cafe powa

ぽわわーん日記

メッセージ

2005年08月06日 | ひとりごと
 powaはモテる。

 犬や猫や子供から。
 なぜだか彼らはpowaにくっついてくる。

こういうと
「なんかほんのり自慢してない?いい人だってアピール?」
と言われちゃうのだけど、ホントなーのっ。

powa側から言わせてもらうと、どちらも得意ではない。
ペットは飼ったことないから怖くてすぐには手は出せない。
野良犬、野良猫、カラス、鳩とは目も合わせないように気をつけている。
子供とはあまり接する機会がないから接し方が分からない。

だけど彼らはpowaにくっついてくる。

犬や猫は飼い主がいても私の膝の上を寝床に選ぶし、
子供は知らないうちに私の背にのっかていたりで驚かされる。
フランスに行った時も、言葉が全然ダメでも子供とは交流でき、
一緒に行った友達からイヤミを言われたりした。

もしかしたら彼らはpowaを近しいものと感じてしまうのかもしれない。
powaに対して人間だとか大人だとかいう境目を感じないのかもしれない。


昨日会った小学2年生のこうきくんはとても不思議な男の子だった。

突然、私の周りに座布団で囲んで箱入り娘状態にし、
「ね?わかるよね?」
「ん???なになに??」
「分からないの?もういいっ。」
「????」

「こっちきて。弟かわいいからだっこして。」
と寝ている弟の元に連れていかれ、私の手をとり弟の体の上に乗せる。
「この子はね、今寝てるけどね、かわいいお姉ちゃんが手をつないで
 くれてるの分かるんだよ。よろこんでるんだよ。」
と言う。
そしてね、今度は弟の手をとりpowaの腕をさするの。
「よしきくんね、お姉ちゃん好きなんだだよ。」
「こうきくんもお姉ちゃん好きでしょ?」
「ふふふ、はずかしい。やだよー。すきとかー。」
と顔を隠して照れる。

「お姉ちゃんはね、好きなことなんでもしていいんだよ。」

「え?好きなこと?」
「うん。なんでもしていいの。」
と小さな声。

「ね、おねえちゃん、一緒にやって。」
「ん?」
「魔法の言葉。」
「え?」
「ツイてる、感謝、ありがとう。」
といい手話のような手振りをつけ、ありがとうのところで頭を下げる。
「ツイてる、感謝、ありがとう。」
と一緒に手振りをつけ、頭を下げる。

不思議な話でしょう?まるで、テレビの特番みたいでしょう?
でも、全部本当なの。本当に。作ってないの。
小学校2年生の男の子とpowaの会話だよ。

不思議なことに、お母さんもこの子に驚かされることが多いんだって。
そして、こうきくんは目に見えないものが見えてるらしい。
「見えないの?」「わからないの?」
と何度か問いかけられた。

こういう感性豊かな子(この表現でいいのかわからないけど)のことを
インディゴチルドレンだとかクリスタルチルドレンだとか呼ぶそうです。

普通に子供らしくアニメキャラについていっぱいいっぱい
説明してくれたり、真似して飛んでみたりもする面も普通にあるのだけどね。

わりとこういう第六感が鋭いというか目に見えないものを見える
という話を聞きなれつつあったのだけど、今回ばかりはビックリしちゃった。

「お姉ちゃんはやりやりこと何でもやっていいんだよ。」

ちょっとドキッとさせられるメッセージじゃない?
私にとってこの言葉はツボにはまる言葉。
ドンピシャ。

不思議なんだけど、不思議不思議で流しちゃっていいのかな?
と引っ掛る強い訴える力を持ったメッセージです。

だけどまあ男の子に「好き」と言われるのはうれしいもんだね。エヘヘ。


*写真はアジア美術館で撮りました。
 不思議な子供のがいっぱい。