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大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

エコな空旅 ボンバルディアDHC8-Q400 ANA中部秋田便 その3

2011-08-14 23:45:00 | 空の旅百科
ごめんなさい!ただいま調整中です。しばらくお待ちください。>>>しばらく放置してすみませんでした。

さて、エコな空旅の最終回です。鮮やかな緑のエコボンを見送って、秋田空港ターミナルビルまでエプロンを徒歩移動です。


ターミナルを出るとそこにはタクシー乗り場の案内板(テクシ=タクシーの意)。この案内板だけを見ていると「ここは韓国?」と錯覚しそうです。秋田県は韓国の有名ドラマのロケ地となったことで、韓国からたくさんの観光客が訪れるようになりました。静岡もドラマロケ地の誘致が行われていますが、その中から大ヒットドラマが生まれ、たくさんの外国の方が訪れるようになるといいですね。


7年ぶりの秋田です。街も変わったでしょうか?
早速軽自動車をレンタルしましたが、そろそろお昼ですので、仕事前の腹ごしらえとまいりましょう。


ターミナルビル2階のあきた茶房でご当地ラーメン「きりたんぽ入り比内地鶏ラーメン」をいただきます。ボリューム満点で動きたくなくなってしまいますが、お仕事はさぼれません。<あきた茶房のメニューはこちら


そして夕方、空港へ向かう途中で雄物川の河口に行ってみました。たっぷりと水をたたえた雄物川、その向こうには風力発電の施設があります。この風力を含めこれから自然エネルギーの利活用はどうなっていくのでしょうか?個人的には、今後日本列島が亜熱帯化していく中で増えると思われる雨…その水を豪雨ではなくエネルギーとして活用できないものかと考えます。


その風力施設の下にある舗装路面。1981年まで利用されていた旧秋田空港の滑走路です。エプロンをはじめとして、まだいくつかの路面が残っているようですが、柵に囲まれていますので細かくはわかりません。この写真もその柵の手前から写したものです。(こちら>>>googleの地図をみると全体の様子がわかります。)
旧秋田空港が閉鎖されて30年になるのですが、それよりも9年前に移転した旧鹿児島空港(鴨池空港)にも当時の建物が残っていると聞きました。
※山さんさま、本文未掲載時点(ノーヒント)でのコメント、ありがとうございました。


空港に戻り夕食です。こちらは富士宮やきそばのライバル、横手市のやきそばです。


照明に灯がともりました。そろそろ保安検査場に行かなければなりません。


秋田発19時45分。これでもその日のうちに静岡に到着することができます。セントレア経由の一筆書き日帰り出張も終わりが近づいてきましたが、いつかは静岡から東北方面への直行便ができるといいですね。

さて、3日間に分けてお届けしたエコボンの旅はいかがでしたでしょうか?
次回の静岡空港以外からの「空の散歩」は、名前の変わったあの会社の空の散歩をお届けする予定です。

エコな空旅 ボンバルディアDHC8-Q400 ANA中部秋田便 その2

2011-08-13 22:15:00 | 空の旅百科
1回お休みしましたが、引き続き「エコボン」による"空の散歩"をお楽しみ下さい。


さて、「エコボン」は薄雲が広がる日本海を、新潟県から山形県にかけて飛んでいきます。ちょうどこのあたりは日本海側屈指の断崖が続く「笹川流れ」のある場所なのですが、今日は見えません。(ちょっとだけ見えた時の画像はこちら>>>札幌静岡線
そうこうしているうちに、山形県の鶴岡市上空にやってきました。こちらは三瀬漁港のあたりです。


ビニールハウスに囲まれた空港が見えてきました。山形県の庄内空港です。


こちらは拡大版。空港の周りのビニールハウスでは一体何が作られているのでしょうか?飛行機で出荷するような農産物なのでしょうか?


空港の先には、米どころ庄内平野が広がっています。


出発から60分。酒田市が見えてきました。日本一の地主と呼ばれた本間家や明治時代に建てられた現役の米蔵「山居倉庫」など、北前船による物流の拠点として賑わった見どころの多い街です。


写真中央の川がカーブしているあたりに「山居倉庫」があります。NHK連続テレビ小説「おしん」のロケ地としても有名ですね。私が酒田を訪れたのは28年前、ちょうどこのドラマを放映している時でした。


さぁ本フライトのメインイベントが近づいてきました。ちょっと雲がかかっていますが、回り込めばきれいに見えますでしょうか?


高翼機はどこに座っても地上の様子がよく分かるのがいいですね。


そして、やっと顔を出してくれました。出羽富士と呼ばれる鳥海山です。秋田県と山形県の県境にある活火山で標高は2236m。東北地方では群馬福島県境の燧ヶ岳(4枚目の写真)に次いで2番目に高い山です。夏には南麓から見ると「心」の字に見えるという「心字雪渓」があるのですが、撮影時はまだ早い季節でした。


出発から65分、そろそろ着陸準備です。由利本荘市上空で大きく右に旋回、窓いっぱいに水田が広がります。


出発から80分。いくつもの深い森の上を飛び、秋田空港に到着です。


さて、ここでさらなる「エコ」を発見しました。写真では分かりにくいのですが、室内灯がLED照明でした。


かわいいタラップを降りて、ターミナルビルに向かいます。
<つづく>


エコな空旅 ボンバルディアDHC8-Q400 ANA中部秋田便 その1

2011-08-06 19:45:00 | 空の旅百科
暑い日々が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?今年の夏は電力需要を平均化するために、家庭も企業も節電への取り組みが求められています。そんな日本の空を、鮮やかな緑の飛行機が毎日飛んでいます。


さて、時間はかなり遡りますが、この日の出発はセントレア。静岡空港のゲート通過タイムに慣れてしまうと、大空港ではいつも冷や汗をかいてしまいます。この日も手荷物預かりに長蛇の列。「カッター放棄」で重い荷物を背負いながら、空港スタッフの方とバスまでジョギングです。
・・・なんとか定刻には出発しましたが、いつもすみません。


出発から25分、雪の残る山が見えてきました。たぶん御岳山だと思うのですが、乗鞍かもしれません。


薄い雲の隙間から見えるのは、上高地に向かう途中にある梓湖と奈川渡ダム。ダムには62万kwの東電安曇発電所があり、貯水と揚水で発電をしています。
【揚水発電】電力需要の少ない夜間の電力を利用して下流のダムから水を汲み上げ、再度発電に利用する揚水発電。この仕組みは昨今の原発報道などで、広く知られるようになりました。


出発から30分、見慣れた景色が広がってきました。こちらは信州安曇野市の上空です。


信州上空には薄い雲が広がって、地上が見えなくなりました。そこで機内をご紹介。ご存知のようにボンバルディアはCRJを含めてスマートな機体です。そのためかシートはどうしても狭い印象があるのですが、このQ400は見た目よりもゆったりとした掛け心地でした。


この機体の愛称は「エコボン」です。私は「エコ」な「ボン」バルディアだから「エコボン」と思っておりましたら、「ボン」はフランス語の「Bon Voyage」の略とのこと。(詳しくはこちら


出発から43分、薄く地上が見えています。ちょうど北陸道と関越道が交わる、新潟県の長岡JCTの上空です。


出発から約50分、日本海に出ました。ちょうど新潟県聖籠町の東北電力東新潟火力発電所が見えます。全体で460万kwと東北電力では最大の火力発電所です。こちらは主にLNG(液化天然ガス)を燃料とする発電所。火力発電というとどうしても石炭や石油というイメージですが、こちらにはガスタービンエンジンで発電し、その排熱を利用してさらに発電するコンバインドサイクル発電機があります。


エコボンのエンジンの上に虹が見えます。中部秋田の所要時間は80分、あと残り30分のフライトは、また明日お届けします。

空の東海道を行く SKY(スカイマーク)羽田中部便 その3

2011-05-30 07:00:00 | 空の旅百科
スカイマーク羽田中部便シリーズ3日目です。
静岡空港上空から5分。61便は浜名湖上空にやってきました。見えているのは東名高速の浜名湖SA。静岡空港から浜名湖までは東名に沿って飛行していきますが、右窓からは山間部しか見えません。きっと左窓には中遠から浜松にかけての夜景が広がっていることでしょう。


ルートによっては、このように街の灯りが見えることもあります。多分浜松付近だと思いますが、場所の特定が出来ません。


こちらは多分、浜名湖の西岸。きっと日中であれば美しい湖面が見えることでしょう。


羽田離陸から33分、豊橋上空にさしかかりました。窓の下には豊橋の夜景が広がっています。中央左に見えるのは豊橋駅、新幹線のホームの明かりが見えます。


豊橋を過ぎるとベルト着用のサインが点灯します。その後スピードを緩めながら三河湾の上空を飛び、中部国際空港(セントレア)に到着です。


たまたま手荷物を預けたのは私だけでした。手荷物の受取所では係りの方が、重いバッグを持って待っていてくれました。


せっかくの深夜便ですが、電車も終了済み、ここから先の公共交通機関がありません。大半の方は駐車場に向かいました。


私がここを抜けると旅客ターミナルの1日が終わります。

スカイマーク深夜便の「東海道を行く」をご覧くださいましてありがとうございました。残念ながらこの便は明日で廃止となります。ただ他路線でも深夜の静岡上空を飛行する便がありますので、ぜひ一度「夜の静岡県」を上空から眺めてみてはいかがでしょうか。
そういえば羽田国際化以降、私の家では、曇りの日の真夜中や早朝にジェット機の音がするようになりました。

次回からも引き続き、お弁当・空の散歩・グルメなどの話題の繰り返しとなります。ほとんどが書き溜めたもので恐縮ですがお許しください。

空の東海道を行く SKY(スカイマーク)羽田中部便 その2

2011-05-28 23:45:00 | 空の旅百科
羽田を離陸するとSKY61便はぐるっと東京湾を一周、また羽田上空に戻ってきます。そして今度は首都高湾岸線に沿って東京湾の出口へ向けて飛んでいきます。K席(右側)の窓からは、川崎から横浜にかけての工業地帯、それに続く商業地、住宅地と、それはそれはきれいな夜景が見えます。
離陸後20分ほどで伊豆半島上空を通過、遠くに沼津・三島あたりの夜景が見えます。


こちらは3D写真ではありません。駿河湾上の気流の影響でぶれただけです。目を細~くしてご覧ください。しだいに清水港に見えてきませんか?


清水港から2分、こちらは焼津市上空です。見えているのは東名焼津IC付近でしょうか。


空にレールが敷かれているわけではありませんので、日によって若干のずれがあります。こちらも焼津市上空。港から市街地が見えます。


そしてお隣の藤枝市上空。こちらは藤枝駅周辺の夜景です。私が子どもの頃から始めた駅周辺の区画整理も終わりに近づき、入り組んだ道路も碁盤の目のようになりました。なお、このルートで飛行すると次の島田は見えません。


こちらも藤枝駅付近を上空から。この位置だと静浜あたりの上空を通過しているのでしょうか。このルートだと島田市街を望めます。


こちらはその島田市の夜景です。中央右よりが島田駅。島田市街地の真上を飛行する時は窓から見えませんが、この日は吉田町の真上を通過しています。


ということは、真下に見えるこの夜景。もう皆さんお分かりですね。


こちらは拡大版。もちろん富士山静岡空港です。1日の運用時間は終了していますので、滑走路の灯火はありません。また運用時間内に夜間飛行の機会があれば、写真を撮ってみたいと思います。ここまで羽田離陸から25分ほど。セントレア(中部国際空港)までの中間点は過ぎています。

※7月27日、ニューカマー「モンゴル航空」チャーター便がやってくるようですね。楽しみです。
<つづく>

空の東海道を行く SKY(スカイマーク)羽田中部便 その1

2011-05-27 21:00:00 | 空の旅百科
混雑した通勤電車が通る脇で「タンタンタン」とディーゼルエンジンの音がします。鉄道に詳しい方は私の行動範囲からお分かりかと思いますが、ここは内房線の五井駅(市原市)です。停まっているのは小湊鐡道のディーゼルカー。一度はのんびりと房総半島を横断してみたいですね。


今回はここからスタートです。夜9時を回ると今日のうちに静岡には到着できません。しかし名古屋(といってもセントレアまでですが)なら到着可能です。


五井から羽田まで、東京湾アクアラインを経て45分。アクアライン開通前であれば倍以上の時間がかかりましたので、本当に便利になりました。
さて、これからSKY(スカイマーク)の搭乗手続きです。


夜10時を回ると第1ターミナルからの出発便はスカイマークかスターフライヤー。
売店もクローズ、掃除機を持ったスタッフの方が通路の清掃をしています。


スカイマーク61便。羽田から中部国際空港を結ぶ短距離路線です。
※残念なことにこの路線は5月31日で運休となります。


お供は、おなじみのB737-800。名古屋までの片道運賃は「前割5」で破格の5,800円。東京静岡間の新幹線指定席よりも安い運賃です。


航路は東京湾をぐるっと一周してから三浦・伊豆・焼津・浜名湖・豊橋の上空を飛びセントレアに向かいます。あくまでも右窓(K席)から見た感じです。


座席は通路を挟んで各3列のシート。私の見た限りではこの色の座席の場合は、新幹線と同様に「真ん中」の座席が広いように思えました。


こちらも同じスカイマークのB737-800ですが、ウイングレットに♪のマークがついた最新機。シートはレカロ社のもので、これは全席同じ座席幅のように思えました。この席は6番ですが、窓際の肘掛のところに柱のでっぱりがなく、たいへん座りやすい席でした。

さて、61便は定刻に出発しましたが、さすが羽田空港だけあって滑走路に入るのは15分後です。
<つづく>

がんばれIBEX! 小松成田便空の散歩 その4

2011-05-04 07:00:00 | 空の旅百科
IBEX小松成田便4日目です。遠くに富士山を見ながら霞ヶ浦の上空を南に向かいます。ちょっと"うとうと"してしまい、気づいたら・・・


千葉県旭市の上空でした。写真は匝瑳市八日市場方面の様子です。


ズームで見た成田第2ターミナル。JALの機体がずらっと並んでいるのが分かります。


一旦海に出ます。ずっと続いているのは九十九里海岸。私が毎月行く場所の近くです。この九十九里海岸も先の震災で津波の被害に遭いました。心よりお見舞い申し上げます。


この後ベルト着用のサインが点灯しました。九十九里沖で折り返し、蓮沼海岸からB滑走路に着陸、このあたりのスポットに入りました。


そこからはバスで第1ターミナルに移動です。ここで国際線乗り継ぎのお客さんと別れます。この日はほとんどの人が国際線乗り継ぎ、私は静かな通路を手荷物受取所まで移動します。


貴重品扱いの手荷物は箱入りでやってきます。このコンベアを見ると「トイストーリー2」を思い出しますね。


手荷物を受け取ると第1ターミナルの南ウイングにある到着ロビーに出ます。さすがに成田空港だけあって降機からここまで約20分でした。

IBEX小松成田線の空の散歩、いかがでしたでしょうか?日本初のリージョナルエアラインとして1999年に設立されたIBEX。これまでの11路線に加えこの夏には中部国際空港にも就航が決まっています。ぜひその頃までには、メインとなる仙台空港の完全復旧ができていることを祈りたいと思います。

※これからの「大井川の風」は地元ネタを入れながら、今まで通り空の旅とお弁当も掲載していきます。少々季節外れですが、空の散歩は小松空港三部作(IBEX編=今回、FDA編、ANA編)を順にお届けいたします。

がんばれIBEX! 小松成田便空の散歩 その3

2011-05-03 07:00:00 | 空の旅百科
機体が大きく右に傾き、K席(右)側の窓いっぱいに地上の景色が広がります。ここは福島県の棚倉町上空。
棚倉は棚倉藩10万石の城下町です。町の中央に見えるのは棚倉城址、この棚倉城は駿河田中藩、遠州掛川藩、浜松藩などからお殿様が入るなど静岡とゆかりのある城です。


進路を南に変わり、これから茨城県を縦断していきます。


最初に見えるのが高萩市の小山ダム。


眼下には日立市内の工場群が見えてきます。ちょうど常磐線の常陸多賀駅上空です。


そしてこちらは次の駅大甕(おおみか)駅の上空。ここまでが日立市です。


遠くに水戸の市街地が見えてきます。中央の湖は千波湖、近くには梅で有名な偕楽園があります。


福島県の棚倉から9分、右の窓にも太平洋が見えるようになりました。ここは大洗町の大洗港上空です。


写真は震災前のものですが、大洗町はこの度の地震でたいへんな津波の被害が発生しました。あらためて心よりお見舞い申し上げます。


ズームで見るとそこからずっと奥には茨城空港(百里基地)が見えます。


そして霞ヶ浦、遠くに富士山も見えてきます。いよいよ成田が近づいてきましたが、着陸まではまだ少し迂回をしていきます。
<つづく>

がんばれIBEX! 小松成田便空の散歩 その2

2011-05-02 07:00:00 | 空の旅百科
金箔を貼ったような海、ここは石川県七尾市の西湾上空です。見えているのは田鶴浜付近でしょうか。


そして和倉温泉と能登島とを結ぶ「能登島大橋」が見えます。


そしてこちらは能登町の宇出津港。こちらのブリが上がったところです。


能登半島を後にCRJは、金箔を敷き詰めたような日本海を東に進みます。


新潟県に入ると一面の雪雲。地上を見ることはできなくなりました。


そこでちょっと機内をご紹介。「月々わずか380円でしっかり経営」・・・ご存知のとおりIBEX(アイベックスエアラインズ)の親会社はJDL(日本デジタル研究所)です。IBEXはその会計システムのブランド名。私も前職の時にいくつかの会社で、このJDLの会計システムと出会いました。


シートの高さと窓の位置とを比較しようと撮りましたが、お分かりいただけますでしょうか。窓がかなり下に取り付けてありますので、上空から真下の様子がよくわかります。逆に真横を見るときはちょっと屈まなければなりません。


シートはエンブラエルと比べるとちょっとスリムです。ビジネスジェットから派生したためか、それとも設計思想や年代によるものか、今の私にとっては幅だけがちょっと厳しいかもしれません。


雪雲が切れて少し地上が見えます。ちょうど新潟県魚沼市広神地区の上空です。只見線の越後広瀬と薮神の間でしょうか。


魚沼市から約5分、雲も切れて雪に覆われた大地が見えてきました。こちらは栃木県那須塩原市の旧西那須野町付近です。


ここからは朝日に輝く太平洋が望めます。


CRJはさらに東に進み福島県に入りました。こちらは東白川郡塙町です。このあたりで機体がゆっくりと右に傾きはじめました。
<つづく>

がんばれIBEX! 小松成田便空の散歩 その1

2011-05-01 07:00:00 | 空の旅百科
本日からはIBEX(アイベックス)エアラインズの空の散歩をお届けします。この震災前には全便の7割近くが東北発着便だったIBEX、特にメインとする仙台空港はたいへんな被害に遭いました。現在も仙台からの定期便は運休したままですが、早く空港が全面復旧してまた再び東北と全国を結ぶ路線が再開されることを祈りたいと思います。


今回のご紹介は、このIBEXの「小松成田便」。1日2便が運航されて、ANAとのコードシェア便となっていますが、写真の8時30分発はさらにオーストリア航空との国内線乗り継ぎコードシェア便です。


季節が完全にずれておりますが、ご勘弁ください。搭乗するCRJ100は出入口のドアがタラップになっています。


ドアの上から張り出した雨避けのひさし。こんな気遣いに心が和みます。


凍結防止剤の散布でちょっとスタートが遅れましたが、雪雲を抜けて日差しがある所まで上昇しました。


雲が少し切れて地上が見えます。ここは石川県"かほく市"の宇野気付近。ちょうど写真右に少しだけ河北潟が見えます。今はお休みしていますが、「あきんど入門」のカテゴリーで二宮尊徳の後にこちらの干拓を始めた人物を紹介する予定でした。現地の写真や資料などを揃えたのですが、その後の小松便の一件もあって機会を失いました。またいずれどこかでご紹介したいと思います。


波頭がすごいですね。写真は能登半島中央部の志賀町付近です。IBEXのCRJは、これから能登半島を横断して東に向かい飛び続けます。

ANA Edyマイルプラス マイル増量夏祭りキャンペーン

2010-08-17 23:45:00 | 空の旅百科
予告と違ってすみません。この情報も早くしないと終わってしまいますので、記事を差し替えいたしました。

さて、コンビ二での支払にはいつもEdyを使います。もちろんEdyはANAマイレージのカードです。最近では店員さんも私のことをよく分かっているので、何も言わなくてもカードを乗せただけで、Edyのキーをたたいてくれます。


通常は200円の支払で2マイルが貯まりますが、この8月31日までは利用するお店によって2倍のマイル(4マイル)が付与されます(キャンペーンの内容は>>>こちら)。かなり前になりますが、サークルKでいつものようにEdyのカードをレジに乗せたところ、「ご存知ですね」と写真の団扇を渡されました。店員さんの心遣いがなんともいいですね。


店員さんの心遣いと同様に、フレンドリーなANAの乗員の皆さんにはいつも感激します。


普通は西側展望広場のあずまやのあたりで「お手ふり」をして、そのまま進んでいくのですが、展望広場の西端(トイレ付近)にも手を振る人がいると、そこでもちゃんと「お手ふり」をしてくれます。


さて、暦の上では秋に入りました。マイル獲得も折り返し点を通過しています。もう少し頑張れば北海道が見えてくるでしょうか。







JAL ファーストクラスの旅 羽田福岡線 その4

2010-08-06 23:45:00 | 空の旅百科
JALファーストクラスの旅(@株主優待券)の4日目です。本来ならばファーストクラスに搭乗できる身分ではありませんが、(@)の通り、株主優待券という魔法のチケットを使ってのフライトです。

さて、お食事とあわせていただくのがドリンクメニューです。昨日のメニューをご覧いただくと分かるのですが、アルコールがビール・ワイン・焼酎、そしてソフトドリンクが冷温合わせて15種類あります。そして当月のおすすめの日本酒。この時は秋田清酒の純米大吟醸限定品「刈穂 嘉永」でした。それではさっそくいただきます。


すっきりしているのにインパクトがある味。何とも表現できないのですが、グラスがすぐに空になってしまいます。やはりファーストクラスでおススメの日本酒だけのことはあります。(後でお値段を調べてさらにビックリ!)
今日のお客さんで日本酒を注文したのは私だけ、何回も注いでいただきました。「これではボトルキープですね」とCAさんと爆笑。


おつまみもたくさんいただきましたが、さすがにお腹がいっぱいです。


そろそろ九州が近づいてきました。締めの時間です。最後に緑茶をいただきます。器の色もいいですね。


いかがでしたでしょうか?JAL国内線ファーストクラスの旅。飲んで、食べて、話して、写して、読んで、聴いてとシートを倒す暇もない忙しいファーストクラス1時間50分の旅でした。


福岡空港に着いたら黒塗りのハイヤーが待っている・・・わけではありません。にわかVIPですので(笑)。地下鉄に乗ってビジネスホテルに向かいます。途中で買った明日の朝食(+野菜ジュース)。

いつかはあのシートに座って世界を旅してみたい・・・起業した時はそんな想いでしたが、なかなか現実は厳しいですね。まだまだ技術家庭で作った「折りたたみ椅子」が似合う状況ですが、初心に立ち返って、1日でも早く(@)の魔法を使わずにこのシートに座れる仕事をしたいと思います。

・・・翌日は6時起き、始業までに静岡に戻ります(@マイル無償搭乗)。

※記事は搭乗時の時刻・便名です。

JAL ファーストクラスの旅 羽田福岡線 その3

2010-08-05 23:45:00 | 空の旅百科
JALファーストクラスの旅(@株主優待券)の3日目です。本来ならばファーストクラスに搭乗できる身分ではありませんが、(@)の通り、株主優待券という魔法のチケットを使ってのフライトです。

さてお待ちかねのお食事の時間です。広いテーブルに「本日の夕食」が並びます。とはいえ、いつも仕事中に摂る食事と違って、メニューが無いと何なのか分からないところが悲しいです。


この日の夕食は東京は南麻布の和食懐石「分とく山(わけとくやま)」監修のお料理。


色と配置が絶妙です。ひとつひとつが芸術品、そしてお皿にまとまっても各々が個性を出しています。


見ていて飽きないこの夕食。空の上でこれだけの料理が食べられるのは、本当に贅の極みです。それではひとつひとつ味わってみましょう。

JAL ファーストクラスの旅 羽田福岡線 その2

2010-08-04 23:30:00 | 空の旅百科
JALファーストクラスの旅(@株主優待券)の2日目です。本来ならばファーストクラスに搭乗できる身分ではありませんが、(@)の通り、株主優待券という魔法のチケットを使ってのフライトです。

さて、そろそろ搭乗時刻が迫ってきました。といってもラウンジにはアナウンスはありません。皆さん頃合を見計らってラウンジから出て行きます。私もそろそろこちらの「出発」の扉を通って搭乗口に出発です。


扉の向こう側は、動く歩道の真ん中付近、行き交う人で賑わう通路でした。向かって右側は男子トイレの入口、左側がラウンジからの出口です。こんな場所に出口があるなんて、普段は全く気づきませんでした。


そして、9番搭乗口からJAL349便に乗り込みます。今日の座席は1Aでしたが、お隣1Bにもお客さんがおりました。CAさんから「2Aにご案内いたしましょうか?2番の席はABとも空いております。」と勧められましたので、早速移動しました。


新聞・スリッパもちゃんと用意されています。それにしても前のシートまでが遠いです。私の長い?足が届きません。いつもと違う足元の空間に、なんとなく落ち着かない気分です。


そして肘掛の部分、やはり座り心地は「肘掛」の幅で決まりますね。これだけ幅があると私の太い腕もサポートしてくれます。また、お隣の席との間には曲線の壁がありますので、完全なプライベート空間です。CAさんがB席に置いた手荷物にベルトをかけてくれました。中身は羊羹詰め合わせです。


PanasonicのヘッドフォンRP HC-150。飛行機のヘッドフォンとしては上級の部類でしょうか。耳にフィットしてますので音漏れなどもないでしょう。

さて、離陸から30分。そろそろお待ちかねの「あの」時間ですね。シートに収納されている大きなテーブルを出してみましょう。

JAL ファーストクラスの旅 羽田福岡線 その1

2010-08-03 23:45:00 | 空の旅百科
今日から4日間はJALファーストクラスの旅(@株主優待券)をお楽しみください。本来ならばファーストクラスに搭乗できる身分ではありませんが、(@)の通り、株主優待券という魔法のチケットを使ってのフライトです。(なお、JALの株主優待は現時点では廃止されております。このフライトでは失効前に残った最後の1枚を使いました。)


羽田空港第1ターミナルの南ウイングJALファーストクラスのカウンター。
「25」の文字の下にゴールドのサインボードが立っています。普段ではなかなか気づきませんが、ここに秘密の入口があります。


入口を入っていくと「ダイヤモンドプレミアラウンジ」のマークが見えます。その手前を右に曲がると、専用のセキュリティゲートがあります。後ろに並ぶ人がいませんので、ゆっくりと検査を通過することができます。


ゲートを通過するとラウンジの入口です。ここでは各種ドリンク類のサービスがあり、おつまみが用意されています。


さて搭乗までの時間、ソファでゆっくりとくつろぎましょう。新聞や雑誌も用意されています。Newsweekや財界などの雑誌を見ると、にわかVIPの雰囲気に浸ってしまいます(@優待券ですが・・・笑)。
さて、このラウンジについてはJALのサイトに動画付きで紹介されておりますので、興味のある方はご覧ください。(>>>こちら