久し振りに、ウォキングを兼ねて、潮騒が心地よく耳に響くイタンキ浜の渚を歩く。今日は、2月にしては、
すこぶる穏やか。浜に降り立つと、目の前には太平洋の大海原が果てしなく広がリ、潮風に運ばれて来る
磯の香が漂う。イタンキ浜は、「日本の渚100選」に指定されている風光明媚な砂浜海岸です。
イタンキ漁港は、イタンキ浜の東端に位置し 太平洋に面した風光明媚な漁港です。決して大きな漁港
ではありませんが、近海は豊潤な漁場。魚種が豊富、一年を通して様々な魚介類が水揚げされます。
※ 当記事は、12月15日付けで投稿しました〔雪景色のイタンキ浜〕の続編です。
沖合の漁場で操業していた漁船。捕獲した魚介類は鮮度が勝負です。エンジンの出力を最高に上げ、
一斉に漁港に帰還です。
「スケソウダラの寒干し」です。
スケソウダラは今が旬。鍋料理も良いが、寒風にさらし、凍結/解凍を繰り返すと水分が蒸発して旨味が
濃縮します。 「スケソウダラの寒干し」と並んで寒風にさらされる、「イカの一夜干し」です。
寒さが一段と増す今の時期は、スケソウダラ刺し網漁の本番。連日、大量のスケソウダラが水揚げさ
れています。イタンキ漁港は、一年の内で一番活気のある季節を迎えています。
近ごろ断続的に降った雪が、イタンキ浜を一挙に冬景色に変貌させました。12月も早や中旬ですが、
当地では、例年と異なり一足早い雪の季節の到来です。
今の季節になると、イタンキ浜には強い風が吹き抜ける。砂の上に積もった雪が風に運ばれ、まだら
模様を描きだしました。
浜の後方には、標高100メートル前後の海食断崖がそそり立つ。白い岩肌は火砕岩、断崖に草々が
生い茂る季節には、鮮やかなコントラストを見せてくれます。
一方、今の時期を迎えると草々は褐色に一変。すっかり、冬の佇まいを漂わせる西側の浜の光景です。
イタンキ漁港はイタンキ浜の東側に位置し、噴火湾に面した風光明媚な漁港です。前面に広がる海域
は良漁場、一年を通して水揚げされる魚種は豊富。今の時期は、スケソウダラ漁の最盛期です。
水揚げされたスケソウダラ、今日は豊漁です。おびただしい数のスケソウダラが、大型の木箱に ぎっし
りと詰め込まれ市場への出荷待ちです。
漁港の一角、ウニやワカメなどを採取する磯船の陸揚げ場からの光景です。時折り上空を横切る雪雲
が陽射しを遮る、逆光と相まって一挙に真冬のような風景を出現させています。
イタンキ浜の夜明けの風景です。早朝から秋晴れの空が広がる。放射冷却も伴い、今シーズンに入り最高の冷
え込み、撮影時の外気温は2℃でした。
浜からそそり立つ、高さは80mほどの海食断崖が朝日に照らされる。同じアングルで、たびたび投稿しています
イタンキ浜の光景です。
◎10月22日撮影分の追加画像です。(著作権の見地からUP画像・映画の題名などを控えています)
早朝にも関わらず、大規模な映画ロケが行われていました。大勢のスタッフや多くの映像・音響装置など、
さらに、東京圏内のNoを付けた10数台の車両などが浜に・・・。初めて目にしました大掛かりなロケ風景
でした。
天気予報では一日を通して快晴。イタンキ浜の朝景色を撮影に5時前に家を出る。浜までは、国道を走る
こと15Kmほどの距離。本道から逸れ、浜へと続く道路沿いからの夜明け前の風景です。
今日、当地の日の出時間は5:40分。早朝から清々しい秋の空が広がる。放射冷却現象に伴って撮影時
の気温は8℃。ビーンと張り詰めた大気の中、大海原の彼方から朝日が光りを放す。
台風18号が、当地の遥か東の海上を通り過ぎる。余韻を残すように、太平洋の彼方から大波が寄せては
返す。朝の光が波間を飛びはねながら海面を あかつき色に染めました。
浜の後方にそそり立つ海抜80mの海食崖が、朝日に照らし出され海面に映り込む。カメラアングルは、潮
騒が静かに響くイタンキ浜の朝の光景です。
太平洋の水平線から昇る朝日。朝焼けが 海と雲をあかつき色に見事に染め抜きました。近ごろ夜明け
の時間が日一日と遅くなる。今日、当地の日の出時間は5時20分でした。
カメラの立ち位置は、当市イタンキ浜の後方に位置する高さ45mほどの高台から、穏やかに明ける朝の
光景です。
↑ 浜を散歩する人影です。
朝日に照らし出されたイタンキ浜の光景です。清々しい磯の香と潮騒が耳に心地よく響く。浜の全長は
1.7km、後方には高さ100m前後の断崖が西の方角に向かって連なっています。
イタンキ浜は、国内有数の鳴り砂海岸。さらに、日本の渚100選に指定されている風光明媚な砂浜海岸
です。
撮影の帰りに立ち寄ったイタンキ浜の後方に広がる海岸段丘。今、ユウゼンギクが満開の時期を迎え、
広大な斜面では、薄青紫色のユゼンギクの花が咲き乱れています。この場所は、市内で最も規模が大き
なユゼンギクの群生地です。
ユゼンギと共存するかのように、オオノアザミが淡紅紫色の花を咲かせています。学説では本州方面に
分布するノハラアザミの仲間。オオノアザミは、道内の南西部から本州北部にかけて分布するアザミらしい
印象を受けるアザミです。
イタンキ浜の後方に広がる海岸段丘は、初夏から秋にかけて咲く野花の自生地です。今の時期はユウ
ゼンギク(友禅菊)が、広大な草地の斜面で可憐な花を咲かせています。
※後方に見える高台の草地がユウゼンギクの自生地です。白い建物は「室蘭ユースホステル」です。 この海岸段丘は、本市では最も規模が大きなユウゼンギクの群生地です。
砂浜と段丘の境の草地で、カセンソウ(歌仙草)が長く伸ばした茎の先端に花を咲かせています。
真っ赤に熟した、ハマナスの実です。
ハマニガナ(浜苦菜)。初夏の頃から花を咲かせていましたが、この時期になると一斉に花数を増やし
ます。ハマニガナは、全国の浜辺に自生するキク科の海浜植物です。
太平洋の大海原から大波が打ち寄せるイタンキ浜は、道内屈指のサーフィンのメッカです。
ゆるやかに流れる潮風に運ばれ、磯の香が漂う。初秋を迎えたイタンキ浜の西と東の浜の光景です。
イタンキ漁港の防波堤の上からイタンキ浜方向を望む。イタンキ漁港は、浜の東端に位置する太平洋に
面した風光明媚な漁港です。毛ガニ・スケトウダラ・宗八カレイやエゾバフンウニなど、水揚げの魚種は豊富。
※ イタンキ浜は、半島のように見える丘の下を沿うように1.7キロほど連なる長い砂浜海岸です。
潮風に羽根を広げ乾かすウミウです。
先日、ハマナスの実が赤く色付き始めた画像を掲載しましたが、この時期を迎えますとすべての実が完
熟状態になります。
垂直にそそり立つ断崖絶壁の下の草地で、カセンソウ(歌仙草)が鮮やかな黄色い花を咲かせています。
イタンキ浜の後方、垂直に切り立つ高さ60mほどの岩崖の上からの眺望です。この場に立つと、眼下
に西の浜と東の浜の対象的な景観が広がります。
※日付印字の下に小さな黒点が浜を歩く人です。さらに、下の画像の浜と草地の境に人影が見えます。
太平洋の大海原の彼方から、ゆるやかに波が打ち寄せる。潮風に運ばれて来る磯の香が浜に漂う。
イタンキ浜は、「日本の渚100選」に指定されている風光明媚な砂浜海岸です。
イタンキ浜は、市内は元より近郊地域で最大のハマナスの群生地です。早くも、実を赤く色付かせ始め
ています。
浜の後方には100m前後の断崖が屏風を立てたように迫る。太古の火山活動により出来た溶凝灰岩と
集塊岩の地層が、独特の横縞模様を断崖に描き出しています。
浜の西末端。砂浜に鎮座する巨石群と高さ140mほどの断崖絶壁がそそり立つ。東側の浜と大きく異
なる荒々しい景観美を見せてくれます。
浜に大量のコンブが打ち上げられています。先日の台風11号により、海が底荒れ海底のコンブが波に
もぎ取られて浜に流れ着く。沿岸は岩礁地帯、コンブやワカメなどの海藻が豊富な海域です。
「室蘭イタンキコンブ」は、ほどよい肉厚と手ごろな大きさで扱いやく、味も抜群な海の幸です。ただ、浜に
打ち上げられたコンブにも漁業権が設定されています。もったいないと思いますが、原則持ち帰る事は出来
ません。