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大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

空の東海道を行く SKY(スカイマーク)羽田中部便 その3

2011-05-30 07:00:00 | 空の旅百科
スカイマーク羽田中部便シリーズ3日目です。
静岡空港上空から5分。61便は浜名湖上空にやってきました。見えているのは東名高速の浜名湖SA。静岡空港から浜名湖までは東名に沿って飛行していきますが、右窓からは山間部しか見えません。きっと左窓には中遠から浜松にかけての夜景が広がっていることでしょう。


ルートによっては、このように街の灯りが見えることもあります。多分浜松付近だと思いますが、場所の特定が出来ません。


こちらは多分、浜名湖の西岸。きっと日中であれば美しい湖面が見えることでしょう。


羽田離陸から33分、豊橋上空にさしかかりました。窓の下には豊橋の夜景が広がっています。中央左に見えるのは豊橋駅、新幹線のホームの明かりが見えます。


豊橋を過ぎるとベルト着用のサインが点灯します。その後スピードを緩めながら三河湾の上空を飛び、中部国際空港(セントレア)に到着です。


たまたま手荷物を預けたのは私だけでした。手荷物の受取所では係りの方が、重いバッグを持って待っていてくれました。


せっかくの深夜便ですが、電車も終了済み、ここから先の公共交通機関がありません。大半の方は駐車場に向かいました。


私がここを抜けると旅客ターミナルの1日が終わります。

スカイマーク深夜便の「東海道を行く」をご覧くださいましてありがとうございました。残念ながらこの便は明日で廃止となります。ただ他路線でも深夜の静岡上空を飛行する便がありますので、ぜひ一度「夜の静岡県」を上空から眺めてみてはいかがでしょうか。
そういえば羽田国際化以降、私の家では、曇りの日の真夜中や早朝にジェット機の音がするようになりました。

次回からも引き続き、お弁当・空の散歩・グルメなどの話題の繰り返しとなります。ほとんどが書き溜めたもので恐縮ですがお許しください。

空の東海道を行く SKY(スカイマーク)羽田中部便 その2

2011-05-28 23:45:00 | 空の旅百科
羽田を離陸するとSKY61便はぐるっと東京湾を一周、また羽田上空に戻ってきます。そして今度は首都高湾岸線に沿って東京湾の出口へ向けて飛んでいきます。K席(右側)の窓からは、川崎から横浜にかけての工業地帯、それに続く商業地、住宅地と、それはそれはきれいな夜景が見えます。
離陸後20分ほどで伊豆半島上空を通過、遠くに沼津・三島あたりの夜景が見えます。


こちらは3D写真ではありません。駿河湾上の気流の影響でぶれただけです。目を細~くしてご覧ください。しだいに清水港に見えてきませんか?


清水港から2分、こちらは焼津市上空です。見えているのは東名焼津IC付近でしょうか。


空にレールが敷かれているわけではありませんので、日によって若干のずれがあります。こちらも焼津市上空。港から市街地が見えます。


そしてお隣の藤枝市上空。こちらは藤枝駅周辺の夜景です。私が子どもの頃から始めた駅周辺の区画整理も終わりに近づき、入り組んだ道路も碁盤の目のようになりました。なお、このルートで飛行すると次の島田は見えません。


こちらも藤枝駅付近を上空から。この位置だと静浜あたりの上空を通過しているのでしょうか。このルートだと島田市街を望めます。


こちらはその島田市の夜景です。中央右よりが島田駅。島田市街地の真上を飛行する時は窓から見えませんが、この日は吉田町の真上を通過しています。


ということは、真下に見えるこの夜景。もう皆さんお分かりですね。


こちらは拡大版。もちろん富士山静岡空港です。1日の運用時間は終了していますので、滑走路の灯火はありません。また運用時間内に夜間飛行の機会があれば、写真を撮ってみたいと思います。ここまで羽田離陸から25分ほど。セントレア(中部国際空港)までの中間点は過ぎています。

※7月27日、ニューカマー「モンゴル航空」チャーター便がやってくるようですね。楽しみです。
<つづく>

空の東海道を行く SKY(スカイマーク)羽田中部便 その1

2011-05-27 21:00:00 | 空の旅百科
混雑した通勤電車が通る脇で「タンタンタン」とディーゼルエンジンの音がします。鉄道に詳しい方は私の行動範囲からお分かりかと思いますが、ここは内房線の五井駅(市原市)です。停まっているのは小湊鐡道のディーゼルカー。一度はのんびりと房総半島を横断してみたいですね。


今回はここからスタートです。夜9時を回ると今日のうちに静岡には到着できません。しかし名古屋(といってもセントレアまでですが)なら到着可能です。


五井から羽田まで、東京湾アクアラインを経て45分。アクアライン開通前であれば倍以上の時間がかかりましたので、本当に便利になりました。
さて、これからSKY(スカイマーク)の搭乗手続きです。


夜10時を回ると第1ターミナルからの出発便はスカイマークかスターフライヤー。
売店もクローズ、掃除機を持ったスタッフの方が通路の清掃をしています。


スカイマーク61便。羽田から中部国際空港を結ぶ短距離路線です。
※残念なことにこの路線は5月31日で運休となります。


お供は、おなじみのB737-800。名古屋までの片道運賃は「前割5」で破格の5,800円。東京静岡間の新幹線指定席よりも安い運賃です。


航路は東京湾をぐるっと一周してから三浦・伊豆・焼津・浜名湖・豊橋の上空を飛びセントレアに向かいます。あくまでも右窓(K席)から見た感じです。


座席は通路を挟んで各3列のシート。私の見た限りではこの色の座席の場合は、新幹線と同様に「真ん中」の座席が広いように思えました。


こちらも同じスカイマークのB737-800ですが、ウイングレットに♪のマークがついた最新機。シートはレカロ社のもので、これは全席同じ座席幅のように思えました。この席は6番ですが、窓際の肘掛のところに柱のでっぱりがなく、たいへん座りやすい席でした。

さて、61便は定刻に出発しましたが、さすが羽田空港だけあって滑走路に入るのは15分後です。
<つづく>

富士山静岡空港の今! その507 フライトインフォメーションのJAL鶴丸

2011-05-25 07:00:00 | 富士山静岡空港
先週から静岡空港にJAL鶴丸が登場しました。といってもフライトインフォメーションボード上です。


私の世代ではJALといえばこのマーク。わが家にもこのマークのついたトラベルバッグがありました。


JAL運休後の静岡空港で見ることのできるのは、時々やってくるJAL系のJTA(日本トラスオーシャン航空)のチャーター便。


これから写真の様にJTA機にも鶴丸の塗装が施されるはずですので、いつかは静岡空港でも見ることができると思います。


これは私の希望なのですが、鶴丸が復活しましたので、ANAのモヒカン塗装機のようにぜひ鶴丸以前の塗装機を飛ばしてほしいですね(B6を使ってささっとイメージしてみました)。


6月から中国東方航空の日中間路線に搭乗した場合にもJALのマイレージが加算されることになりました(今までは対象外)。静岡空港発着の中国東方航空上海便はJALとのコードシェアではありませんが、今後はマイル対象路線となります。JMBホルダーには嬉しいお話ですね。


間もなく開港2周年を迎える富士山静岡空港。6月4・5日は様々なイベントが用意されています。ふじっぴーも皆さんのお越しを待ってます。


さて、次回からは昨年1月以来久々の「空の東海道」シリーズをお届けします。お楽しみに。

富士山静岡空港の今! その506 週末割引やってます ANA札幌・沖縄便

2011-05-22 07:00:00 | 富士山静岡空港
ANAでは6月26日までの週末(土曜・日曜)日に7日前までの予約で"旅割"並に安い運賃で搭乗できる「週末割引」を行っています。


通常は28日前予約の「旅割」を逃すと、割引率がぐんと小さくなるのですが、こちらの「週末割引」は搭乗7日までの予約でOKという活気的なサービスです。


静岡空港のANAは札幌便と沖縄便。1週間前の予約ですと沖縄便の場合には特割で片道33,000円前後ですが、これが週末割引だと16,000~22,000円。札幌便は特割で片道29,200円が15,800~17,800円と、非常にリーズナブルな運賃で、パッケージツアーでは難しい片道のみの利用や急な出張などに便利です。


JALも同じ様な週末のみの割引運賃「特割7」を販売しておりますが、静岡空港発着のコードシェア便では、その設定はありません。期間は6月最終日曜までですので、それほど日数はありませんが、ぜひ一度週末の空の散歩をしてみてはいかがでしょうか。


老舗の味 名代ひつまぶし弁当 名古屋駅

2011-05-21 19:00:00 | サイバー駅弁大会
前回に引き続きもう一食、名古屋駅のお弁当です。いわゆる"名古屋めし"の中でも代表ともいえる「ひつまぶし」。


これはナイスアイディア。中には白川茶(岐阜県)の「ふりかけ」が入っています。お茶を注ぐにはちょっと厳しい環境でもひつまぶしを楽しめる工夫です。ただいつかは漏水対策をして一度お茶をかけて食べてみたいとも思いました。


鰻は三河一色産、現在は西尾市になりましたが、旧幡豆郡一色町は長年うなぎ生産量"日本一"の町です。そもそも愛知県は平成13年に鹿児島に首位の座をわたしたものの現在も全国シェアの3割を生産する鰻の名産地。


サイドには蒲焼を玉子で巻いた「う巻き」入り。そしてひつまぶしには欠かせない"わさび"は「わさび菜」として入っています。


鰻を眺めているうちに、浜名湖が見えてきました。名古屋浜松間は最速30分。早く食べないと到着してしまいます。

松浦商店 名代ひつまぶし 900円 名古屋駅

信長膳 武将弁当シリーズ 名古屋駅

2011-05-15 21:30:00 | サイバー駅弁大会
大河ドラマのオープニングのようですが、本日のお弁当は名古屋駅の武将弁当シリーズ最高峰の「信長膳」。


真っ赤なお重(紙)に入っています。


信長最後の晩餐とはこれ如何に?


中に入っているお品書きの裏側に詳しい解説があります。詳細は省きますが、「安土御献立」より復元可能な料理を再現したとのこと。参考にしたのは「続群書類従」。最近、仕事上のきっかけで"群書類従"がたいへんな書物であることを知りました。このあたりはいずれレポートをすることにして、お弁当に戻ります。


こちらが信長膳の全容。


鱒、うちまる、小串、山のいも、ふき、しいたけまでがお膳の上段にあります。


あへまぜはお膳左中段、ごぼうは右中段、な汁は右下段。


まめあえはちょっと見づらいのですが、左側のおむすびの上にあります。


おむすびが味噌むすびなのは武将の食事らしいですね。携帯性や保存性に加え豆味噌で栄養価も高いおむすびです。


安土城がある近江特産の「鱒」の塩焼き。山の食材、野の食材、川・湖・海の食材をふんだんに取り入れ、高級調味料だった醤油など新しい調理法や調味料を取り込んだあたりに、進取果敢な信長の生き様が見えるような気がします。


こうした食文化の変遷を「お弁当」で知ることができるのも、"駅弁"の楽しみですね。他の武将シリーズもぜひ味わってみたいと思います。

名古屋だるま 信長膳 名古屋駅 1,200円 

富士山静岡空港の今! その505 思い出のFDA静岡小松便K席 その3

2011-05-08 07:00:00 | 富士山静岡空港
福井県に入るとと徐々に高度を下げていきます。ベルトサインも点きましたのでここからはフイルム撮影です。いつも思うのですがこの雲の中を飛んでいる時は、空の高さも奥行きも分からず何とも不思議な心地がします。


雲を抜けるとちょうど日本海が見えてきました。ここから洋上でぐるっと反時計回りに270度回ります。


そして地上が見えました。福井県あわら市の北潟湖のあたり。


そして柴山潟が見えてきます。奥には片山津温泉。操縦室からは小松空港の灯が見えていることでしょう。


気温3度、みぞれの中を小松空港に着陸です。
到着時のFAさんのアナウンスは「・・・皆さま飛行機をお降りになりましても、この後"最終の目的地までは"・・・」と、降りた後もお気をつけてというアナウンスでした。"最終の目的地"というアナウンスは、別のエアラインでは時々聞くこともあるのですが、FDAの機上では私は初めでしたので、ちょっと"ほんわか"した気持ちになりました。


定刻の到着です。ロビーに出ると湿気と暖房と長靴の音。北陸に着いたんだと自然に体が感じます。


今はこのカウンターはどうなっているのでしょうか?本当に路線撤退が残念でなりません。いずれの日にかぜひ北陸の空へのルートが開かれることを祈りたいと思います。

FDA静岡小松便(運航期間2009.7-2011.3)。

さて、お弁当11食溜まっております。うち数食は季節物ですので、それ以外のお弁当もこれから少しずつご紹介してまいります。

富士山静岡空港の今! その504 思い出のFDA静岡小松便K席 その2

2011-05-06 07:00:00 | 富士山静岡空港
ご存知の通り、FDA機のシートには機体の色のヘッドカバーが取り付けられています。オレンジもなかなかいい色ですね。


さて、静岡から小松に向かうFDA5号機。菊川を過ぎると掛川市東部の工業団地が見えてきます。


そして掛川市街上空・・・待ちきれなくてシャッターを早く切りすぎてしまいました。掛川城はもう200m先(左)ですね。


掛川市北西部を流れる原野谷川です。奥に見えるのは工事も最終段階に入った新東名、写真左端に森・掛川ICが設置されます。


出発から10分余り、天竜川を越え浜北区上空にやってきました。


ズームで見る天竜区二俣の市街地です。


この後は低い雲がかかって、その隙間から所々奥三河の山々が見えるといった状況になりました。


出発から20分弱、愛知岐阜の県境にある奥矢作湖の上空です。


その後、中央西線の釜戸駅、高山線の白川口駅上空を経て、岐阜県郡上市の和良地区(旧和良村)の上空にやってきました。近くの和良川はオオサンショウウオが生息する清流です。


さらに北西に進み、郡上市白鳥地区へ。本格的な銀世界です。右に見えるのは白尾山にある「しらおスキー場」です。


飛騨地方には面積の大きな市が続きます。この郡上市は東京23区の1.6倍の面積があります。こちらは東海北陸道のひるがの高原SAです。


出発から30分、大日ヶ岳と白鳥リゾートスキー場が見えました。県境を越えて福井県に入ります。ここからはさらに厚い雪雲が地上を覆い、景色は全く見えなくなりました。
<つづく>



富士山静岡空港の今! その503 思い出のFDA静岡小松便K席 その1

2011-05-05 07:00:00 | 富士山静岡空港
すでに「思い出の・・・」「懐かしの・・・」という言葉が頭についてしまうのが残念ですが、今年3月まで運航されていたFDA静岡小松線の空の散歩をお届けします。小松線はFDA路線の中で、私が最も多く利用した路線だけに、ちょっと思い入れも強いのですが、そのあたりはどうかお許しいただきたく存じます。
さて、この日の静岡小松便は5号機(みかんフジ E175)です。予定ではE170でしたが機材変更になったようで、これでようやく全色に搭乗できました。


出発時刻は16時35分。夕日を背に受けて滑走路東端へタキシング開始です。
※以下、菊川上空まではフイルムによる撮影です。


普段は駐機している飛行機がいない時間帯ですが、この日は「青フジ(2号機)」がいました。旭川へのチャーターだったのか?今となっては記憶がありません。


途中の何箇所かで重機を見かけました。何かの工事をしているのでしょうか?展望施設以外の工事はちょっと把握できません。


ゆっくりと滑走路の東端に入っていきます。


そして島田市街を見ながら離陸。


いつものように牧之原市の片浜から駿河湾に出ます。こちらは夕暮れ迫る牧之原市の平田港


そして駿河湾上で反転して、再び牧之原市へ。見えているのは牧之原市榛原地区です。


そして今飛び立った空港を見ながら西に向かって飛行していきます。


離陸から5分、デジタル解禁となって最初の写真は菊川市。少し霞んでいますが、地上の様子がはっきり分かります。5号機は夕日に向かって西へ西へと進んでいきます。


<つづく>

がんばれIBEX! 小松成田便空の散歩 その4

2011-05-04 07:00:00 | 空の旅百科
IBEX小松成田便4日目です。遠くに富士山を見ながら霞ヶ浦の上空を南に向かいます。ちょっと"うとうと"してしまい、気づいたら・・・


千葉県旭市の上空でした。写真は匝瑳市八日市場方面の様子です。


ズームで見た成田第2ターミナル。JALの機体がずらっと並んでいるのが分かります。


一旦海に出ます。ずっと続いているのは九十九里海岸。私が毎月行く場所の近くです。この九十九里海岸も先の震災で津波の被害に遭いました。心よりお見舞い申し上げます。


この後ベルト着用のサインが点灯しました。九十九里沖で折り返し、蓮沼海岸からB滑走路に着陸、このあたりのスポットに入りました。


そこからはバスで第1ターミナルに移動です。ここで国際線乗り継ぎのお客さんと別れます。この日はほとんどの人が国際線乗り継ぎ、私は静かな通路を手荷物受取所まで移動します。


貴重品扱いの手荷物は箱入りでやってきます。このコンベアを見ると「トイストーリー2」を思い出しますね。


手荷物を受け取ると第1ターミナルの南ウイングにある到着ロビーに出ます。さすがに成田空港だけあって降機からここまで約20分でした。

IBEX小松成田線の空の散歩、いかがでしたでしょうか?日本初のリージョナルエアラインとして1999年に設立されたIBEX。これまでの11路線に加えこの夏には中部国際空港にも就航が決まっています。ぜひその頃までには、メインとなる仙台空港の完全復旧ができていることを祈りたいと思います。

※これからの「大井川の風」は地元ネタを入れながら、今まで通り空の旅とお弁当も掲載していきます。少々季節外れですが、空の散歩は小松空港三部作(IBEX編=今回、FDA編、ANA編)を順にお届けいたします。

がんばれIBEX! 小松成田便空の散歩 その3

2011-05-03 07:00:00 | 空の旅百科
機体が大きく右に傾き、K席(右)側の窓いっぱいに地上の景色が広がります。ここは福島県の棚倉町上空。
棚倉は棚倉藩10万石の城下町です。町の中央に見えるのは棚倉城址、この棚倉城は駿河田中藩、遠州掛川藩、浜松藩などからお殿様が入るなど静岡とゆかりのある城です。


進路を南に変わり、これから茨城県を縦断していきます。


最初に見えるのが高萩市の小山ダム。


眼下には日立市内の工場群が見えてきます。ちょうど常磐線の常陸多賀駅上空です。


そしてこちらは次の駅大甕(おおみか)駅の上空。ここまでが日立市です。


遠くに水戸の市街地が見えてきます。中央の湖は千波湖、近くには梅で有名な偕楽園があります。


福島県の棚倉から9分、右の窓にも太平洋が見えるようになりました。ここは大洗町の大洗港上空です。


写真は震災前のものですが、大洗町はこの度の地震でたいへんな津波の被害が発生しました。あらためて心よりお見舞い申し上げます。


ズームで見るとそこからずっと奥には茨城空港(百里基地)が見えます。


そして霞ヶ浦、遠くに富士山も見えてきます。いよいよ成田が近づいてきましたが、着陸まではまだ少し迂回をしていきます。
<つづく>

がんばれIBEX! 小松成田便空の散歩 その2

2011-05-02 07:00:00 | 空の旅百科
金箔を貼ったような海、ここは石川県七尾市の西湾上空です。見えているのは田鶴浜付近でしょうか。


そして和倉温泉と能登島とを結ぶ「能登島大橋」が見えます。


そしてこちらは能登町の宇出津港。こちらのブリが上がったところです。


能登半島を後にCRJは、金箔を敷き詰めたような日本海を東に進みます。


新潟県に入ると一面の雪雲。地上を見ることはできなくなりました。


そこでちょっと機内をご紹介。「月々わずか380円でしっかり経営」・・・ご存知のとおりIBEX(アイベックスエアラインズ)の親会社はJDL(日本デジタル研究所)です。IBEXはその会計システムのブランド名。私も前職の時にいくつかの会社で、このJDLの会計システムと出会いました。


シートの高さと窓の位置とを比較しようと撮りましたが、お分かりいただけますでしょうか。窓がかなり下に取り付けてありますので、上空から真下の様子がよくわかります。逆に真横を見るときはちょっと屈まなければなりません。


シートはエンブラエルと比べるとちょっとスリムです。ビジネスジェットから派生したためか、それとも設計思想や年代によるものか、今の私にとっては幅だけがちょっと厳しいかもしれません。


雪雲が切れて少し地上が見えます。ちょうど新潟県魚沼市広神地区の上空です。只見線の越後広瀬と薮神の間でしょうか。


魚沼市から約5分、雲も切れて雪に覆われた大地が見えてきました。こちらは栃木県那須塩原市の旧西那須野町付近です。


ここからは朝日に輝く太平洋が望めます。


CRJはさらに東に進み福島県に入りました。こちらは東白川郡塙町です。このあたりで機体がゆっくりと右に傾きはじめました。
<つづく>

がんばれIBEX! 小松成田便空の散歩 その1

2011-05-01 07:00:00 | 空の旅百科
本日からはIBEX(アイベックス)エアラインズの空の散歩をお届けします。この震災前には全便の7割近くが東北発着便だったIBEX、特にメインとする仙台空港はたいへんな被害に遭いました。現在も仙台からの定期便は運休したままですが、早く空港が全面復旧してまた再び東北と全国を結ぶ路線が再開されることを祈りたいと思います。


今回のご紹介は、このIBEXの「小松成田便」。1日2便が運航されて、ANAとのコードシェア便となっていますが、写真の8時30分発はさらにオーストリア航空との国内線乗り継ぎコードシェア便です。


季節が完全にずれておりますが、ご勘弁ください。搭乗するCRJ100は出入口のドアがタラップになっています。


ドアの上から張り出した雨避けのひさし。こんな気遣いに心が和みます。


凍結防止剤の散布でちょっとスタートが遅れましたが、雪雲を抜けて日差しがある所まで上昇しました。


雲が少し切れて地上が見えます。ここは石川県"かほく市"の宇野気付近。ちょうど写真右に少しだけ河北潟が見えます。今はお休みしていますが、「あきんど入門」のカテゴリーで二宮尊徳の後にこちらの干拓を始めた人物を紹介する予定でした。現地の写真や資料などを揃えたのですが、その後の小松便の一件もあって機会を失いました。またいずれどこかでご紹介したいと思います。


波頭がすごいですね。写真は能登半島中央部の志賀町付近です。IBEXのCRJは、これから能登半島を横断して東に向かい飛び続けます。

お知らせ 2011年5月に寄せて

2011-05-01 03:00:00 | ご案内(必ずご覧ください)
「大井川の風」をご覧くださいましてありがとうございます。
ここ1ヵ月余りは公私共に様々な出来事があり、ブログの更新はおろかコメントへのお返事もできない状況でした。この間、皆さまにはたいへんご心配をお掛けいたしました。今が「正念場」という状況に変わりはありませんが、言葉の意味するように雑念を取り払って"思う"努めを果たしていきたいと考えております。


さて、最初が重くなりましたが、少しずつブログを再開していきます。まずはお約束していました「空の散歩」シリーズからです。お寄せいただきましたコメントもお返事をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
※写真は清水港からの富士山(この時季は雪が多く見ごたえがあります)。


最近は空港もほとんどご無沙汰しております。新しい展望施設など気になることも多々ありますが、これらは皆さんのブログで楽しませてもらっています。そのためこれからブログに掲載する写真も「富士山静岡空港の今!」ではなく「ちょっと前!」となります。お許しくださいね。また落ち着いたら「今!」をお届けできるかもしれません。