m程の白い凝灰岩と灰色の安山岩塊の断崖絶壁が屏風を立てたようにそそり
立っています。
海霧も消え気温は25℃、潮の香が漂う。いつものアングルですが浜の西側と東側の光景です。
イタンキ浜の全面には太平洋の大海原が果てしなく広がります。一方、浜の後方には高さ100m
ほどの凝灰岩の断崖絶壁がそそり立つ。
砂浜の総延長は東西に約1.7キロメートル、「日本の渚百選」にも指定されている風光明媚な砂浜
海岸です。
浜の後方、50mほどの高さから眺める浜の東側の眺望です。この画像のように、浜は市街地と隣
接しています。イタンキ浜は、雄大な自然と街とが共存する特異な場所です。
浜の後方の海岸段丘に広がる草原で、今、エゾカンゾウ(蝦夷甘草)が花の盛りを迎えています。
一方、砂浜の土手ではハマヒルガオ(浜昼顔)が、淡紅色の花を咲かせ始めています。
イタンキ浜は道内屈指のサーフィンのメッカです。太平洋の彼方からサーフィンに適した大波が打
ち寄せて来ます。 さらに、浜の後方の草原は、パラグライダーの発着場。これから、シーズン本番を
迎えますと空に舞うパラグライダーがイタンキ浜の風景に華を添えます。
初夏の季節を迎えたイタンキ浜の光景です。ゆるやかに潮風が浜に流れ、清々しい磯の香が漂う。
イタンキ浜は、日本の渚100選に指定されている風光明媚な砂浜海岸です。
さらに、鳴き砂海岸としても有名な浜です。砂に多くの石英の結晶体が含まれ、乾燥した砂の上を靴
底を滑らすように歩くとキュッ・キュッと砂が音を奏でます。
※ 鳴り砂海岸は全国に30ヶ所余り、ただ、浜に隣接するように大規模の工場群や市街地がある場
所での鳴り砂海岸は、国内ではイタンキ浜だけのようです。
砂に不純物が多く含まれると音がしなくなります。鳴り砂海岸は「自然環境のバロメータ」、定期的
に市民が参加して浜の清掃が行われています。
浜の後方に広がる海岸段丘の草原で、初夏の野花エゾカンゾウ(蝦夷甘草)が花を咲かせ始めて
います。
道内では、エゾカンゾウに良く似たエゾキスゲも自生しています。両草の違いは、エゾカンゾウの花
は橙色系、エゾキスゲは薄黄色の花を咲かせます。何れしても見分け方が少々、困難な植物です。 先日、開花を始めたハマエンドウの画像を投稿しましたが、今、浜の土手を埋め尽くす様に満開に
花を咲かせています。
太平洋の大海原から打ち寄せる波が、浜に心地よい潮騒を響かせる。遥か彼方に目を向けると、
水平線が海と空を隔てるように限り長く線を描く。
エゾタンポポ(蝦夷蒲公英)が、浜に続く海岸段丘で花を咲かせています。イタンキ浜の海岸段丘は
貴重な在来種のタンポポの自生地です。
浜に大量のコンブが打ち上がる。沿岸は岩礁地帯、コンブ・ワカメなどの海藻が豊富な海域です。
「室蘭イタンキ昆布」は、程よい肉厚と大きさで使いやすく味も抜群な海の幸です。
マスイチ浜から追直漁港方面の眺望です。前面の海上を海霧が南からの気流に運ばれ海面を滑るよう
に流れ込んで来ます。
マスイチ浜は道内屈指の風光明媚な景勝地です。流れ着く海霧が、風景を刻々と変化させます。眺めて
いると時間の経つのを忘れてしまうほどの光景です。 海霧が陸に向かって流れ込んでいる場所は、両側を高さ100mほどの断崖に挟まれた平地。風が通
りぬけ易い場所です。海霧は気象条件や地形にもよりますが、気温の高い陸地部を500mほど進むと跡
形もなく消滅してしまいます。
マスイチ浜展望台の左側前方、300mほど離れた場所。海面からそそり立つ、高さ100mほどの断崖
絶壁の中腹で、ヤマツツジ(山躑躅)が花を咲かせています。白い凝灰岩の表面に張り付き、過酷な環境
下で自生する逞しいツツジです。
マスイチ浜展望台から、さらに階段を登ると海面から高さ100メートルの位置に第2展望台があります。
足元の直下に、噴火湾に突き出るような形のカモメ岩を望む。噴火湾の大海原から流れ寄る海霧が、カモ
メ岩を霞めながら 次から次へと通り過ぎて行きます
※ご参考まで。地点の標高は、国土地理院地図(電子国土Web)を参照しています。詳細を知りたい地図上にカーソルを合
わせ、マウスの右をクイックしますと位置や標高などの詳細な情報が得られます。
イタンキ漁港は、市街地に隣接しイタンキ浜の東端に位置する。太平洋に面した風光明媚な漁港です。
季節を通 して、毛ガニ・スケトウダラ・宗八カレイやエゾバフンウニなど、水揚げの魚種は豊富。
※ 一方、イタンキ浜は、漁港を起点に (下の画像)遠くに半島のように見える丘の下を沿うように、西の
方角に2キロほど連なる長い砂浜海岸です。
バフンウニ漁の季節です。小型漁船が次から次へと、船外機をうならせながら漁港を後に漁場に向かっ
て行きます。
西側の浜の直ぐ後方には、海抜100メートルほどの断崖絶壁がそそり立っています。イタンキ浜は、
西側と東側の景色が著しく異なります。
画像は西側の浜、冬の間は断崖に雪を張り付かせ荒々しい光景を見せていましたが、春の訪れに連
れて、穏やかな姿に戻った西側の浜の光景です。
さざなみが、春の陽射しに煌めきながら浜に打ち寄せる。浜の前には、太平洋の大海原が果てしなく
広がる。その遥か彼方に、水平線が緩やかに弧を描くように長く伸びる。
画像は東側の浜の光景です。遠くに望むのはイタンキ岬、冒頭の画像のイタンキ漁港は、この岬の付
け根に位置します。度々、投稿しているアングルですが、イタンキ浜を代表する景観です。
(追加画像です) 断崖絶壁の上に家が佇む。断崖は目測で浜からの高さは80mほど。家の傍に立つと、
眼下にイタンキ浜の全景と太平洋の大海原が広がります。画像からは意外でしょうが、断崖の上に は数
十件の住宅や室蘭YHの建物が立ち並んでいます。
本格的な春が近づくに連れて、夜明けが早まる。今日、当地の日の出は5時20分でした。浜の前面に
は、太平洋の大海原が広がる。遥か彼方の水平線から昇る4月初日の朝日です。
カメラの立ち位置は、浜の後方、45mほどの小高い場所。爽やかに朝が明けていく、イタンキ浜の光景
です。 日の出から30分ほどが過ぎ、朝日が春の海を金色に照り輝かせる。渚に映る小さな人影、イタンキ浜
は近隣の方々の絶好の散歩コースです。
浜の直ぐ後方には、高さ80メートルほどの垂直に切り立つ断崖が連なっています。朝日が断崖と丘の
上に建ち並ぶ家々を照らし出しました。
※ 太平洋の大海原とイタンキ浜を眼下にする丘の上には、室蘭ユースホテルが佇む。ユースホテル
の建物は、北海道を舞台に活躍した建築家 田上義也氏(1899~1991)の作品の一つです。
(丘の上、携帯電話用の鉄塔の右基に白く見える建築物が室蘭ユースホテルです)
まだまだ、冬の気配を漂わせているイタンキ浜に、柔らかく温もりを感じる日射しが降り注ぐ。この
ところの運動不足の解消を兼ねて、片道1500メートルの砂浜を久し振りにカメラを携え歩く・・・。
浜の後方には、高さ100m程の灰白色の断崖がそそり立つ。太古に、海底火山から噴出した堆積
物の凝灰岩と安山岩のダイナミックナ地層が目に映ります。
浜と平行に切り立つ断崖絶壁が連なる。荒削りな自然美を見せるイタンキ浜の西側の光景です。
浜辺に打ち寄せる波が、陽射しを跳ね返すように煌めく。浜の前面には、太平洋の大海原が果て
しなく広がる。
浜の西側から眺める穏やかな風光の東側の浜。イタンキ浜は西側と東側が大きく異なり、一つの
浜で二つの対象的な風景を見せてくれます。
数日振りに冬型の気圧配置が緩む。昨日まで、北西の風が吹き荒れ大波が打ち寄せていた浜
は静まり返る。今の時期にしては珍しく、穏やかな空と海が広がるイタンキ浜の光景です。
浜の後方の海岸段丘はハマナスの群生地。ドライフルーツのように熟したハマナスの果実です。
イタンキ漁港は、イタンキ浜の東端に位置する太平洋に面した風光明媚な漁港です。季節を通
して、毛ガニ・スケトウダラ・宗八カレイ・ボタンエビ・ミズダコ・エゾバフンウニなどの水揚げ魚種は
豊富。
漁港から市の中心街までは僅かな距離。イタンキ漁港は、市内は元より近隣の市町村への新鮮
な海産物の供給基地です。 水揚げされたスケトウダラの出荷風景です。今日は豊漁です。おびただし数のスケトウダラが、
大型の木箱に ぎっしりと詰め込まれ所狭しと並んでいます。
※下の画像はスケトウダラの寒干し。冷たい西風に晒され凍り付く。更に、日中の陽射しに解け
水分を蒸発させると旨みが濃縮する。出来上がった棒鱈は酒の肴にピッタリな珍味です。
イタンキ浜の夜明けの光景です。最近の投稿記事から 当ブログ名を「空」に変更かと思う程。
今の季節の晴れた空は、カメラの被写体として強く興味を抱きます。
撮影当日のイタンキ浜は朝から快晴でしたが、水平線付近には微かに朝もやが漂っていました。
それが幸いしたのでしょうか、柔らかな色調の朝日が出現しました。
※今日、当地の天候は曇り時折小雨。取材は足止め状態です。画像の撮影日時の印字から気が付かれていると思
い ますが、2日前の撮り置き画像を投稿しています。
朝日が水平線から静かに昇る。揺るやかにうねる波が、波消しテトラポットに打ち寄せ波しぶき
を舞い上げる。
太平洋の大海原から寄せては返す波が、波打ち際に さまざまな波紋を描き出します。
イタンキ浜の後方には、海岸段丘が広がります。段丘の頂きに佇む、室蘭ユースホステルや
民家の建物が朝日に照らされる。
秋が深まるにつれて、このところ朝が明けるのが遅くなる。今日、当地の日の出時間は6時
5分。 カメラアングルは、室蘭市イタンキ浜の後方に位置する高台から夜明けの光景です。
イタンキ浜の後方には、なだらかな海岸段丘が広がる。さらに、浜からそそり立つ100m
程の断崖絶壁が、西の方角に連なります。一方、浜の東側にはイタンキ岬が太平洋の大海原
に突き出る、朝日に照らし出されたイタンキ浜の光景です。