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ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

第15回 うだつをいける 看板制作

2022年12月20日 | 日記
12月19日(月)、授業の終った放課後に、標記の作業に取り組みました。今回の揮毫に挑戦したのは、書道文化学科3年生の漢那遥花さんです。先週に幅61cm、長さ398cmの紙を切ってありました(周囲に4㎝ずつの余白込み)。これを置く長い机が書道文化館4階の学生研究室にありますので、その上に紙を長々と敷きました。既に先週に大きさを詳細に計って書いた下書きがあります。その上に新しい用紙を置いて目安をつけて書き始めました。最初に真ん中の大字「うだつをいける」を書いた後に、その左に「華道家 假屋崎省吾」を小字で書きます。


次に右端に、今年のテーマである「飛翔繚乱」、さらに「四国大学 漢那遥花」と落款を書いて本人の印を押しました。墨が完全に乾いたら、大学の地域連携課を通じて美馬市に納入いたします。美馬市でこれを板の枠に貼り付けて看板として展示します。


今年の美馬市の「うだつをいける」は15回目で、假屋崎省吾さんの華道家生活は40周年という記念すべきものです。2023年1月8日(日)~2月26日(日)の間に、美馬市脇町の吉田家住宅、オデオン座、あんみつ館の3か所で実施されます。9時~17時です。入場料がかかるところもあります。(吉田家800円、オデオン座300円)

漢那さんの書いた看板は、吉田家住宅とオデオン座の2か所に期間中ずっと飾られて、来場者の皆さんに見ていただきます。


1月8日(日)の朝には吉田家住宅の前でオープニングのテープカットの儀式があって、假屋崎省吾さんも来られ、サイン会も実施されます。漢那さんの地元は美馬市に隣接していますので、テープカットにも参加予定です。

假屋崎さんの指導によって地元の皆さんが協力して作り上げる、巨大な生け花群は毎年見に行っているのですが、建物の内部全体を芸術作品に変えてしまうすばらしい作品です。期間中にぜひ一度は訪問されることをお勧めします。

阿波銀行本店営業部 三周年記念 書道イベント

2022年12月18日 | 日記
12月18日(日)、標記が実施されました。東新町アーケード入口の阿波銀行本店営業部に行きました。
まず、9時~15時、3Fで「書の広場」が実施されました。担当は、書道文化学科3年生の笠井柚季・漢那遥花・近藤優菜・藤井愛の4名です。



通常のイベントよりもお客様は少なめでしたが、四国大学書道文化学科のファンの方々や、学生の家族や知人の方が結構見えて下さり、学生の色紙・ウチワやハガキ作品を喜んで持ち帰ってくださいました。






13時から1Fフロアではれるやが書道パフォーマンス。先般、はれるやの名前入りの衣装を作ったので、この日がお披露目でした。新年に向けた作品です。麻植柚花さんが紅梅の絵を描きます。大学の集中講義で黒木知之先生に学んだ水墨画の技術も活かされています。


「卯れしいことが」と「福」は児玉留実さんが、「沢山ありますように」と「寿」は芦和晴佳さんが書きました。


吉田初咲さんが2023を書き、印を貼って仕上げました。3は兎になっています。






4人の記念撮影です。


14時からはプロジェクションマッピングとのコラボ作品で、クリスマスを祝う内容です。会場の照明を消すと、プロジェクターからの色付きの動画がパネル上に輝き、それに合わせて学生が書を書き始めました。プロジェクションマッピングに関しては、今回が初挑戦です。生活科学部デザインコースの上野昇先生のご指導も受けました。ありがとうございました。


映像はどんどん変化して輝きます。学生たちは帽子や手袋でクリスマスに関係した紛争をしています。


色も変化しながら動きます。


印を貼って完成です。


照明をつけてマスクを取り、記念撮影です。プロジェクションマッピングの映像を映すために、余白が通常よりも大きめにとってあるので、明るい場面になると配置が寂しい感じもしてしまいますが、それは差し引いてご覧ください。


終了後に、銀行の皆様が、作品を2Fの手すりから新年作品を吊り下げました。上品で、配置も成功しています。



イベントはこの日で終了ですが、2・3階の書道展は25日(日)まで、あと1週間続き、26日(月)午後に搬出します。
新年の作品の方は、新年になってからしばらくは展示予定です。阿波銀行本店にお出かけの時はぜひご覧ください。

阿波銀プラザ 書道文化学科作品展2022

2022年12月14日 | 日記
12月14日(水)です。徳島市東新町アーケード入口にあある阿波銀行本店営業部の建物がリニューアルされて3周年を記念し、その建物2・3階の阿波銀プラザで、書道文化学科の作品展が実施されています。9時~17時です。
ポスターの題字「輪」の原稿は、3年生の中村華菜さんの作品。



内容は、11月末に交流プラザで展示された芳藍書道展から選抜された44点の軸作品と、美馬市立図書館で実施された「小星の書展」の額作品16点、そして授業内で制作された一字書7点です。1~3年生の平素の学習成果を市民の皆さんにも楽しんでいただきたいと思います。2階には、半切作品と、小星の書展作品、そして一字書。




3階は、2×8尺作品と、半切の軸作品です。








また、期間中の12月18日(日)には、9~15時、「書の広場」と名付けた、お好きな言葉を学生が書で提供するコーナー(先着100名)、13時から「はれるや」による書道パフォーマンス、14時から「はれるや」による、プロジェクションマッピングと書を融合した書道パフォーマンスが公開されます。どうそおでかけください。

徳島県議会ホール書道パフォーマンス2022 リハーサル

2022年12月14日 | 日記
12月13日(火) 標記のために夕方、学生と共に県議会に行きました。
明日14日(水)が本番です。学生たちは会場準備をしてから、リハーサルを2回しました。墨を使わないエアー書道のリハーサルです。参加メンバーは次の12名です。昨年の2倍の人数が参加します。

2年 新垣祐樹、伊賀上伸悟、大杉 愛
1年 秋山果菜、大上咲希、橘高彩名、篠原愛衣子、竹内友里、古川沙夜、前田芽祈、松本百夏、徳久さや





14日(水)の12:15~12:45、県議会ホールにて開催します。コロナ禍なので、会場で座って観覧する人数は制限されるようです。

またトクシマテレビが撮影して県庁内の各部屋に中継し、後日その映像はYouTubeでも配信予定だそうです。