去る9月7日(金)~9日(日)、徳島駅近くのあわぎんホール3Fで標記の展覧会があって搬入出をしましたので、ご紹介します。私は、今年の教員展で出品した甲骨文作品「恵風」のパネルを出品しました。
田ノ岡先生の仮名作品。
辻先生の扁額作品。
左は蓑毛先生の行書作品。真ん中は、春藤大耿先生の草書作品。春藤先生はこの春に亡くなられました。いろいろとお世話になったすばらしい先生でした。中心線のかすれが見事です。
徳島県立文学書道館にお勤めの隅田先生の草書作品に目が惹かれました。真ん中の作品です。「天に愧じず」と読むようです。空海の書の技法をうまくアレンジしているように思います。
今年は、展覧会に先立って藍染の作品の講習会をして、その制作作品を展示しているコーナーがありました。漂白剤入りの糊を使った抜染の方法で、富久和代先生の得意分野です。徳島県特産の藍は、いま全国的に注目されています。
今年は73点の作品が展示されたそうです。徳島県の書道の傾向がわかる楽しい展覧会でした。