今年もやってきました大晦日。
ブログの更新頻度が4分の1程度になった影響で、年末恒例?のこの企画をお届けするには、写真も記事も不足しておりますが、何卒お許し下さい。
それでは能書きです。
「静岡空港ベスト10」は、このブログのアクセス解析に基づき様々なデータをマッチさせ、結局最終的には私の独断で順位を決める企画です。何が「ベスト」なのかも定義はありません。ただこんなこともあったんだと思い出していただくだけで結構です。
■第10位 4発旅客機
最初から写真がなくてすみません。
4発機とは夏に飛来したスペインチャーター便のエアバス340のことです。エアバス330までは今まで数社が運航しましたが、エンジンが4つの大型機は今回が開港後初めてでした。
※冬にもホノルルチャーターで飛来すると思っていましたので油断しました→その後ホノルル便はデルタのA330になったのは皆さまご存知の通りです。
■第9位 東側展望広場オープン
空港東側の進入灯が並ぶあたり、今までは画と音を楽しめる隠れた撮影場所でしたが、今年始めから整備が行われ、駐車場や展望台などができました。
展望台のカタチは、伝説「だいだらぼっち」の足跡のようになっています。なかなか面白いアイディアですね。
※残念ながら離着陸の際は飛行機のお腹の下になっているので、未だに上空から見たことがありません。
■第8位 西側展望広場移設オープン
昨年11月から行われていたエプロン増設工事に伴なう西側展望広場の移設工事が完了。再び西側からの写真を撮影できるようになりました。以前の展望台に比べエプロンからの距離がありますが、西側から滑走路に進入するときに富士山と機体をうまく絡めて撮影することが出来ます。
※富士山の雪が安定するのは春先、西側から滑走路に入るのは風の無い日、難しい条件ですが一度ゆっくりと撮影してみたいものです。
■第7位 駐機場増設工事
繁忙時間帯の混雑解消やビジネス・プライベート機などのため3機分のスポット(6番、7番、8番)の工事が行われました。実際の供用は来年になるそうですが、ぜひたくさんのビジネス機・プライベート機がやってきて、時間貸駐車場のようになってほしいですね。
※以前の工事完成予想図では、格納庫が描かれていましたが、その予定地とスポットの間にはフェンスが設置されています。写真下部の未舗装の部分、こちらは今後どうなるのでしょうか?
■第6位 アウトバウンドチャーター便
後述しますが、東日本大震災の影響で、予定されていた海外からのインバウンドチャーター便が長期間キャンセルになりました。その状況を踏まえて国内から海外への数多くのチャーター便が企画され、静岡空港から各地へ飛び立ちました。
※一つ上のモンゴル、夏のスペイン、アラスカ、そして冬のホノルル、マカオ。
写真のホノルルチャーターも毎年恒例のスイスと昨年から引き続きのロシア極東などとともに恒例化していくといいですね。
■第5位 北米チャーター便
アジア・ヨーロッパへのチャーターは開港年から行われていますが、今年はいよいよ北米大陸へのチャーター便が出発しました。初の北米便はアンカレッジへのJAL直行便。来年以降は未就航のオセアニアチャーターが行われるといいですね。
※鶴丸で運航されました。嬉しいですね。
■第4位 日航問題の進展
ベスト10というからには、硬い話題も採り上げざるを得ません。評価はさまざまでしょうが、早期に展開したことだけは確かです。今までのFDA札幌・福岡便に加え、秋からは中国東方上海便もJALのコードシェアになりました。再就航は今のところ難しいのでしょうが、チャーターなどで鶴丸を頻繁に見ることができるようになってほしいと思います。
■第3位 運用時間の延長
4月から空港の運用時間が延長され、午前7時半から午後8時半までの13時間です。定期便においては、今のところその4割強の時間、空港に飛行機が1機もいない状況ですが、これから少しずつ便数を戻して13時間が有効に運用されるようになればいいですね。
■第2位 小松・松本・熊本便の運航休止
たいへん残念なことですが、3月にFDA小松・松本便が、7月末には熊本便が休止となりました。展望広場の案内ボードに貼られた白いシールが、ちょっと痛々しいです。
ぱっと見ただけでは静岡空港のように見えますが、ここは県営名古屋(小牧)空港です。FDAも名古屋の翼になり、全国に路線を広げていますが、再び静岡で路線開拓を行ってほしいですね。
※一番使えた静岡松本線。この大井川の鵜山の七曲りが一番好きでした。小松線も含めて個人的に使える路線がなくなって本当に寂しい限りです。
■第1位 東日本大震災と静岡空港
こちらについては、説明は不要かと思います。今もなお多くの方が不便な生活をされていることを思うと胸が痛みます。
ちょうど地震の時は会社にいましたが、その後で仕事で空港に行き、到着ロビーの大画面モニターであの衝撃的な映像を見たことを今も思い出します。
地震の後に、静岡から救援物資と医師を乗せたFDA機が花巻空港との間を3往復しました。また各地からの救援機に対する給油など、空港は防災拠点として活躍しました。
地震と原発事故の関係で、日本に来る外国人が激減。予定されていたチャーター便がキャンセルになるばかりか、定期便の一部も長期間減便となってしまいました。
写真>中国南方航空の湖南省長沙からのプログラムチャーターも中止となりましたが、来年は増便されて78便(39往復)運航されます。
2011年の静岡空港ベスト10はいかがでしたでしょうか?
来年は1月から石雲院展望施設の工事や搭乗橋の増設工事が始まり、使う人も訪れる人にもさらに便利な空港になっていくことでしょう。
待望の新規路線「静岡-台北」線も来春から週3便で運航開始。国内線2社に対して国際線4社が就航する地方空港は他にはないでしょう。台北はソウル経由に比べて東南アジア方面への所要時間が少なくなると思われますので、現在のソウル便の運航時間に影響がでてくるのか?など、他の路線の動きにも注目したいですね。
簡単ですが今年のフライトログです。ブログの更新が激減したため、全ての空の散歩をお届けできず申し訳ありません。これから時間があるときに、また少しずつご紹介いたします。
2011年もあと1日、今年は公私ともに忘れえぬ1年でした。
とはいえ、時の流れは止めることはできません。またゲームのようにリセットすることはできません。2012年は過去を引き摺りながら、それでも「良き」1年にしていきたいと思います。
皆さまもどうぞ良いお年を!
ブログの更新頻度が4分の1程度になった影響で、年末恒例?のこの企画をお届けするには、写真も記事も不足しておりますが、何卒お許し下さい。
それでは能書きです。
「静岡空港ベスト10」は、このブログのアクセス解析に基づき様々なデータをマッチさせ、結局最終的には私の独断で順位を決める企画です。何が「ベスト」なのかも定義はありません。ただこんなこともあったんだと思い出していただくだけで結構です。
■第10位 4発旅客機
最初から写真がなくてすみません。
4発機とは夏に飛来したスペインチャーター便のエアバス340のことです。エアバス330までは今まで数社が運航しましたが、エンジンが4つの大型機は今回が開港後初めてでした。
※冬にもホノルルチャーターで飛来すると思っていましたので油断しました→その後ホノルル便はデルタのA330になったのは皆さまご存知の通りです。
■第9位 東側展望広場オープン
空港東側の進入灯が並ぶあたり、今までは画と音を楽しめる隠れた撮影場所でしたが、今年始めから整備が行われ、駐車場や展望台などができました。
展望台のカタチは、伝説「だいだらぼっち」の足跡のようになっています。なかなか面白いアイディアですね。
※残念ながら離着陸の際は飛行機のお腹の下になっているので、未だに上空から見たことがありません。
■第8位 西側展望広場移設オープン
昨年11月から行われていたエプロン増設工事に伴なう西側展望広場の移設工事が完了。再び西側からの写真を撮影できるようになりました。以前の展望台に比べエプロンからの距離がありますが、西側から滑走路に進入するときに富士山と機体をうまく絡めて撮影することが出来ます。
※富士山の雪が安定するのは春先、西側から滑走路に入るのは風の無い日、難しい条件ですが一度ゆっくりと撮影してみたいものです。
■第7位 駐機場増設工事
繁忙時間帯の混雑解消やビジネス・プライベート機などのため3機分のスポット(6番、7番、8番)の工事が行われました。実際の供用は来年になるそうですが、ぜひたくさんのビジネス機・プライベート機がやってきて、時間貸駐車場のようになってほしいですね。
※以前の工事完成予想図では、格納庫が描かれていましたが、その予定地とスポットの間にはフェンスが設置されています。写真下部の未舗装の部分、こちらは今後どうなるのでしょうか?
■第6位 アウトバウンドチャーター便
後述しますが、東日本大震災の影響で、予定されていた海外からのインバウンドチャーター便が長期間キャンセルになりました。その状況を踏まえて国内から海外への数多くのチャーター便が企画され、静岡空港から各地へ飛び立ちました。
※一つ上のモンゴル、夏のスペイン、アラスカ、そして冬のホノルル、マカオ。
写真のホノルルチャーターも毎年恒例のスイスと昨年から引き続きのロシア極東などとともに恒例化していくといいですね。
■第5位 北米チャーター便
アジア・ヨーロッパへのチャーターは開港年から行われていますが、今年はいよいよ北米大陸へのチャーター便が出発しました。初の北米便はアンカレッジへのJAL直行便。来年以降は未就航のオセアニアチャーターが行われるといいですね。
※鶴丸で運航されました。嬉しいですね。
■第4位 日航問題の進展
ベスト10というからには、硬い話題も採り上げざるを得ません。評価はさまざまでしょうが、早期に展開したことだけは確かです。今までのFDA札幌・福岡便に加え、秋からは中国東方上海便もJALのコードシェアになりました。再就航は今のところ難しいのでしょうが、チャーターなどで鶴丸を頻繁に見ることができるようになってほしいと思います。
■第3位 運用時間の延長
4月から空港の運用時間が延長され、午前7時半から午後8時半までの13時間です。定期便においては、今のところその4割強の時間、空港に飛行機が1機もいない状況ですが、これから少しずつ便数を戻して13時間が有効に運用されるようになればいいですね。
■第2位 小松・松本・熊本便の運航休止
たいへん残念なことですが、3月にFDA小松・松本便が、7月末には熊本便が休止となりました。展望広場の案内ボードに貼られた白いシールが、ちょっと痛々しいです。
ぱっと見ただけでは静岡空港のように見えますが、ここは県営名古屋(小牧)空港です。FDAも名古屋の翼になり、全国に路線を広げていますが、再び静岡で路線開拓を行ってほしいですね。
※一番使えた静岡松本線。この大井川の鵜山の七曲りが一番好きでした。小松線も含めて個人的に使える路線がなくなって本当に寂しい限りです。
■第1位 東日本大震災と静岡空港
こちらについては、説明は不要かと思います。今もなお多くの方が不便な生活をされていることを思うと胸が痛みます。
ちょうど地震の時は会社にいましたが、その後で仕事で空港に行き、到着ロビーの大画面モニターであの衝撃的な映像を見たことを今も思い出します。
地震の後に、静岡から救援物資と医師を乗せたFDA機が花巻空港との間を3往復しました。また各地からの救援機に対する給油など、空港は防災拠点として活躍しました。
地震と原発事故の関係で、日本に来る外国人が激減。予定されていたチャーター便がキャンセルになるばかりか、定期便の一部も長期間減便となってしまいました。
写真>中国南方航空の湖南省長沙からのプログラムチャーターも中止となりましたが、来年は増便されて78便(39往復)運航されます。
2011年の静岡空港ベスト10はいかがでしたでしょうか?
来年は1月から石雲院展望施設の工事や搭乗橋の増設工事が始まり、使う人も訪れる人にもさらに便利な空港になっていくことでしょう。
待望の新規路線「静岡-台北」線も来春から週3便で運航開始。国内線2社に対して国際線4社が就航する地方空港は他にはないでしょう。台北はソウル経由に比べて東南アジア方面への所要時間が少なくなると思われますので、現在のソウル便の運航時間に影響がでてくるのか?など、他の路線の動きにも注目したいですね。
簡単ですが今年のフライトログです。ブログの更新が激減したため、全ての空の散歩をお届けできず申し訳ありません。これから時間があるときに、また少しずつご紹介いたします。
2011年もあと1日、今年は公私ともに忘れえぬ1年でした。
とはいえ、時の流れは止めることはできません。またゲームのようにリセットすることはできません。2012年は過去を引き摺りながら、それでも「良き」1年にしていきたいと思います。
皆さまもどうぞ良いお年を!