らぷんつぇる**

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イグ・ノーベル賞

2006年10月06日 18時56分17秒 | いまどきのせかい
ノーベル賞つながりで。
全然知らなかったんだけど、「イグ・ノーベル賞」なるおもしろい賞があるみたいです。
「教師に聞こえない携帯の着信音」に平和賞。
「キツツキはなぜ頭が痛くならないのか」に鳥類学賞。
「乾燥スパゲティを曲げると、しばしば二つより多くの部分に折れてしまうのはなぜか」に物理学賞。
などなど10の部門に賞が贈られたそうです。

…鳥類学賞って…一体

「イグ・ノーベル賞は米ハーバード大系のユーモア科学誌が91年に創設。
毎年10部門前後の「人々を笑わせ、考えさせてくれた研究」に贈られる。」
んだそうです。(asahi.comより)
うう、私もこの賞目指してがむばろーっと。

asahi.comの本文はこちら→asahi.com
もっと詳しく知りたい人は→wikipedia イグ・ノーベル賞

ノーベルプライズ!

2006年10月06日 18時47分34秒 | いまどきのせかい

「ノーベル賞医学生理学賞はRNA干渉を発見したメロー氏、ファイアー氏」

今年のノーベル賞はRNAiを発見した人が受賞したそうです。
RNAiはいろんなところで注目を浴びていたから、当然の受賞!というかんじ。
この論文が出たのが1998年で、賞貰ったのが2006年だから、かなり早い受賞です。
NatureのNEWSにも"It is also one of the quickest recognitions of a discovery; to find this in 1998 and get a Nobel Prize in 2006 is remarkable."ってコメントが。

RNAiとは、標的の遺伝子に対応した二本鎖RNAを導入することでその遺伝子の発現が抑制される現象。
これを応用して、遺伝子の機能解析のツールとして利用されています。
もともとは生物がウイルスの感染に抵抗するための働きだったみたい。
ノックアウト動物をつくるよりも簡便な方法でできるので便利なようです。
当初は線虫のようなシンプルな生物にしか使えなかった(高等生物では分解されてしまう)らしいんですが、最近ではできるようになった……のかな…??
院試の過去問にあったような。

それにしてもノーベル賞の賞金、うらやましいぃぃ。
1000万クローナ(約1億6000万円)!!!
まあ宝くじとは違うけど…!


Nature.comの掲載文(英語)→Nature.com NEWS
RNAiについて詳しく知りたい人はこちら→RNAi基礎講座
asahi.comのニュースはこちら→asahi.com