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大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

エボルタ君島田宿に到着!東海道53次チャレンジ中

2010-10-21 00:00:00 | 東海道を行く
パナソニックの充電式乾電池「エボルタ」のキャラクターロボット「エボルタ君」。乾電池を乗せた大八車を引きながら東海道を京の都に向かって上るチャレンジを行っています。
9月23日に日本橋を出発し、10月20日に東海道五十三次23番目の宿場「島田宿」へ入りました。


到着場所の「おび通り」には、エボルタ君を一目見ようと大勢の人が集まっています。この「おび通り」の入口は島田宿にあった3つの本陣(大名などの宿泊場所)のうち下本陣が置かれた場所です。


午前中に藤枝宿を出発したエボルタ君、夕方小雨の中を無事に島田宿に到着しました。


余りにも大勢の人が集まったため、記念撮影は「おび通り」の島田陣屋跡に移動して行われました(下の写真)。
江戸時代、交通の要衝であった島田は、お殿様が治める藩領ではなく後に天領と呼ばれる幕府の直轄地でした。天領を治めるのは代官で、その陣屋(代官所)がおび通りの柳町駐車場辺りに置かれていました。


1日1回の充電を繰り返し、背負った2本の乾電池の力だけで東海道約500kmを走破するこのチャレンジ。雨天の場合は中止のこともあるので、お天気次第では川どめでお休みかもしれませんが、21日は午前10時に島田宿を出発して大井川を渡ります。

※詳しい情報、Live映像等はパナソニックのサイトをご覧下さい。>>>こちら
ちなみにエボルタ君に敬意を表して、Panasonicのデジカメで撮影しております。

東海道日坂宿その8 旅籠萬屋の2階

2008-07-10 23:58:59 | 東海道を行く
薄明かりの中で急な階段を上ります。


こちらが萬屋の2階です。


萬屋(写真左)を出て、さらに日坂宿を江戸の方角に歩きます。写真右は商家「藤文」。

さて、この続きを投稿するためには「1時間でできる簡単ダイエット」に挑戦しなければなりません。
その理由は次回の「東海道を行く」でご説明しましょう。
…ただしダイエットに挑戦する覚悟が出来てからです。

東海道日坂宿その6 川坂屋 流転の茶室

2008-06-05 23:57:15 | 東海道を行く
川坂屋のみせうらに「茶室」があります。
1、1805年 掛川城主太田候により掛川偕楽園に建てられたのがはじまり
2、1840年代天保の改革の折、取り壊して掛川城内に移築。
3、1868年 掛川城主が上総へ転封になった際に川坂屋に譲渡移築。
4、1950年 川坂屋の敷地内に国道1号線を通すため移築、
5、1995年 移築した場所に国道バイパスが通ることになったため解体
6、2003年 現在の場所に復原。



これだけの解体・移築を繰り返し200年の間守られてきたこの茶室。
関わった人たちの思いがぐっと伝わってきます。

東海道日坂宿その5 川坂屋 欄間の透かし彫り

2008-06-04 23:57:35 | 東海道を行く
自然を取り込む建築とでもいうのでしょうか。
川坂屋2階西向きの欄間に松竹梅の透かし彫りが施されています。秋から冬にかけての夕方は、ちょうどこの透かし彫りの位置に日があたり幻想的な光景になるそうです。仕組みは違いますが、マヤ文明のピラミッドを登る白蛇の影を思い出させます。


こちらは外から欄間をのぞいたところ。



夏のこの時期はまだ日が高く上の写真のようになります。

東海道日坂宿その3 川坂屋

2008-06-02 22:55:34 | 東海道を行く
再び東海道に戻ります。
さて日坂宿の3回目。前回ご紹介した高札場からゆるやかに坂を登ると、江戸時代からの旅籠「川坂屋」が見えてきます。現在の建物は1852年の日坂大火以後に再建されたものですが、宿内で江戸時代の雰囲気がわかる数少ない建物です。

詳細は下記の写真の通り。原則として土日祝日のみの開館ですが、時間中はボランティアの方の丁寧な説明を聞くことが出来ます。また隣には駐車場もありますので、車でも気軽に行くことができます。



開館日などはこちらをご覧ください。地図はこちら

東海道日坂宿その1

2008-05-27 23:59:02 | 東海道を行く
「東海道を行く」シリーズ。お江戸日本橋から始まらないのが玉にキズですが、まずは品川から数えて25番目の宿「日坂」(静岡県掛川市)をご紹介します。



宿の概要はご覧の通り、手抜きですみません。
日坂は国道1号線沿いではありますが、東海道本線のルートから外れたため、趣きのある街並みが続いている静かな宿場町です。

【データ】
公共交通機関の場合、最寄駅はJR掛川駅になります。
掛川駅からは掛川バスサービス東山線で20分です。

新カテゴリー 東海道を行く

2008-05-26 23:12:18 | 東海道を行く
仕事がら車に乗って行き来していると、旧東海道を歩く人たちを多く見かけます。帽子にリュックタオルと地図を片手に、たくさんの人が大井川を渡っていきます。ちょっと不思議なのは、見かける人のほとんどが江戸から京(東から西)へ向かっていること。みなさん関東地方の人なのでしょうか?

さて、このカテゴリー。ちょっと失礼して足ではなく車で行く旧東海道のご紹介です。今日はここ東海道江戸から54里、「日坂宿」の逆川にかかる古宮橋。欄干のある橋は旧東海道、真ん中の橋は旧国道1号線、そして高架は現国道1号線バイパス。ここでは50mほどの間に新旧3つの橋が架かっています。