ポッケ動物病院の独り言

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肺炎

2016-02-01 | 闘病記

  

さて、なるべく抗生剤の静脈点滴に、通院しなさいということであった

 

なるべく早めに改善したいし、楽になりたかったので

毎日通院したい気持ちはあるが、手術等で2日行けず・・・

     

    

12月18日 2回目の抗生剤の静脈点滴を受ける

    

     

この日は、前回の血液結果が出ていた

 

CRP8.38(正常範囲0.3以下)  WBC11300(正常範囲3990~9800) 血沈44(2~15)

  

炎症を示す数値が上昇しているので、レントゲン画像から考えても

細菌性肺炎と考えるのが、普通である

 

ただ炎症反応が高かったので、毎日抗生剤の静脈点滴に来るべきだし

本当は入院した方がいいくらいだとの医師の話だった

 

人間のことは良く分からないが、CRP10以上なら入院した方がいいのかな・・・・

   

咳が出始めたのは、12月5日からだが

既に2カ月前から、体調が良くないことを伝えていたので

結核なども考慮して、CTを撮影することになった

    

明日も静脈点滴に来なさいとの話だったが

来れるかどうかわからないと答えると

仕事を休んできなさいという

   

動物病院を経営しているので、突然休めないというと

咳をしている動物が、最近いなかったかと問う

 

どうやら動物から、結核菌が感染したのでは?とも疑っているらしい

一般的に結核菌は、人から人へと感染するとされているが

動物から人に感染する結核菌はあるのか?

 

存在しても不思議ではないが・・・・

  

「動物から感染する結核菌は、どんなのがありますか?」と問うと・・・

 

「・・・・・」

 

10年位前に1カ月以上咳が止まらず、これは結核か?と心配になり

呼吸器科を受診したことがあった

 

その時はレントゲン撮影だけで、結核の疑いなし

その時動物から人に、感染する結核菌は存在するか?

問うたら、無いとの返答だった

  

直ぐにCT検査の予約を取ってくれ

夕方にわざわざ予約番号等を、電話してきてくれた

  

何て親切な人(医師)なんだ・・・

  

  

翌12月19日 予定していた処置がキャンセルになり

3回目の静脈点滴を受けることができた

  

12月21日 4回目の静脈点滴

      

  

再度レントゲン撮影も行った

  

ほぼ変化ないが、少し左肺のレントゲン不透過部位が

縮小したかな?

         

  

12月22日  紹介された病院に、CT撮影を取りに行く

紹介できる病院を列挙され、どれがいいですか?と問われたが

よくわからないので、お薦めの病院をということで、ここに来た

 

2013年5月に、新築移転したらしく

とてもきれいで、立派である

   

受付をすると、直ぐに個室に連れて行かれる

    

担当の看護師さん、「あ、マスクしなきゃ」とマスクをすぐに装着

造影撮影のための留置針をいれ、血液検査

  

喀痰を採取して、塗抹検査

 

9:00からCT検査の予定だが、いつになっても始まらない

 

まだ時間がかかるということなので、院内のコンビニに行こうとしたら

この部屋で待機してくれといわれる

 

なるほど・・・

結核疑いの患者ということで、軟禁状態

  

喀痰の塗抹検査は、陰性らしいが

まだ用心しているらしく、CT検査も午前の一番最後に行うらしい・・・

   

     

CT撮影も終わり、血液検査の結果も出てきた

  

CT画像で結核は疑えず、細菌性肺炎から肺膿瘍を形成しているとのことだった

その他、腹腔内に明らかな腫瘍はと思うが、次回結果を伝えるとのことだった

  

担当医に動物から人に感染する結核菌はあるのか?訊ねてみた

 

即答で、ないとのことだった

  

血液検査は、既にCRPは0.68まで低下していた

WBCは14300と、炎症が治まっても

WBCが低下するまでには、少し時間が掛かる

        

内服を処方され、また再診となった

       

     

12月29日 またやって来た

 

喀痰検査の培養検査、遺伝子検査により

結核は、陰性

   

前回のCT造影検査の結果は、特に腫瘍はなしであった

          

      

今回の血液検査では、CRPは0.29と正常範囲まで低下した

       

急性細菌性肺炎で、肺膿瘍になったが

既に炎症は治まった

 

肺膿瘍は、定期的な画像検査をしながら

2-3カ月の抗生剤の内服が必要らしい

  

結核でもない

腫瘍もない

肝臓も大丈夫

糖尿病もない

 

何故肺炎になったのか?

 

自分の中では、知り得ていた

   

つづく・・・・

  


8 コメント

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Unknown (N)
2016-02-01 18:23:25
ここまで来て、つづくとは………?
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続きが気になる。。。 (killer K)
2016-02-01 19:18:45
二枚目の点滴写真がF××K!!になってますね。。。
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Nさん (ポッケ)
2016-02-01 21:11:00
つづく・・・・は、あまり深く考えないで下さい(笑)
 
人間の脳というのは、実に不思議ですね!
人間は考える能力が高いので、
考え過ぎるのも良くありません
  
頭で考えるな、腹で考えよ!でっせ
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killer Kさん (ポッケ)
2016-02-01 21:18:09
お久しぶりです
 
二枚目の点滴の写真の時は、ぐったりしていたので
私も写真を見るまで、気付きませんでした
 
無意識で、中指が・・・・(笑)
  
人生、突然何が起こるかわかりませんね!
killer Kさんも、最近実体験されたようで・・・
 
建物無事で、何よりです
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回復されてホッとしています (tmurakami0520)
2016-02-03 16:57:36
一部空洞を伴う散布性陰影のため、結核も疑われたのでしょう。
動物から感染する抗酸菌感染症は、結核では無く非定型抗酸菌症ですが、培養結果でも否定されたようですね。
結核は人人感染ですが、非結核性抗酸菌症は人から人には感染しませんが。
CRPが改善したのに、白血球数が高い事が気になります。細菌感染症では反対の動きをする事が多いですから。

つづきで種明かしされるおつもりですね(o^-^)
いずれにしても、ご快復を喜んでおります。
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tmurakami0520さん (ポッケ)
2016-02-03 22:47:56
専門的なコメントありがとうございます
 
人は感染しても、呼吸器症状は出ないかもしれませんが、
牛から感染する可能性がある人畜共通伝染病のMycobacterium bovisは、動物から人に感染する
結核菌といえるかもしれません
  
非結核性抗酸菌症では、Mycobacterium aviumが
獣医学的にはよく知られていますが、本当に動物(糞等)
から人に感染しているかも、私は良くわかりません
  
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Unknown (take)
2016-02-04 19:54:09
むずかしい事は解りませんが、回復したのですね?
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takeさん (ポッケ)
2016-02-05 14:51:38
お気遣いありがとうございます
 
肺炎は、良化しました!
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