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Bark River EPK (Emergency Preparedness Knife)

2013-01-08 21:27:17 | ナイフ Knives
Bark RiverEPK (Emergency Preparedness Knife)が、7日にようやく届きました。
年末年始で遅れたのでしょうか。通常は1週間ぐらいで届くのが、11日かかりました。

仕様等 ( )内は実測
Overall Length: 4 in(100mm)
Blade Length: 2 in(47mm)
Blade Steel: CPM154
Steel Thickness: .145 in(4mm), Full exposed tang
Weight: 1.375 oz(37.5g、シース込み44g。Hollow Pinsは35.5g、シース込み42g)
Hardness: 60-61HRC
Handle materials:Green Canvas Micarta 1本はHollow Pins
Kydex sheat included (able to neck carry)

EPKとは、Emergency Preparedness Knifeの略で、非常(緊急)事態に備えるナイフという意味で、Otter Box 1000に入る全長100mmという大きさに仕上げられています。
同社のPSKOtter Box 2000に入るように設計されているのに対し、更に小さく、PSKのPersonal survival kit用のナイフに対し、Minimum survival kit用のナイフという位置づけです。

外観、仕上げ等
まず綺麗な白い箱に入っていて、シールで封印されています。
BARK RIVER KNIVESのロゴと、モデル名、鋼材、そして、MADE IN AMERICAの文字と旗も。



開封すると綿が敷いてある上に、白い紙に包まれています。



実用重視のアメリカ、ましてや実用重視のナイフなのに、とてもきれいに包装されているのにまず驚きました。

さて、取り出してみました。
全体のデザインは、至って普通ですが、このような普通のデザインの小型ナイフがなかなかなく、やっと出会えたという感じです。
カイデックスシースも、本体の小ささに合わせて、小型に作られているのは好感が持てます。
シースは、峰側が2か所かしめられています。



大きさはは、全長約100mmと小さいですが、Emergency用とあって、刃厚は実測約4mmと厚く、ハンドル厚も約10mmあります。



刃は、蛤刃に仕上げられており、丈夫さと切れ味を両立するために、鋼材は154CMが採用されています。
仕上げは可もなし不可もなしと言ったところでしょうか。実用ナイフとしては、問題ないと思います。
刃のグラインドは丸みがあり、角があまりない感じで、ハンドルも丸みが付けてありますので、デザインの割にはあまりシャープ感はなく、柔らかい印象です。

ハンドル材はとてもたくさんの種類があり、いろいろ選べますが、ナイフのハンドルというと、ラブレスの影響からGreen Canvas Micartaというイメージがありますので、これにしました。
見た目からするとBlackでも良かったかなという気がしていますが、実用ナイフですので、これはこれでよいでしょう。
ソングホールがありませんので、穴開きのボルトと通常のボルトの2種類を購入しました。

ブレードの片側にはロゴが、もう片側には1ST PRODUCTION RUNとあり、初期ロットのようです。



使用感等
握りやすさは、大きさからすれば、こんなものでしょう。全長の割に刃体長が長くハンドルが比較的短いので、小さい割には握りやすい、とは言い難いです。
刃の形状は、素直ですので、使いやすさを感じます。
刃の厚みは厚くとても丈夫そうですが、これだけ小さいと力の入った作業はしづらく、ここまで厚い必要があるかは疑問です。
ただし、BUSHCRAFT SERIESの一つにラインアップされていますので、枝を切ったり割ったりするために峰を叩いたり、缶に穴を開けるような作業で、タングエンドを叩いたりするには、この刃の厚みは安心感があります。
実際、枝を切ってみたり、缶に穴を開けてみたりしましたが、厚みが気になるようなことはありませんでしたし、厚い分安心感はあります。

2本のシースの形状は基本的には同じですが、バラつきでしょうか若干異なり、はまり方の感触が異なります。
1本は固く、もう1本は緩いです。

まとめ
全長の割にハンドルが短いので、グリップ感はいま一つなのと、刃厚が妙に厚くやや違和感を覚えますが、小さくても丈夫なナイフがほしいと思っていた中で、ちょうどその用途のナイフを見つけましたので、とても嬉しいです。
自分がデザインしたナイフも全長100mmですので、仕上がってきたら、このナイフを参考にまた検討したいと思います。
ところで、この自分でデザインしたナイフですが、年明けに仕上がってくる予定が、年末に田中さんのご家族にご不幸があり、延期になってしまいました。2月には仕上がってくると思います。
残念ですが、事が事だけに仕方ありません。気長に待つとしましょう。

表題写真:このナイフは屋外で撮りたいと思いましたので、夕方に外で撮ってみました。
CRKT Razel SS7TOPS M4X PUNISHERも屋外で撮りたかったですが、こんなに大きななナイフを持ち歩き写真なんか撮っていると職務質問にでもあいそうで・・・。^^;

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