大井川鐵道の本線(金谷:千頭間)が開通して、今月で80周年になりました。SLにもそれを祝うマークが付けられています。電源開発を主な目的にして、資金調達のため様々な労苦を経て、1931(昭和6年)に全線が開通しました。
舟やいかだ、或いは峠越えをしながら徒歩や馬で移動をしていた大井川上流域の人々は、この鉄道の開通で一気に便利になりました。
80年経った今は、SL運転による観光路線としてのイメージが強いですね。そのSLも復活運転を始めてから、今年で35年です。
冬のSLはいいですね。吐き出す蒸気が力強く感じます。
今年は転車台ができ、上りのSLも前向きで運転できるようになりました。たくさんのギャラリーが見守る中、「大きな古時計」のメロディーに合わせてSLが向きを変えます。
こちらは、最近拝見した声明文。大井川鉄道の最初の区間が開通した1927年に、川根地区5ヵ村(下川根村、中川根村、上川根村、東川根村、徳山村)の有志が配った「大井川鐵道ノ開通ニ就テ」と題するもの。
"本鉄道ハ将来 当家山、川根方面ニ延長サレルノテ 其ノ開通後ニ於ケル当地方民ノ受クル便利ハ謂ウマテモナイコトテアル"とあり、早期全通にかける期待の程が読み取れます。
さて80年後の今日、大井川鉄道の起点になった島田市金谷地区では、新たな交通インフラの工事が進められています。新東名高速の島田金谷IC、ちょっと見ない間に料金所が姿を現しました。開通は来年の初夏、その時はどんな姿になっているのでしょうか?
舟やいかだ、或いは峠越えをしながら徒歩や馬で移動をしていた大井川上流域の人々は、この鉄道の開通で一気に便利になりました。
80年経った今は、SL運転による観光路線としてのイメージが強いですね。そのSLも復活運転を始めてから、今年で35年です。
冬のSLはいいですね。吐き出す蒸気が力強く感じます。
今年は転車台ができ、上りのSLも前向きで運転できるようになりました。たくさんのギャラリーが見守る中、「大きな古時計」のメロディーに合わせてSLが向きを変えます。
こちらは、最近拝見した声明文。大井川鉄道の最初の区間が開通した1927年に、川根地区5ヵ村(下川根村、中川根村、上川根村、東川根村、徳山村)の有志が配った「大井川鐵道ノ開通ニ就テ」と題するもの。
"本鉄道ハ将来 当家山、川根方面ニ延長サレルノテ 其ノ開通後ニ於ケル当地方民ノ受クル便利ハ謂ウマテモナイコトテアル"とあり、早期全通にかける期待の程が読み取れます。
さて80年後の今日、大井川鉄道の起点になった島田市金谷地区では、新たな交通インフラの工事が進められています。新東名高速の島田金谷IC、ちょっと見ない間に料金所が姿を現しました。開通は来年の初夏、その時はどんな姿になっているのでしょうか?