大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

空から見る南アルプス 甲斐駒 北岳 (開港まであと124日)

2009-01-31 19:05:21 | 空の旅百科
おとといの羽田>小松便の続きです。

富士山が窓から消えると、右と左に雪をいただく南アルプスの山々が見えてきます。
ここは羽田離陸後15分、山梨県北杜市上空です。


手前は甲斐駒ヶ岳、奥が仙丈ヶ岳。


こちらは北岳からはじまる南アルプスの連山です。
奥の山々は大井川の源流、静岡と山梨、長野の境に聳える山々です。

駿河の空から見る富士 (開港まであと125日)

2009-01-30 23:13:30 | 空の旅百科
今日はは小松>羽田線。
小松→小牧→浜名湖→伊豆大島→房総半島→羽田のコースで飛行します。

小松空港を離陸しておよそ25分。飛行機は静岡県焼津市上空に差し掛かります。ここまで来ると駿河湾の奥にぼんやりと富士山とその周辺が見えてきます。


駿河湾から見る富士は、少し霞んでいてどちらかといえば女性的な印象です。


駿河湾の影響でしょうか、それとも太陽の位置なのでしょうか。
富士山は青い山だと実感できる光景です。

※明日は窓の外を流れる他の山々をご紹介します。

甲斐の空から見る富士 (開港まであと126日)

2009-01-29 23:27:47 | 空の旅百科
今日から番外編で2日延期いたしました「上空から見る富士」をお届けします。

こちらは羽田>小松線。
東京→甲府→諏訪湖→飛騨高山のコースで飛行します。

羽田空港を離陸しておよそ10分。水平飛行に入った飛行機は山梨県大月市上空に差し掛かります。ここまで来ると富士山とその周辺がはっきり見えてきます。


地上で見る富士と違って、かなりダイナミックに見えます。
山梨県側から見る富士は男性的な印象です。


湖は山中湖。そして横の広い大地は陸上自衛隊北富士演習場。
近くではよくわかりませんが、上空からだとその大きさがはっきりわかります。

残念ながら空から富士が見えるのは、わずか5分。
視線から富士が消えると、南アルプスの山々が迫ってきます。

※明日は駿河上空から見た富士をご紹介します。

富士山静岡空港の今! その123 番外編 ビジターセンターまもなく閉鎖 (開港まで127日)

2009-01-28 23:11:58 | 富士山静岡空港
富士山静岡空港ビジターセンターが今月いっぱいで閉鎖されます。
それを前に展示機の県警ヘリ「ふじ2号」が撤去されました。

ぽか~んと空いたスペースに、フジッピーも寂しそうです。


こちらは展示してあったころの「ふじ2号」。
操縦室に自由に入って本物の計器に触れることから、子どもたちに人気がありました。
ヘリは今後静岡理工科大学で、航空工学の教材として使われます。


こちらはビジターセンター前の県道。
標識が新しくなり、「県道408号線(静岡空港線)」が追加されました。
ただし矢印の先は例のごとく封印されております。

富士山静岡空港の今! その122 番外編 飛行検査機現る (開港まで128日)

2009-01-27 23:59:37 | 富士山静岡空港
国交省の飛行検査が始まった静岡空港。

昼過ぎ撮影の仕事が終わって「ほっ」していると、突然台地上から検査機が飛び立ちました。カメラを向けた時にはすでに粟ヶ岳(茶の文字の山)の近く。
ほとんど点になっていました。


6枚羽根の低翼機なので、サーブ2000かと思われます。
運がよければ、次回こそはっきりした画像をお届けすることできるでしょう。



もうひとつ空港の話題。
石雲院展望台への道。長い間石雲院参道を登るルートでしたが、昨年夏までのルートに変更されました。ご注意ください。(※正式に変わったのか、この日だけなのかは不明です)

■予定していた「上空からの富士山」は、この番外編が終了してからお届けします。なお、番外編は数日続きます。

東京から見る富士

2009-01-26 23:58:02 | 旅の空から
ここは東京青山。丹沢の山々から白い富士山が望めます。
場所にもよるのでしょうが、東京からはだいたいこの様に見えるのではないでしょうか。黒々とした冬山の上に白く顔を覗かせる富士は、とても神々しく感じます。


こちらは羽田空港。
明日からは右手に見える飛行機に乗って上空から見る富士山をご紹介します。

雪見遠足

2009-01-25 20:52:41 | 昭和時代
この時期、大雪のニュースを見ると思い出すことがあります。
雪が積もっている地域の皆さまにはたいへん不謹慎ではありますが、当地静岡ならではの「雪見遠足」のお話です。

「雪見遠足」とはその名の通り、ソリ遊びや雪合戦など雪を見て体験する遠足で、小学校のある特定の学年になるとキャンプの様な野外行事と同格で行われるものです。目的地は富士山中腹のスキー場や公園。当時は「雪見」とういと遊びのように感じられるのか、「雪中訓練」などとも呼んでいました。

雪見遠足が行われるのは1月か2月。衣料品店やスポーツ用品店では「雪見用品」コーナーが登場、ウェアやシューズ、ソリが並びます。


今まで40年以上の人生で、この程度の雪が積もったのはほんの数回。
雪の怖さやたいへんさを知らないのも仕方がありません。雪が降れば授業を中止して「外で遊びましょう」となったこともありました。



雪に対してプラスのイメージを持っている人も多い当地ならではのこの行事、平成の今は小学校の行事から消えましたが、幼稚園・保育園で卒園旅行を兼ねて行われています。

23年ぶりの我が家 世田谷区野沢2丁目

2009-01-24 23:55:46 | 日々のできごと
今日は完全な私的ブログです。

世田谷区野沢2丁目、20数年前私はこの街に住んでいました。


環状7号線、首都高速3号線、国道246号線などの幹線道路が交わる上馬交差点から南東側のエリアです。今もかなりの交通量ですが、1つ通りを入ると閑静な住宅街が続いています。



私の住んでいた6畳一間の下宿。入り口は封鎖され使用されていないようでしたが、建物は残っていました。
洗濯物を抱えて行った銭湯、仕送りを待ち焦がれた信用金庫、空き瓶を集めて小銭を作った酒屋。連日ピラフセットを食べた喫茶店、今も営業しています。



下宿を見てから大学の同窓会へ。
大学構内を歩きながら、今の私の仕事の原点になった場所を見つけました。
今はパソコン「自習室」になっているこの場所、20数年前はまだ珍しかったコンピューターを置いてある「電算機室」でした。
初めてコンピュータに触れ、授業のアンケート集計をしていた私。「IT」などという言葉が一般化するずっと昔の日々が頭の中に甦りました。

もうひとつの南北自由通路 通称「マンボ」 島田駅

2009-01-22 23:53:14 | 島田・大井川・川根
「頭上注意」ではありません。「頭!」注意です。

こちらは島田駅西側にある歩行者・自転車用の自由通路(マンボとも呼ばれていました)。
島田駅に南口が開設されるずっと以前から南北をつなぐ唯一の自由通路として利用されています。


こちら北側の入口。前に置かれたレッドコーンから、通路の低さがわかります。



途中のホームの部分はアーチ型のトンネルになっています。
ちょっとレトロな雰囲気に浸りながら歩いていると、目の高さに橋桁が迫ってきます。


南口に近い部分は島田駅の側線部分。
私、身長180cmですが最敬礼のお辞儀をしたまま前に進まなければなりません。

昨日のブログにある駅の南北自由通路。
さすがに自転車を押して通るには勇気が必要。よって、今も自転車がこの通路を頻繁に通っています。

富士山静岡空港の今! その121 島田駅その3 (開港まで134日)

2009-01-21 21:33:28 | 富士山静岡空港
「木都島田」
大井川上流で伐採された木材の集積地だった島田は、製材・紙パルプ産業が発展し、かつては「木都」と呼ばれていました。

その玄関口の島田駅には、「木」のぬくもりが感じられる工夫がされています。


南口の階段を下りるとウッドデッキがあります。


さらに木の階段と広場。夜は階段のステップごとに灯りが点ります。



10日に渡ってお届けした「富士山静岡空港の今!」。
今回はこれで終了します。次回は月末からお届けします。

明日は、島田駅番外編。上の写真ではない、もうひとつの南北自由通路についてお話します。

商人の心 越中富山の薬屋さん 紙風船

2009-01-20 23:35:33 | あきんど入門
毎月20日は「あきんど入門」の日です。

売薬さんは大きな柳行李を担いで全国を旅します。
行く先々では子供たちがその柳行李から出てくるおみやげを楽しみにしています。

代表的なおみやげには紙風船がありますが、大人向けには富山版画とよばれる風景画や芝居絵などを題材にした版画がありました。往来が自由に出来なかった時代、地方ではこの版画がたいへん喜ばれました。全国を歩く売薬さんは、文化や情報の伝道師の役目を果たしていたのです。


紙風船・・・ささやかなこのおみやげにお得意さんを大切にする売薬さんの心を見ることができます。私も紙風船やらゴム風船をいただいた記憶があります。


さて、ここで問題です。売薬さんは何段にも重ねた柳行李を担いでいますが、
おみやげが入っているのは何段目でしょうか?
正解は次回来月20日の「あきんど入門」のコーナーでご紹介します。

明日は再び「富士山静岡空港の今!」をお届けします。

富士山静岡空港の今! その120 島田駅その2 (開港まで136日)

2009-01-19 20:43:50 | 富士山静岡空港
空港への連絡口になる島田駅。
今日は新たに整備が進む南口をご紹介します。


空港へのバスが発着する(と思われる)、バス乗り場。


一般車両の乗降スペースあたり。いろいろな送迎も行われることでしょう。

※明日は20日、毎月20日は「あきんど入門」の日です。
 「富士山静岡空港の今!」は明後日21日にお届けします。

富士山静岡空港の今! その118 県庁前 (開港まで138日)

2009-01-17 20:15:37 | 富士山静岡空港
静岡県庁本館。
1937(昭和12)年に建てられた帝冠様式(現代建築に和風の屋根がついた建物)の建造物です。臙脂色の瓦、窓の外のプランター、どこか南欧風、スペインあたりにありそうな建物に見えます。


さて、本館正面玄関には「富士山静岡空港」の看板と「初便飛び立つ6月4日」のカウントダウンボードが設置されています。周辺道路の整備など目に見える変化が感じられる空港周辺とは違い、静岡の街中ではなかなか開港に向けた変化が感じにくいのでは・・・と思います。
その中で県庁前のこのボードだけは確実に毎日1日ずつ変わっていきます。