らぷんつぇる**

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北斎展

2005年11月26日 21時55分03秒 | Exhibitions
上野の東京国立博物館に行って来ましたー。
着いたのが10時半ちょい過ぎだったと思うのだけど、建物の入るまで20分待ち。
そして入ったら入ったで、混んでる混んでる。
北斎展というか、「人の後ろ頭」展ですか?っていう勢い。
いつもは混んでても最前列に出れるように並んで待つ私ですが、今回はそんな元気は出なかった。
なにしろ出展数が300点ほど。
並んで待って、じっくり見てたら私のへぼい体力が持たない!
例によって私より先に見に行ってた母親は「国立博物館所蔵の作品はいつでも見られるから、海外からきた作品をじっくり見たー」と言ってましたが、そんな余裕すらなかったい。
「部屋ごとに展示が分かれているから、後期の作品から見ちゃった方がいいよ!」とアドバイスされ、そうしたけど、時間帯的にさほど意味なかったかも…。
朝一で行ってればそのほうが確かにいいと思う。

ともかく、そういうわけではずせない「富嶽三十六景」は2回見た。(会場を1回半まわったから。)
そのうち、「富嶽三十六景 凱風快晴」は刷り方の違う版が2つ並べて展示されていて、色の違いでかなりイメージが変わるなあと実感させられます。
お気に入りは扇子に描かれたなまこ。
なまこの扇子なんて、素敵にシュール。
ちなみにこの展示、会期中に何回か出展品の入れ替えがあるようです。

同じ建物の1階展示室で「鏡のうらおもて」展をやっていて、これは銅鏡や鏡の歴史を紹介する展示でした。
これの最後の所に、「鏡をデザインしてみよう」というコーナーがあり、そこではスタンプを組み合わせて好きなデザインをつくることができるんです。
で、十数枚ほど壁に貼られていたんですが、その中に小さい子がつくったと思われるものが。
富士山のスタンプが押され、鉛筆でたいこばしや波のようなものが描かれていて、下には「ほくさい」という文字が。
むむ、可愛い。
この子は北斎から何かインスピレーションを受けたのだろうかー。
きっと北斎も喜んでいるぞよ。

*information*
場所:東京国立博物館(平成館)
会期:2005年10月25日(火)~12月4日(日)月曜日休館 
開館時間:9:30~17:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
料金(当日):一般 1500円、大学生 1000円、高校生 600円 (2回券・団体など割引あり)
主催:東京国立博物館、日本経済新聞社
詳細はこちら→東京国立博物館

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