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大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

富士山静岡空港の今! その327 2009静岡空港ベスト10 1位~3位 (開港208日目)

2009-12-31 22:30:00 | 富士山静岡空港
今年の静岡空港を振り返る年末企画「2009静岡空港ベスト10」。今日は最終日。第1位から3位をお届けします。

なお、ランキングに関しての説明は以下の通りです。
【このブログのアクセス解析に基づき様々なデータをマッチさせ、結局最終的には私の独断で順位を決めるこの企画。何が「ベスト」なのかも定義はありません。ただこんなこともあったんだと思い出していただくだけで結構です。】

では順位の発表です。まずは3位から



■第3位・・・霧、ILS、ダイバート

開港直後から7月まで、「霧」「ILS」「ダイバート」の検索ワードでこのブログにたどり着いた方がかなりいらっしゃいました。当の私も6月には空港にて「欠航」の洗礼を受け、その後仕切りなおしたところが、到着寸前でセントレアへダイバート。3度目のトライでようやく静岡空港に到着した次第。


8月の完全開港以降では、静岡空港の気象条件で欠航があったのは台風の時だけだったような気がします。何はともあれ梅雨時の異常な事態は解消されて一安心。


おみやげから荷物からを担いで新幹線で帰ってくるのは少々辛いものがあります。来年の梅雨時には今年の様なことがないよう祈りたいと思います。



■第2位・・・FDA(フジドリームエアライン)

待ちに待った「静岡の翼」の誕生です。リーマンショックから始まるこの経済情勢の中で、計画を中断せず7月の就航まで至ったのは、本当にすばらしいことだと思います。


今年は4回搭乗しましたが、機内でもFAの皆さまがいつも話しかけてくれますので、たいへん親近感がわきます。
そして今年は3号機の桃フジが運航を開始。松本への就航も検討されて「静岡の翼」から「日本の翼」になっていきます。地方と地方を結ぶ新しいビジネスモデル、ぜひ大きく飛躍してほしいと願っています。



■第1位・・・富士山静岡空港開港

もう第1位は説明することはありません。二十数年の月日を経てこの6月4日に富士山静岡空港は開港しました。私のバッグに通されるタグは「NGO」でも「HND」でもありません。
開港から200日余り、思い起こせば2000日分に匹敵するようなたくさんの出来事がありました。ただ「空港」はイベントではありません。これから長い間、静岡の玄関口として機能していくことと思います。多くの皆さんがこの玄関口にやってくるよう、私も引き続きこのブログで情報を発信していきたいと思います。


開港初日、空港西側の仮設駐車場で、遅い昼ごはんのおにぎり2個を食べる間に撮影した写真です。(初めて見た出発機:チャイナエアライン)


そして初めて見た到着機(マカオ航空)。わずか2機でしたがその感動は今でも思い出します。


そういえば8月にもう一度滑走路延長による開港していますね。こちらは完全開港のための工事看板です。

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 年末年始空港情報
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いよいよ、2009年もあとわずか。
大晦日の静岡空港では、珍しく雪が舞っています。


その中で本物の雪国に向かう今年最後の出発便がスポットを離れました。今日のANA札幌便は新春を迎えるに相応しいゴールドジェットでした。

本年もこの「大井川の風」をご覧くださいましてありがとうございました。また来年も引き続きこのブログにお越しくださいますようお願い申し上げます。
それでは皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。

富士山静岡空港の今! その326 2009静岡空港ベスト10 4位~6位 (開港207日目)

2009-12-30 23:30:00 | 富士山静岡空港
今年の静岡空港を振り返る年末企画「2009静岡空港ベスト10」。今日は第4位から6位をお届けします。

なお、ランキングに関しての説明は以下の通りです。
【このブログのアクセス解析に基づき様々なデータをマッチさせ、結局最終的には私の独断で順位を決めるこの企画。何が「ベスト」なのかも定義はありません。ただこんなこともあったんだと思い出していただくだけで結構です。】

では順位の発表です。まずは6位から


■第6位・・・無料駐車場
なんといっても地元利用者のメリットは駐車場が無料ということ。しかも利用者だけでなく見学者も無料。高速料金が均一化されつつあるとはいえ、他の空港まで高速料金、燃料費そして駐車場料金まで負担して行くことを考ると、駐車場無料のメリットは計り知れないものがあります。
さて、ブログトップの写真の場所を覚えている方はいらっしゃいますか?この場所は空港交差点のさらに西側にあった仮設駐車場。開港当初は空港周辺にこのような仮設の駐車場が用意され、シャトルバスも運行されていましたね。これら周辺の仮設駐車場の用地は今後どうなるのでしょうか?ちょっと気になりますね。



■第5位・・・空港見学
懐かしいですね「吉田公園」への案内板。開港当初の見学者を捌くためにたくさんの駐車場が用意されました。その後は見学者も少なくなるのではと思っておりましtが、観光バスのルートになったり、デートコースになったりと賑わいは今で続いています。開港初年度という特殊条件ではありますが、私が行った地方空港でこれほど賑わっている空港は、他に無いような気がします。


さらに空港周辺で飛行機を見るスポットが何箇所かあり、しかも間近に見ることができる点がいいですね。きっとリピーターも多いと思われます。ターミナルビル内の展望施設も空港によっては有料化されていますが、ここ静岡は無料。冬も本番になって富士山もよりはっきり見えるようになり、静岡以外からもたくさんの方が見学に訪れているのではないかと思います。


■第4位・・・日本航空(JAL)の初年度撤退
第4位はちょっと残念な出来事ですが、福岡と札幌にあわせて1日4往復運航している日本航空が来年3月末で静岡空港から撤退します。これについては、それぞれの立場の方に事情があると思いますので詳しいことは省きます。ただ、就航する航空会社が1社減るのはたいへん残念なことだと思います。


福岡線はFDAが引き継ぐ計画のようですので安心ですが、札幌線はどうなるのか?ロビーのこの広いカウンターはどうなるか?そしてJALとコードシェアをしている大韓航空はどうなるのか?・・・そして私の貯まりかけたJMBはどうするか(泣)?。これから数ヵ月、この動きはまだまだ目が離せないですね。
そしていつの日か条件が整った時、JALが再び静岡の空に戻ってくるように、すっきりと見送りたいと思います。

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 年末年始空港情報
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今年もあとわずか、空港内には新年を迎えるディスプレイがあちこちにできました。写真は地元牧之原市の相良凧。そして牧之原市の方が作られたわら細工の飛行機。いろいろな縁起物が乗っています。
空港ターミナルでは年始にいくつかの企画があるようですので、詳しくは公式サイトでご確認ください。そして空港からお出掛けの皆さまは年始にかけて荒天が予想されていますので、お気をつけてお出掛けください。



富士山静岡空港の今! その325 2009静岡空港ベスト10 7位~10位 (開港206日目)

2009-12-29 23:30:00 | 富士山静岡空港
2009年もあとわずか。ここで今年の静岡空港を振り返る年末企画「2009静岡空港ベスト10」を3日間に分けてお届けします。このブログのアクセス解析に基づき様々なデータをマッチさせ、結局最終的には私の独断で順位を決めるこの企画。何が「ベスト」なのかも定義はありません。ただこんなこともあったんだと思い出していただくだけで結構です。

では順位の発表です。まずは10位から


■10位・・・ソウルへデイリーで2便。
当初、静岡空港へはアシアナ航空が毎日1便就航することになっていましたが、急遽大韓航空もデイリーの就航を表明。発表された発着時間がほぼ同じだったために、両社の間で就航時間を巡って調整が行われました。15分、30分などと徐々に間隔があき、最終的に1時間あけることで決着しました。
地方空港で開港時から国際線定期便が就航するのは異例のことだった上に、2社が毎日就航しているのは羽田、成田、中部、関空、福岡の5空港のみ。来年はこの勢いで韓国・中国以外の国際定期便が開設されることを希望したいと思います。


■9位・・・国内6路線1日10往復、国際2路線週18(16)往復
東京、大阪、名古屋に路線を持たない空港としては、これまた異例の路線数。これら3都市への便を除く路線数では鹿児島空港に次いで地方空港第2位の静岡空港。就航先の確保のために様々な方が力を注いできた結果だと思います。路線あっての空港ですから、来年も新しい路線の開設を期待したいところです。個人的には千葉県北東部への出張が多いので、成田線をANAあたりに開設してほしいと思います。
ところで静岡以外にお住まいの方と話をして感じることは、昨今のJAL撤退報道によって「飛行機の飛ばない静岡空港」という誤解をされている方が非常に多いようです。私は日頃から「静岡空港の公式時刻表」をカバンの中に入れて、出張先で何か尋ねられたら、キチンと説明できるようにしております。


■8位・・・アクセス道路続々開通
写真の県道73号線。手前の車1台分の道路が開港前の道です。そして奥の車が通る道がアクセス道路としての県道73号線です。このように周辺ではいくつかの道路が開設されたり、既存道路の改良工事が行われたいへん便利になりました。
そして、今もなお空港周辺では5ヵ所以上でアクセス道路や関連道路の工事が続けられています。これら道路が開通すればさらに便利な空港になるでしょう。
(アクセス道路の建設状況はこのブログで採り上げてまいります)


■7位・・・エンブラエル
この航空機メーカーのことを始めて知った方も多かったのはないでしょうか?世界第4位でブラジルの航空機メーカーです。静岡空港の国内線10往復のうち8往復がエンブラエル170(76人乗り)で運航されています。機体は21世紀に作られた最新の飛行機で、小型機ながら中はたいへんゆったりとしていて、長時間のフライトでも大丈夫です。私、体のサイズはA380並ですが、このシートがフィットします。新幹線の普通席となら間違いなくこちらに座りたいと思います。



さて、チャーターでは兄貴分のエンブラエル190もやってきました。そして来年早々にはFDAのエンブラエル175が仲間に加わります。早くその雄姿を見たいものです。

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 年末年始空港情報
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年末年始は空港駐車場がたいへん込み合います。現在のところ見学される方は、空港西側の第5駐車場のさらに西にある臨時の駐車場に誘導されます。逆に普段は入ることができない場所ですので、かえって新鮮な気分です。なお駐車場の混雑の様子は空港公式サイトで確認することができます。

JALANA静岡札幌線 ホテルコムズ 新千歳空港 (開港205日目)

2009-12-28 23:30:00 | 静岡空港就航先への旅
壁に掛けたカレンダーではありません。到着したばかりの本物のJAL機がゆっくりとスポットに向かっています。そう、こちらは新千歳空港内にある「ホテルコムズ 新千歳空港」の一室。本日ご紹介する静岡空港就航先への旅、こちらのホテルは空港ターミナルと一体化していますので、まさしく就航「先」です。


この部屋からは2本の滑走路を見ることができます。ここ新千歳では雪でも見やすいようにと、滑走路の路面標示はオレンジ色になっています。


手前には誘導路もありますので、ひっきりなしに飛行機が通ります。


そして部屋の真下はJAL用のスポットが並びます。200mm~300mmのレンズを使うと至近距離で撮影することができます。これだけ近いとコックピットの息遣いが聞えそうです。


しばらくご無沙汰しておりましたMD-90に会いました。仙台からの到着便です。


朝焼けもきれいですね。この時間に離着陸する機がないのはちょっと残念です。

さて、今年もあと3日となりました。明日から大晦日までは今年の静岡空港を振り返り、独断で順番をつけた「2009年静岡空港ベスト10(仮称)」をお届けします。まず明日は7位から10位までの発表です。お楽しみに。

JALANA静岡札幌線 さっぽろホワイトイルミネーション (開港204日目)

2009-12-27 23:30:00 | 静岡空港就航先への旅
就航先への旅のコーナーもしばらくお休みしておりましたので、ここで今年最後のインフォメーションです。

さて、この夜景は札幌の大通公園です。


ちょと近づいてみましょう。何やらいろいろなイルミネーションが見えます。


そう、こちらで開催されているのは初冬の札幌を代表するイベント「さっぽろホワイトイルミネーション」です。開催概要は>>>こちら


通りごとにさまざまなイルミネーションが飾られて、まさに「光の芸術」です。


最近は温暖化で静岡では晩秋なのか初春なのかわからない日が続いています。冬の怖さを知らない私が言うのも贅沢に聞えるかもしれませんが、札幌には本当の「冬」があるような気がします。


北の夜空に輝くイルミネーションをぜひご覧になってください。


もちろん静岡空港から直行です。午後5時40分のANA便に乗れば8時台にはこのイルミネーションを見ることができるでしょう。

牛めし 長岡駅

2009-12-26 23:30:00 | サイバー駅弁大会
今年は丑年、その丑年の最後となるサイバー駅弁大会は、新潟県長岡駅の「牛めし」です。


箱の裏には闘牛の由来が書いてあります。スペインの闘牛は牛と人間の戦いですが、日本の闘牛は牛同士の戦いです。越後古志郡は古くからその闘牛が盛んなところです。


保温のために、スチロールの蓋になっています。


蓋を開けるとたっぷりの牛肉旨煮。よく見えませんが、牛肉の下にはキンピラごぼうが隠されています。もちろん味のアクセント、唐辛子と紅しょうがもついています。


最近は新幹線や特急電車での移動が多いのですが、たまにはこんな座席に座って、ゆっくりお弁当を楽しみたいものです。(写真:お茶などを置ける窓側のテーブルが懐かしいです)


株式会社池田屋 牛めし ¥840 長岡駅 


利家御膳 金沢駅

2009-12-25 23:30:00 | サイバー駅弁大会
昨日のブログで小松空港から金沢駅に着いたところまでをご紹介しましたが、今日はその金沢駅の駅弁をご紹介。お正月もあとわずかになりましたが、それに相応しい二段重ねの箱入り弁当です。その名も利家御膳。


利家といえば、もちろん加賀百万石の藩主「前田利家」公です。歴代藩主が城内で食した献立を参考にした由緒あるお弁当。「お殿様気分を満喫して頂き」と説明にありますが、豪華な弁当を前に食べる前からお殿様気分です。


そんな訳で、何が入っていたかすっかり忘れてしまいました。鮭、笹かま、蒲焼、蓮根肉詰め、そして金沢の郷土料理"治部煮"などが入っていたと思います。


お弁当は上下二段に分かれています。


こちらは二段目の説明書き。利家といえば「まつ」ですが、「まつ」のお弁当もあるのでしょうか?


秀吉の五大老として活躍した利家を象徴する、瓢箪型のごはんと梅型の五目飯。お箸もちゃんと箸箱に入っています。


加賀藩の御膳所をつとめた料亭大友楼が作るお弁当です。
利家御膳 株式会社大友楼 ¥1,000 金沢駅


富士山静岡空港の今! その324 FDA小松便に乗って空の散歩 その7 (開港201日目)

2009-12-24 23:30:00 | 富士山静岡空港
引き続きFDA静岡小松便の空の散歩をお届けしています。
岐阜から小松までは山地の上を通りますが、この日は日本海側まで雲が広がり地上の様子が見えません。何とか見える景色を探そうと窓からきょろきょろしていると、「おっと!びっくり」突然ウィーンとスポイラーが上がりました。


そうこうしているうちにベルトのサインが出ました。ちょっと小松上空の天候が悪そうです。ぐるぐると周りながら、なんとか無事に小松空港に着陸しました。


小松空港からは小松駅、金沢駅、福井駅行きのバスがあります。金沢駅行きのスーパー特急バスは、東京からの各便の到着15分後に出発しますが、FDA機は東京便の直前に到着しますので、空いているうちに乗り込むことができます。


日本海を見ながら北陸自動車道を進みます。


小松空港から40分で金沢駅西口に到着です。私の場合朝7時に起きて、この時刻に金沢に到着することができます。FDAが就航する前なら5時起きでしたから、本当に便利になったと思います。

さて、今回の空の散歩でご紹介できなかった岐阜から小松までの地上の様子は、若干ルートは違いますが小松静岡便A席の様子に近いものがあります。詳しくはこちらこちらをご覧ください。

富士山静岡空港の今! その323 FDA小松便に乗って空の散歩 その6 (開港200日目)

2009-12-23 23:30:00 | 富士山静岡空港
本日で静岡空港開港200日目です。

さて、昨日に引き続き静岡小松便「空の散歩」です。上の写真は無理やり拡大した名古屋城です。ちょうど窓の曲線の部分にかかっていて、はっきりした写真でないのがちょっと残念です。


こちらは、名古屋城周辺の官庁街。


名古屋の市街地を抜けるとFDA機は濃尾平野の上をゆっくりと飛んできます。ちょうど静岡出発から30分、こちらは愛知県一宮市の辺りです。


長良川と新幹線、名神高速が見えます。画面中央には新幹線の岐阜羽島駅です。


そして岐阜市の上空にやってきました。長良川がゆったりと流れています。
FDA機はこの辺りから進路を北に取り、小松空港を目指して飛行します。
<つづく>

富士山静岡空港の今! その322 FDA小松便に乗って空の散歩 その5 (開港199日目)

2009-12-22 23:30:00 | 富士山静岡空港
先月お届けしたFDA(フジドリームエアライン)の静岡小松便からの「静岡」空の散歩。静岡県にかかる部分はここで終わっていますが、もちろんパラシュートで降下したわけではないので、この続きがあります。そこで今日から愛知そして岐阜の空の散歩をお届けします。

まずは、こちら東名と伊勢湾岸、東海環状の高速道路が交差する豊田JCT付近。最近は東名のこの付近の渋滞を「岡崎渋滞」と呼んでいるようで、静岡方面から西に向かう時に最初の難関になっています。私も時々めげて、音羽蒲郡で降りてしまいます。早くこの状態が解消するといいですね。


さて豊田市と言えばもちろん「世界のトヨタ」の街でもあります。上空からはトヨタの工場群を見ることができます。写真中央は元町工場でしょうか。


街が広がってきました。左下のゴルフ場のあたりが、名古屋高速2号線の高針JCTです。


名古屋港です。この日は本当によい天気、3つの海上斜張橋「名港トリトン」まではっきり見ることができます。


そして名古屋の中心部が見えてきます。


ちょっと拡大して名古屋駅付近を見てみましょう。ずいぶんと高いビルが増えました。
FDA機は朝の日差しを背に名古屋上空をゆっくりと北西に向けて飛んで行きます。
<つづく>

富士山静岡空港の今! その321 おなじみアシアナB767 (開港198日目)

2009-12-21 21:00:00 | 富士山静岡空港
アシアナ航空の機材変更もお馴染みになりました。普段はA320シリーズで運航しているソウル便、今月もB767がやってくる日があります。ちなみにスケジュール通りなら、あと22日と24日がB767になります。


誘導路には、これくらいの大きさの飛行機がフィットしますね。


普段と同じようにカメラを構えると、はみ出してしまいます。こういう経験をされた方は多いのではないでしょうか?


なんとも表現しにくいのですが「ふわん」と離陸します、「ふわん」と。そしてゆっくりと空港の周りを旋回して駿河湾に抜けていきます。

※※アシアナB767の写真は11月の撮影です。ご了承ください。※※

さて、先月後半に、FDA小松便に乗って「静岡」空の散歩を4回ほどお届けしましたが、浜名湖から先をご紹介しておりませんでした。そこで明日よりFDA小松便、「愛知・岐阜」の空の散歩をお届けします。

商人の心 「分度袋」その2 受け継がれる報徳思想

2009-12-20 23:30:00 | あきんど入門
毎月20日は「あきんど入門」をお届けしています。

さて、先月もお届けした「報徳分度袋」。分度とは勤労によって生じる消費行動のことです。もちろん勤労の範囲内であることは言うまでもありません。なお、この袋の説明文は以下の通りです。
(原文のまま現代かな遣い)
「まず1ヵ月の生活費を別紙の予算表に従って分割してお金を各袋の費目に従って封入しておきます。必要ごとに費目袋から費目を間違えぬように支出します。」「例えば米を買う場合は必ず飲食費の米の袋より出し、被服費等より出さぬこと。かかることをすると必ず間違いを生ずる原因となります。」


さて、今日ご紹介するのは残る分度袋です。「慰安費」とは聞きなれないですが、内訳には「茶・菓子・コーヒー・酒・煙草」とあります。いわゆる嗜好品ですね。その隣に「娯楽」の項目があります。他の袋には事細かに内訳があるのにもかかわらず、唯一この「娯楽」の項目だけは内訳が白地のままです。これには深い意味がありそうです。


そしてこちらの袋、今までご紹介してきた袋は予備費を除いてすべて「経常費」となっていますが、左から2番目の袋だけ「自譲費」となっています。

袋に入れるものは「自己・子孫・一族のための推譲」とあり、内訳には預貯金、株式をはじめ事業資金、保険、教育費が入っています。この聞きなれない「推譲」とはいったいどんな意味なのでしょうか。次回、再び考えます。
<つづく>

新幹線から見る富士山

2009-12-19 23:30:00 | 旅の空から
晴れた冬の日、上りの新幹線が富士川の橋に差し掛かると、車内から歓声が上がります。歓声がなくても携帯のカメラの音があちこちから聞えます。日頃見慣れている私にとっては、富士山のブランドがわかる瞬間でもあります。


こちらは、東北・上越新幹線の上野大宮間、ちょうど東京外環自動車道の戸田東IC付近です。こちらからも遠くに富士山を見ることができます。


さらに進んで浦和市内、新幹線と併走する埼京線の中浦和駅付近から見た富士山です。富士山は東海道新幹線からでないと見ることができないと思っていましたので、正直なところびっくりしました。

上空からだと岐阜や新潟付近からでも富士山を見ることができますが、地上からはどの範囲まで見ることができるのでしょうか?これからも出張の時にはちょっと気をつけてみたいと思います。
そして、写真が集まりましたら「富嶽三十六景」のようなカテゴリーを設け、皆さんにご紹介したいと思います。

FDA共同企画 大井川流域 地そばフェア2009 伊久美やまゆり 川根温泉の塩

2009-12-18 23:30:00 | 島田・大井川・川根
さて、今週末19日20日も「大井川流域地そばフェア2009」が開催されます。
そこで、前回のブログに掲載したおそば。薬味として川根温泉の塩がついているのです。


川根温泉で塩?と不思議に思われた方もいらっしゃるでしょう。実は私も大井川中流にある川根温泉で塩が採れるとは思ってもいませんでした。


そこで地そばフェアのパスポートを見ると、川根温泉は2万年前の化石水とのこと。つまりもともとこの辺りは海で、あるとき突然海底の隆起が始まり、地盤のどこかに閉じ込められてしまった海水を、2万年後に温泉として汲み上げているということなのです。
2万年の封印をとかれた塩は、ほんのり甘みがあり、普通の塩にあるとげとげしさがありません。本当にそばに良く合います。つゆやわさびやネギなど他の薬味は一切いらないほどです。(ただし塩分の採りすぎには注意ですが…笑)


その他にも、こちらの施設「やまゆり」では、こんな変わったものも販売されています。(お答えはやまゆりさんのブログにあります)


そういうことで、19・20日の両日、初冬の大井川中流域に出かけてみてはいかがでしょうか?





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<出張中の一コマ>


遠くに上州(群馬県)の山々が見えます。その山々の上に雪雲が高く高く広がっています。きっと日本海側はかなりの雪が降っていることでしょう。静岡も普段の冬の寒さになりました。年末のお忙しい時期、皆さん体調を崩しませんように。

※昨日は何かと忙しく、ブログ記事の更新を忘れておりました。本日のブログは改めて更新いたします。いずれも事前作成の記事で申し訳ございません。








直江津名物 鱈めし  直江津駅

2009-12-17 23:30:00 | サイバー駅弁大会
昨日に続いて、新潟県は上越市の直江津からです。
写真が下手で申し訳ないのですが、最初に結論を申し上げますと、このお弁当を食べ始めるとご飯がもう一膳ほしくなります。


まずは右側の棒ダラの甘露煮。味付けといい口当たりといい最高の逸品です。そして左側の焼たらこ、表面は焼いてありますが中身は「生」。口に運んだ時の「ぷちっと」感が何ともいえません。さらに鱈の親子漬けと数の子のわさび漬けが入って、こちらは肴として楽しめます。


そして直江津駅といえば、最近は珍しくなったホームでの駅弁ワゴン販売をしています。


販売員のお兄さんに「駅弁の中で特徴のある弁当はどれ?」と尋ねると、「棒鱈の駅弁は日本でここだけ」と薦めてくれました。


ホテルハイマート 鱈めし ¥1,100 直江津駅 


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<出張中の一コマ>


さて出張からの帰り、夜も更けてから新幹線を降ります。これから東海道線に乗り換えて20分ちょっと。冷たい風の中で電車を待ちながら、「新幹線の駅がある街に住んでいたらどんなに楽なのか」としみじみ考えてしまいます。

さて、明日からまた出張です。寒くなってきましたので風邪をひかないように出かけたいと思います。
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