I am back!
北海道立近代美術館に、行ってきました。
先日時間切れで、仕切りなおしになった「AINU ART」を、観にやってきた。
平日なのに、入場者多し。
展出品リスト↓ ↓
http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/exhi/special/12/ainuart-list.pdf
構成としては第1部ー1 19世紀から20世紀コレクション
アイヌの工芸品ですね。
第1部ー2 木彫り熊コレクション
戦後の北海道観光ブームが到来したときには、
木彫り熊がお土産として、飛ぶように売れたらしい。
家にも、木彫り熊があったな・・・・
第2部ー1 風のかたりべー現代作家の世界ー
その中で、特に目を引いたのが・・・・
チカップ美恵子のアイヌ刺繍
私も以前札幌市南区小金湯にあるアイヌ文化交流センター(ピリカコタン)にて
年間計6回のアイヌ刺繍教室があることを知り、参加しようとしたが
毎週水曜日開催で、諦めたことがあった。
本を購入して、独学でやろうと思ったが、本は閉じられたままだ・・・・・・
藤戸竹喜の木彫り
北海道の動物や身近な人物像などの木彫りを、作成している。
アイヌの木彫りで、この人が一番好きである。
阿寒湖の民芸店「熊の家」を、経営しており
その地下に、アイヌ民族資料館(無料)があり、
ここで藤戸竹喜の作品を、多数鑑賞できる。
あと床ヌブリの木の一部にだけ、蚤を入れている作品があったが
木彫りだけでなく、木と一体となり存在感がある。
床ヌブリの言葉
「なにを彫るか、決めるのは俺じゃない
その木に出会った瞬間、
啓示が走って命じられるままに彫らされる
木の前に黙って対座していれば、それでいい
おしゃべりや文字は、苦手である
百の議論より一つの作品のほうが
はるかに饒舌だと俺は信じているから
彫ったものが歩いたり語ったりするにまかせて
こちらは沈黙を守る
私たちアイヌは
森羅万象のすべてを神と見る」
神や仏にすがっても、助けてくれることはないが、
森羅万象か・・・・
第2部ー2 新しい波ー広がるアイヌスタイルー
平取町二風谷在住の貝澤徹の作品が、良かった。
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