goo blog サービス終了のお知らせ 

大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

信長膳 武将弁当シリーズ 名古屋駅

2011-05-15 21:30:00 | サイバー駅弁大会
大河ドラマのオープニングのようですが、本日のお弁当は名古屋駅の武将弁当シリーズ最高峰の「信長膳」。


真っ赤なお重(紙)に入っています。


信長最後の晩餐とはこれ如何に?


中に入っているお品書きの裏側に詳しい解説があります。詳細は省きますが、「安土御献立」より復元可能な料理を再現したとのこと。参考にしたのは「続群書類従」。最近、仕事上のきっかけで"群書類従"がたいへんな書物であることを知りました。このあたりはいずれレポートをすることにして、お弁当に戻ります。


こちらが信長膳の全容。


鱒、うちまる、小串、山のいも、ふき、しいたけまでがお膳の上段にあります。


あへまぜはお膳左中段、ごぼうは右中段、な汁は右下段。


まめあえはちょっと見づらいのですが、左側のおむすびの上にあります。


おむすびが味噌むすびなのは武将の食事らしいですね。携帯性や保存性に加え豆味噌で栄養価も高いおむすびです。


安土城がある近江特産の「鱒」の塩焼き。山の食材、野の食材、川・湖・海の食材をふんだんに取り入れ、高級調味料だった醤油など新しい調理法や調味料を取り込んだあたりに、進取果敢な信長の生き様が見えるような気がします。


こうした食文化の変遷を「お弁当」で知ることができるのも、"駅弁"の楽しみですね。他の武将シリーズもぜひ味わってみたいと思います。

名古屋だるま 信長膳 名古屋駅 1,200円