大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

FMエアチェックとオーディオタイマー

2008-09-30 23:59:42 | 昭和時代

昨日はラジカセをご紹介しましたが、今日はこれまた懐かしい「オーディオタイマー」をご紹介しましょう。

70年代、小遣い全額はたいてLPレコード買うかエアチェックで済ませるのか、レコード店の中でよく考えたものでした。このエアチェックとは、FM放送の番組をカセットに録音することです。FM雑誌を立ち読みして録りたい番組を確認。ところが録りたい番組は、部活中だったり深夜だったりでなんとも不便。

そこで、この「オーディオタイマー」(ナショナルTE-65)の登場です。余談ですがナショナルもついに明日から「Panasonic」、これもひとつの時代の終わりと始まりなのでしょうか。時代といえば何種類もあった週刊のFM雑誌、今やほとんどが廃刊になっているようです。

さて、仕組みをご紹介。

まずは、15分刻みになっている穴に(写真右下の)ピンを刺します。要領は黒ひげ危機一髪をイメージしていただければおわかりかと思います(但し爆発はしません)。
白ピンは「電源ON」、黒ピンは「OFF」。21時から22時の番組を録りたいときは白ピンを21、黒ピンを22の所に刺します。

ラジカセでFMの周波数を合わせ、マニュアルレバーを上げればピンを刺した時間まで電源が切れます。そして最後にカセットの録音ボタンを押しておけば、予定時刻に番組の録音が始まります。


最初は15分刻みでもよかったものの、10時5分から開始など細かい刻みに対応出来ないため、数年後に最新のデジタル式オーディオタイマー(ナショナルTE-97)にバトンタッチしました。




初めてのラジカセ

2008-09-29 23:59:09 | 昭和時代
SONY CF-1500。
今から約35年前に最初に買った(いや買ってもらった)ラジカセです。
当時の価格は37,800円。1日20円の小遣いで1,890日分です。今の子どもが1日50円のお小遣いとすると、94,500円相当になります。その価値を考えると今のゲーム機などは安いものです。

このラジカセは大学時代にステレオラジカセを買うまで、およそ10年間私の心の友でした。トーク番組を聴き、音楽を聴き、外国からの放送を聴き、ちょっとだけラジオ講座を聴き、その合間に勉強しておりました。

ちょっと見ておわかりでしょうか?スピーカーの上にぽっかりと開いた穴。そこにはかつてテレビのチャンネルが付いていました。そう、このラジカセはAM/FMに1~12チャンネルのTV音声を聴くことが出来るラジカセなのです。

「試験前にTVを観てはいけない!」と茶の間から締め出しを食らっても、このラジカセなら聴けるというところがミソで、私にとっては画期的な商品でした。
ところがご他聞にもれずいつの間にかチャンネルが取れ、仕方がないのでペンチで回す羽目になり、それからはもっぱらラジオを聴いておりました。


ただこのラジカセは、ラジオの受信能力が他社のラジカセより抜群に優れていて、子どもながらに「SONY」というブランドの高さを感じました。
そして「SONY」のラジカセには「SONY」のカセットテープを使わなければいけないという変な不文律を決めてしまったため、部屋中「SONY」のカセットだらけになりました。

北陸駅弁街道 富山駅 ぶりのすし

2008-09-27 22:16:59 | サイバー駅弁大会
富山名物「ますのすし」。
市内にはいくつのもの「ますのすし」弁当があります。そのひとつ株式会社源(みなもと)さんの、「ぶりのすし」です。富山駅では「ますのすし」と並んで販売されています。

ブリは西の「鰤(ブリ)」・東の「鮭」と、東西日本の食文化を代表する魚です。富山では江戸時代、「越中鰤」としてブリを飛騨や信州に運んでいて、その道を別名「鰤街道」と呼んでいました。そんな古からの伝統がこの「ぶりのすし」に込められています。


パッケージは「ますのすし」と同じ形の箱。


電車の揺れにも負けず、きれいに入刀できました。

「かぶら」と「ブリ」の絶妙な味のハーモニー
富山駅 株式会社源 1,300円

北陸空弁街道 小松空港 あなご寿し

2008-09-26 23:29:53 | サイバー駅弁大会
今日も敦賀駅の「あなご寿し」。黒く見えるのは「きくらげの佃煮」です。

「え!昨日と同じ?」・・・そうです昨日のあなご寿しと同じです。

ただし売っている場所が違います。


こちらは「空弁」。あまりの旨さに、また買ってしまいました。


小松空港(石川県)の売店で売っています。



パッケージもちょっと違います。
小松空港2F売店 株式会社塩荘 900円


機密性の高い飛行機。
駅弁と違い空弁は真空パックに入っています。


北陸駅弁街道 敦賀駅 あなごすし

2008-09-25 22:36:53 | サイバー駅弁大会
北陸地方にはいろいろと縁があり、特に学生時代には数え切れないほど出掛けました。南廻りは大垣夜行、北廻りは急行「能登」。長時間の夜汽車の後に待っているものは、北陸路のお弁当でした。
今でも北陸線は様々な駅弁がその味を競う駅弁街道です。

そこで今日は敦賀駅の「あなごすし」(ちなみにこれは車販で買ったもの)。


なんといっても「あなご」のやわらかさ。まるでとろけるようです。
これ以外に表現はないでしょう。あなご好きも満足する絶品です。



敦賀駅 株式会社塩荘 900円
大学3年の時は若狭地方によく出かけました。
敦賀駅で乗り換えですので、ここでよくお弁当を買ったものです。


「うまいっ!」と思ったお客さんは逃しません。
ハガキの注文書入りです。


「もういますぐに注文したい!」と思ったお客さんには、箸袋の裏のQRコード。
塩荘さん 恐れ入りました。

千葉駅駅弁 やきはま弁当

2008-09-24 23:53:23 | サイバー駅弁大会
昨日に引き続き、同じ東京湾で採れる貝をベースにした駅弁をご紹介しましょう。今日の「貝系駅弁」は千葉駅の「やきはま弁当」です。
千葉県内には東京の「大森貝塚」と並ぶ「加曾利貝塚」がありますから、古代から貝とは深いつながりがあったと思います。


さて、お弁当の中身は茶飯の上にハマグリの串が3本。まずは串ごと1本、残り2本は串から外してご飯といっしょに食べました。サイドには鮪の照焼と玉子焼き、煮物が収まっています。



全体を朱でまとめたシンプルで粋なパッケージ。
千葉駅 万葉軒 900円

明日はあの駅弁街道で私が(独断で)おすすめするお弁当をご紹介します。

新幹線駅弁 品川名物貝づくし

2008-09-23 23:42:12 | サイバー駅弁大会
江戸の頃は遠浅の海であった東京湾。そこで採れる豊富な貝は江戸の食文化のひとつになりました。もっともさらに昔には「大森貝塚」がありますから、その食文化はもっと以前からかもしれません。


さて、時代は変わって平成の今日。旅の起点の東京駅には「品川名物貝づくし」弁当があります。ハマグリ、イタヤガイ、シジミ、アサリを「茶飯」の上に敷いた、ほんとに「貝づくし」のお弁当です。パッケージはスリムに見えますが、ご飯は結構なボリュームで、サイドには椎茸、ニンジン、青菜漬、卵焼きが収まっています。

ただ、人気のお弁当なのか夕方は目にしたことがありません。



磯の香りたっぷりのお弁当。パッケージの藍色が江戸の粋を感じさせます。
JR東海パッセンジャーズ 900円

今週のブログは、秋の行楽シーズンお弁当特集でまいります。

竹箸

2008-09-22 23:59:36 | 日々のできごと
コンビニエンスストアの割り箸。最近は竹箸が増えてきました。
竹は成長が早く3~4年で大きくなり、次から次へと生えてくるため植樹の手間がかからないことから、木材に比べれば環境にやさしいという訳です。

こちらはam/pmの竹箸。


「少し匂いが致します」・・・とは、
鼻に近づけてクンクン・スースー。やはり匂いがします。
でも、私にとっては気になりません。


折ってみるとやはり「竹」です。

商人の心 江州五個荘てんびんの里

2008-09-20 20:56:16 | あきんど入門
滋賀県東近江市五個荘。ここは「てんびんの里」と呼ばれています。


江戸時代、天秤棒を肩に諸国を行商した「近江商人」発祥の地のひとつで、いまでもいくつかの大きな商家が残されています。


2008年3月よりシリーズでお届けした「商人の心」は、この「てんびんの里」に残されれた商家をめぐり、「商人の心」がわかるものをご紹介してまいりました。


さて、この五個荘では来る9月23日(祝・火)に地域内の商家や神社仏閣など約40ヵ所を一堂に公開し、商家に伝わるお宝や地元芸術家の作品などを観ることができる「ぶらっと五個荘まちあるき」が行われます。日頃は公開されない場所や品物がありますので、ぜひお出掛けしてみてはいかがでしょうか?
詳しくは>>>こちら

※毎月20日にお届けしています「あきんど入門」。来月からは場所を日本海側のとある街に移して、新たなシリーズを始めます。来月もぜひご覧ください。

富士山静岡空港の今!その59 アクセス道路金谷・牧之原ルート

2008-09-19 23:54:52 | 富士山静岡空港
空港から国道473号バイパスをつなぐ金谷・牧之原ルート。
お茶畑の中を道路がまっすぐに伸びています。

まさしく「静岡にやって来た」ことを実感させる光景です。


こちらは馬ノ背高架橋から見た空港側の様子です。

11月に行われるイベント「スカイ・レジャー・ジャパン & エアポートフェスタ 2008 in 静岡」の詳細がこちらのページに掲載されています。

※「富士山静岡空港の今!」・・・明日は連載「あきんど入門」のためお休みします。