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大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

全国飴ちゃん探しの旅 信州松本「堂々引ネキ飴」

2011-01-08 19:00:00 | 和菓子でon!
"毎月16日は「和菓子でon」の日です"の出だしで、毎月お届けしてきた和菓子でon!のカテゴリーですが、9月以降は更新が週2になったために、お届けしてきませんでした。今日は久しぶりに、その「和菓子でon!」をお届けします。ちなみに今後も不定期の更新にはなりますが、8月以前からの「飴ちゃん」シリーズを継続してお届けします。

さて、今月はFDA静岡松本路線の開設を記念して、信州松本の飴をご紹介します。ちょうど1月8・9日は松本市内で新春恒例行事の「飴市」が開催されています。残念ながらその模様はお伝えできませんが、「飴」ファンとしては、いつかは訪れてみたいと思っています。



さて、この「引ネキ飴」は松本市内の山屋御飴所の期間限定商品(冬から春にかけて販売)で、中双糖、水飴、黒糖を使った珍しい板状の飴です。


パキパキと折れて硬そうに見えるのですが、これを口の中に入れるとあら不思議!。サクサクという食感の後は黒糖の味が口の中に広がり、そしてシュワーと溶けていきます。使っている中双糖とは綿菓子にも使われる"ざらめ"のことで、最後には綿菓子が溶けていく時と同じような感じがします。


以前からこの食感が好きで何袋の買うのですが、一度食べだすと止められずに、1日で袋が空になってしまいます(・・・糖分摂り過ぎでしょうか?)。
素朴な味の「引ネキ飴」は信州まつもと空港2Fの売店「味蔵」でも売っています。
※「堂々引ネキ飴」1袋100g 500円



全国飴ちゃん探しの旅 緊急特集「塩飴いろいろ」

2010-08-16 23:45:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。
ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介しています。

先月のこのコーナーで「8月からは関西の飴と飴文化をご紹介していきます」とお話しておりましたが、事情により延期させていただきます。その事情とはこの夏の「猛暑」。
熱中症(対策)には「塩分」を補給しましょう・・・ということでコンビ二でもスーパーでもドラッグストアでも"塩"の文字が入った商品を目に付くところに並べています。もちろん飴も「塩」の名を付けた商品がたくさん並べられていますが、きょうはその一部をご紹介。9月も暑さが続くようであれば、「塩」の飴第2弾をお届けします。厳密に言えば塩飴=「和菓子でon」ではないのかもしれませんが、猛暑ゆえご理解ください。


まずはこちらの「塩あめ」。キャンデーで有名な春日井製菓の商品です。食塩にはこれまた有名な愛媛県の「伯方の塩」を使用。100gあたりのナトリウムは520mgです。どんな隠し味に使うのでしょうか?原材料に"醤油"とあるのが気になります。


そしてこちらは「しおミルキー」。おなじみ不二家の商品です。え?ミルキーは飴かって??・・・裏の食品表示はちゃんと「キャンデー」になっています。こちらは宮古島産雪塩使用。100gあたりのナトリウムは291mgですが、ミルキーだけあってカルシウム126mgも入っています。


こちらはライオン菓子の「うめ塩飴」。塩と梅のダブルで塩分補給です。85gあたりのナトリウムは2000mgです。さらにクエン酸は1100mg入っています。


最後にミドリ安全の「塩熱(えんねつ)飴」。こちらはお味も薬に近づきます。100gあたりのナトリウムは2000mgで、その他カリウム、ビタミンB1、Cが入っています。1粒辺りの食塩相当量は0.26g、「水200mlと一緒に補給してください」とあります。

まだまだ残暑が続きますが、みなさまどうかお体を大切に、この夏をお過ごしください。

明日から3日間は、静岡空港就航先の旅をお届けします。

全国飴ちゃん探しの旅 大阪「パインアメ」

2010-07-16 23:45:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。
ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介しています。

今月からは「飴ちゃん」の本拠地、関西の飴と飴文化をご紹介していきます。まずはじめは「パインアメ」。もしかしたら全国区かもしれませんが、大阪で作られているパイナップル果汁入りのジューシーな飴。そういえば、最近パイナップルを食べていませんね。子どもの頃はお中元の中にいくつもパイン缶がありましたから、きっとその頃よりも食べる頻度は少なくなっていると思います。


さて、最近知ったのですが、作っている会社の名前は「パイン株式会社」。すでにパインアメは60年近い歴史があります。この会社のサイトにはパインアメの歴史が掲載されていて興味深いです。


パインアメは真ん中に穴が開いているのが"ミソ"ですね。さすがに口で「ピーピー」鳴らすことはできませんが、飴を舐めて行くと次第に真ん中の穴が大きくなってきます。舌の先が入る大きさになると、無意識に口内器官をフルに使って、何とか薄くきれいなリング状に仕上げようとしたくなります。

子どもの頃は、口の中から何度も出して溶け具合を確認したりしましたが、そのクセが抜けず、今でも「どれだけキレイなリングになったか」、舌の上に乗せて鏡で確認してしまいます。こんなことをするのは・・・もしかして私だけでしょうか?ちょっと心配になってしまいます。

全国飴ちゃん探しの旅 筑前福岡「黒門飴」

2010-06-16 23:30:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。
ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介しています。

FDA/JALの福岡静岡便空の散歩にちなんで、きょうは福岡の飴をご紹介します。福岡空港から地下鉄で17分、唐人町の駅の近くに「黒門飴」の看板を掲げる板屋商店があります。


ご覧の飴が黒門飴、麦芽水飴を引いて一口サイズにしたもの。もちろん昔ながらの手作りです。ちなみに飴に付着している茶色の粉は黄な粉ではありません。


これは米ぬか。飴同士がくっついてしまうのを防ぐために、袋の中に「ぬか」が入っています。昔の人の知恵はすごいものです。


味は2種類でノーマルタイプと黒糖入りがあります。黒糖入りは舐めていくとじわじわと黒糖の味が広がります(食べてしまった後の写真ですみません)
ぬかに守られたやさしい飴、1袋は250円です。場所は>>>こちら

全国飴ちゃん探しの旅 遠州川崎「三村の飴玉」

2010-05-16 22:00:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。
ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介しています。

先月に引き続き今月も地元静岡の飴をご紹介いたします。今回は間もなく開港1周年を迎える富士山静岡空港のお膝元、牧之原市は旧榛原町の「三村の飴玉」です。タイトルの遠州川崎は旧榛原郡川崎町のこと、この川崎町が昭和の大合併で榛原町になり、そして平成には牧之原市になりました。

さて、この「三村の飴玉」は80年以上の伝統がある手作りの飴で、写真の様にカンロ(金色)、黒糖、落花生(茶色)・お茶・ハッカ(白)の5種類の味があります。一つほおばると、口の中で懐かしい味が広がります。歯に全くつきませんので安心して食べることができます。


5種類の中では、私この「落花生」が好みですね。舐めているうちにちょっと"ざらっと"したなと思うと、ほのかに落花生の味がしてきます。もちろんご覧のとおり落花生もちゃんと入っています。


写真は70~80個入っている大袋(¥525)、その他小分けにしたものなどが売られています。また贈答用の缶入りもあります。

御菓子司 有限会社三村>>>地図

全国飴ちゃん探しの旅 駿河静岡「茶飴」

2010-04-16 23:30:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。今までよその飴をご紹介しておりましたが、わが静岡にもたくさんの飴があります。その中で今日はお馴染みの茶飴をご紹介します。

茶飴は抹茶と水飴とグラニュー糖でできています。オーソドックスなタイプは、ご覧の断面に「茶」の字があるタイプ。ただ最近は様々な茶の効用が発表されて、その種類もずいぶんと増えました。カテキン飴、べにふうき飴などなど。


ところでこの「茶」の文字。あの金太郎飴と同じ要領で作られます。金太郎飴を作るところはテレビなどで紹介されていますが、この「茶」の字のパターンはいまだ見たことがありません。
ところが最近、朗報が舞い込んできました。こちら島田市「お茶の郷」の新茶まつり。こちらで実演があるようです。茶の字の茶飴かはわかりませんが、5月3日はTGを見た後でちょっと足を運んでみようかと思っております。


以前お茶を買ったときについていたミニ茶箱に入れてみました。なかなかいい雰囲気です。

全国飴ちゃん探しの旅 越中富山「あめ屋のマーシュ」

2010-03-16 23:30:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。今日は先月ご紹介した金沢から電車で40分弱の富山市から「あめ屋のマーシュ」をご紹介します。

見た目はマシュマロのようですが、これは飴菓子。麦芽飴と卵白を使ってふっくらと仕上た「あめ屋のマーシュ」。


砂糖不使用、麦芽水飴は自然素材。不思議なのは口の中でこのマーシュが溶けた後に、ほんのり少し「あめ」が残ることです。


2つに割るとこんな感じです。ふわふわでさくっとした軽い感触がこの断面からわかりますね。


富山は薬都として有名ですが、その中で"飴"は栄養補給や保存食として珍重されただけでなく、苦い薬を飲みやすくするために薬と一緒に配られました。もちろん製薬の材料としても使われています。商品名にある寛文三年とは1663年、今から約350年前から延々と受け継がれた技で作られる、おしゃれな現代の飴菓子です。


寛文三年あめ屋のマーシュ ¥525 さくら飴本舗 島川製飴株式会社

全国飴ちゃん探しの旅 加賀金沢 「おこしあめ」

2010-02-16 23:30:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。今日は静岡小松便で55分、その先バスで40分の金沢市から「おこしあめ」をご紹介します。


箱から取り出したおこしあめ。作っているのは観光ガイドには必ず載っている有名な俵屋さんです。加賀米と大麦が原料で、そのまま食べてもよし、料理の隠し味に使ってもよし、大根の薄切りの上に乗せてとけた汁を咳止めに使うなど用途はいろいろです。


さて、ここで「おこしあめの割り方」と書かれた説明書を読まねばなりません。必要な道具はタオルまたは新聞紙と金槌です。


最近は金槌などを使わなくなったので、在り処がわかりません。そこでプライヤ(大きなペンチ)を代用。


一発"すぱ~ん"振り下ろすと見事に割れました。割れ方は何とも幾何学的です。その美しさに見とれていると、大きさを測るのを忘れていたことに気づきました。ちなみに下にある箱の一辺が16cmです。
そして、割れた飴をさらに細かくするのはお好みです。夜店によくあった、飴をノミで割る光景を思い出します。


さて、この飴は常温で保存すると固まってしまうので冷凍室に保管です。「粘りが強い」とありますので、割れた飴が再びくっ付いてしまうのでしょうか。
俵屋 おこしあめ ¥1,575 金沢市

全国飴ちゃん探しの旅 越後高田 「越路の月」

2010-01-16 23:00:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。前回、前々回から米どころ新潟県は上越市に留まっていますが、今日その上越市から「越路の月」をご紹介します。


越路の月は琥珀色の円形をした寒天系の飴で、外側がゴムで包まれています。


大きさは直径35mm位でしょうか。500円玉より二まわり大きいサイズです。


付属のナイフでゴムを切って食べます。私はこういうものが下手なので、ゴムの収縮する勢いに負けて、一番上の写真のように形が崩れてしまいます。


3つ目にしてようやく"まるごと"取り出しに成功(ちょっと失敗の跡が見えますが…)。ほんとうにきれいな琥珀色です。寒天系の飴ですがどちらかといえば水羊羹のようなトロッとした食感です。


越後高田にはまだまだご紹介したい飴がありますが、それはまたの機会にして、来月は別の場所から「飴」をご紹介します。





全国飴ちゃん探しの旅 越後直江津「雪国っ子」

2009-12-16 23:30:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。今日は米どころ新潟県より上越市直江津の「越後名物 雪国っ子」をご紹介します。


こちらは直江津駅。今年は大河ドラマ「天地人」の関係でたいへん賑わったことでしょう。写真の撮影日もたくさんの幟旗が風に揺れていました。「雪国っ子」販売する「くさのや」さんは、この直江津駅から歩いてすぐのところにあります。


さて、今年8月のこのコーナーで「飴もなか」をご紹介いたしましたが、こちらの「雪国っ子」も同じ飴入り最中です。どちらかといえばこの「雪国っ子」は麦芽系なのでしょうか、飴は琥珀透明に見えました。
写真で見ると分かりますが、粘度があって最中の皮と一緒にゆっくり口の中でなめながら食べます。


有限会社くさのや 雪国っ子 10個入り ¥1,000

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<ただいま出張中のひとコマ>


普段と生活圏が違う場所に行くといろいろな発見があります。駅は全国どこにでもあるようなスタイルなのですが、何気なくエスカレーターに乗ったら、皆さんと逆でした。帰りに立ち寄ったデパ地下では、たくさんのお店できれいな正月菓子や干支菓子が売られていました。きっと恵方巻きのようにまた全国に拡がるのでは思いました。


さて、昨日掲載した写真のお答えはこちらです。いずれまたこちらのご紹介もいたしますね。

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全国飴ちゃん探しの旅 越後高田「翁飴」

2009-11-16 22:30:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。今日は米どころ越後高田、今の上越市高田の「翁飴」をご紹介します。

さて、前回信州上田の「みすヾ飴」をご紹介いたしましたが、こちらの「翁飴」も同じゼリー系の飴です。もち米でできた琥珀透明な水飴に寒天を加えて四角に固めたものです。適度にやわらかく、そしてプルンとした歯ごたえがあり、ほんのり飴の味がします。


2つのお店が同じ名前で売っています。右は高橋孫左衛門商店、左は大杉屋惣兵衛の「翁飴」です。


米どころとあって、400年以上前から飴が作られていた高田。近隣も含めこの地方にはいくつかの飴がありますのまたこのコーナーでご紹介していきましょう。

※明日は空の話題に戻ります。

全国飴ちゃん探しの旅 信州上田 「みすヾ飴」

2009-10-16 00:00:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。今日は再び信州に戻り上田市は飯島商店の「みすヾ飴」をご紹介します。

ご覧のとおりオブラートに包まれた「みすヾ飴」。「飴」というよりゼリー菓子です。


「みすヾ」とは長野県の旧国名「信濃」にかかる枕詞。やさしくそして豊かさを感じる響きです。


「みすヾ飴」は杏・桃・三宝柑・りんご・ぶどうの果汁と、寒天、水飴で作られています。もちろん添加物なし。信州の色とりどりの豊かな自然がこの箱に詰まっています。


信州上田といえば真田氏ゆかりの城下町。駅前にも家紋「六文(連)銭」の時計と馬にまたがる幸村公の銅像があります。「みすヾ飴」を製造販売している飯島商店はこの上田駅から程近い坂の途中にあります。お店は大正浪漫ただよう造りで、スタッフの方が商品を詳しく説明してくれます。



和紙包装の「みすヾ飴」40粒 ¥1,050  飯島商店>>>サイト

全国飴ちゃん探しの旅 石川加賀 「吸坂飴」

2009-09-16 23:30:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。今日は連載している小松便にちなんで石川県加賀南部の素朴な飴をご紹介します。

その飴の名前は「吸坂飴」。ちょっと変わった名前ですが、小松市のお隣の加賀市吸坂町で作られている飴です。


発祥が寛永8年といいますから江戸時代前期、今から380年近く前です。これだけ歴史のある飴は全国にそれほどはないでしょう。原料は加賀米と大麦、色でわかると思いますが麦芽糖の飴で添加物は一切加えられていません。


オブラートに包まれた吸坂飴。最近ではこんなオブラートに包まれた飴は少なくなりました。食感はキャラメル風ですが、キャラメルよりかなり柔らかく、口の中にすっと馴染みます。そしてゆっくりゆっくり溶かして食べます。


手でひねったように見えますが、みんな大きさが揃っているのが驚きです。
(▲ペットボトルのキャップとの大きさ比べ)


麦と米の絵柄のパッケージ。やさしい自然の飴でした。

¥350 谷口製飴所 

全国飴ちゃん探しの旅 越後長岡 「飴もなか」

2009-08-16 20:00:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。

さて、先月のこのコーナーで
>来月も飴の都「松本」から他の飴を紹介いたします。
とご案内いたしましたが、松本編はちょっとお休みして、今日はお隣の越後の飴をご紹介します。え!写真は最中ですって?・・・いえいえこれは飴を使った最中です。


今回の舞台は新潟県の中央にある長岡市。長岡といえばこの花火大会が有名ですね。越後平野を彩る夏の風物詩でもあります。その長岡に古くからある長命堂飴舗の人気商品です。


さっくりと最中を割ってみましょう。中には透明な水飴が入っています。夜店などにある飴せんべいと理屈は同じですが、お土産用として移動にも耐えられるように水飴を最中に入れたアイディアにはびっくりです。


しかしこの水飴は、一般的に売られている水飴とちょっと違います。とろとろ感がなく、逆にしっかりと粘りがあるというのか、「水」よりも「飴」に近く、餡と同じような食べごたえを感じます。


「銘菓」ならぬ「珍菓」と書かれています。


長命堂飴舗 「飴もなか10個入り」 ¥1,100 

全国飴ちゃん探しの旅 信州松本 「板あめ」

2009-07-16 23:30:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。今月からは「飴ちゃん」シリーズとして1年間連続で全国の「飴」をご紹介します。


さて、今日は信州松本市にある山屋御飴所の「板あめ」です。創業は江戸時代前期の1672年。「御あめ」とかかれた箱の中には3種類の飴が入っています。そのうちの1つがこの「板あめ」。


飴と落花生を混ぜて薄くのばしたこの「板あめ」。パリッと手で割ることができます。口の中では落花生の香ばしい味、意外と歯にはつかず、さらっとした食感でお店の人気商品です。


信州松本は毎年1月に「あめ市」が開かれ、市内にはたくさんの種類の飴があります。来月も飴の都「松本」から他の飴を紹介いたします。