この日も何処もパッとせず。
山に行かないで、雨天にならずに、行かなかったことを、後悔するか
山に行って、雨天で来たことを、後悔するか
同じ後悔するなら、まずは山に行ってみることに・・・・・
引き返すことも考慮して、遠くなく
雨が当たらない樹林帯が多い方がいい。
樺戸山地のピンネシリに行ってみた。
ここは、北海道100名山だしね!
当別町の道民の森から登るコースと新十津川町から登るコースがあるが
道民の森から登るコースが多く登られているようだが、前半が林道歩きなので、
始めから登山道を登っていく新十津川から登るコースの方が、面白そうだ。
アイヌ語で、ピンネシリは「男の山」、待根尻山は「女の山」の意味です。
詳細は↑登山口にあった看板に記載があったので、興味ある方は読んでみてください。
さて、行ってみましょう!
いきなりそこそこの傾斜を、九十九折に登っていく。
登山道上にエゾライチョウがおり、しばし先導してくれたが
ペースが早く、あっという間に見えなくなってしまった・・・・・
尾根にのると、緩い起伏がある道が延べ延べと続くが
高度は稼げない。
山頂にはレーダー施設があり、そこまで舗装路があり
一回だけ登山道と交わる。
そこで膨羽している幼鳥が、佇んでいた。
どうしたかと?
近づいていくと飛び立っていった。
この日は自宅を出発してから、ずっと小雨が降っており
登山口についても、小雨が降っている。
登山口に向かう車中で、「何でこんな天気のときに、山に行くのかな?」
「何かの病気か?」と自分でも思ってしまうが
土砂降りで無い限り、登る気満々だから困ってしまう・・・・
半袖シャツで登っていき、樹林帯は木々で雨にほとんど当たらないが
笹や木の葉で、結構濡れてしまう。
高度が上がるにつれ、傾斜がついてきて
笹などの葉が、登山道に覆いかぶさってくる。
すでに濡れてはいるが、このまま稜線で吹きさらされるのはまずいので
アウターを着て、登っていく。
ここの登山道は初級とはいえ、登山道らしく
倒木もそれなりにあり、跨げないような大木もある。
チンバ野郎は、慎重に這い上がっていく。
チンバ野郎には、乗り越えられない壁もあるだろう
乗り越えられないなら、這っていけ!
ケガをしていなければどうってことが無いが、
雨で濡れているので、気をつけないとね!
稜線に出ても、生憎の霧雨だが
ピークを3回ぐらい登ると・・・・・
まだ花が咲いている場所もあり・・・・
ハイ、ピンネシリ山頂に到着!
私と同じような病気の人がいないか辺りを見回したが(笑)
さすがにこの天候では、いなかった。
この日は誰とも、会うことは無かった。
山頂にあるレーダー施設。
晴れていれば、360度の展望があるのにな・・・・・
さすがに山頂付近は、吹きさらしで、一気に体が冷えてくるので
長居せずに、下山開始!
次は待根尻山に、向かう!
待根尻山の名前は無いが、ここが待根山山頂です。
何でこんな雨天に、山に来ているのだろう。
こればかりは感情(気持ち)なので、湧き上がるものはどうしようもない。
無くすことは出来ないが、押し消すことは出来る。
感情なので、突然無くなることもあるだろう。
↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)
下りはどうしても膝が不安定なので、ソロリ、ソロリです・・・・・
何とか無事、下山!
当たり前だが、この山域にも羆はいるので
登山道に2ヶ所、羆の糞があった。
下りで、そのうちのひとつの糞を、踏んづけてしまった・・・・Wow!
登りと下りが、ほぼ同じ歩行時間でした・・・・(苦笑)
帰路、浦臼温泉にて、温まっていった。
ここの浴槽から鶴沼公園が一望できて、なかなかいい。