先日の美の種の撮影で、改めて思ったこと。
シャッター音
ビデオカメラマンから、「ニコンのシャッター音は結構うるさいね。キヤノンの方が気にならない。音質が違うからかな。」と言われました。
確かに、バイオリンの独奏や無音の中でのダンスの際は、会場にシャッター音が響き、自分でもはばかられる思いでした。
もう一人のカメラマンは、キヤノンの一眼レフとソニーのミラーレス一眼を使っていました。
ミラーレス一眼に至っては無音シャッターです。
露出補正
会場の背景は黒です。引いて撮ると背景の暗さにつられて露出オーバーになってしまいます。-3EV前後にしないと適正露出になりません。
一方アップで撮ると、衣装の反射などによって今度は露出アンダーになってしまいます。+-0ぐらいに戻さないといけません。
ダンスは会場を動き回るので、被写体の大きさに合わせて絶えず露出補正を意識しないといけません。
また、照明がコロコロと変わるのでなおさらです。
電子ビューファインダー(EVF)ですと、ファインダーを見ることで露出が確認できますので、補正がしやすいと言えます。
このように考えると、舞台撮影にはα9のような動き物にもついていけるミラーレス一眼が向いていると言えます。
ただ、以前書きましたように、
EVFの目への影響は気になります。
長時間ファインダーを見続けて大丈夫なんだろうか。
表題写真は、美の種の象徴「青蓮」。装艶です。
でも、6月で引退です。寂しい。